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団塊オトコの介護術なるトークショーに行ってきました。



ペコロスさんでおなじみの岡野雄一さんと、文筆家の平川克己さんがホンネで介護について語りました。



分けて感想書いてゆこうと思いますラブラブ



最初に胸をつかまれた言葉は、人は思うほど、自分のためだけに生きてゆけないということ。



個人主義、自己実現っていうけれど、必要としてくれる他者無しでは、やる気は起こらない。



介護されたお二人は、いずれも対象者である親を亡くされた後、ひどくそう感じたそうです。



例えばごはんの支度。



自分のために時間かけてごはんを作る気力って、わかないですよね。



私も相方がいる時は凝った料理作りますが、一人だと材料ぶち込んだ鍋ばかりですもん(笑)



自分を必要としてくれる人がいる。



介護はもちろんですが、生きてゆく中でこれほど糧になることってないのかもしれません。



人は生まれてくる時も、死ぬ時も一人。



だけど一人では生きてゆけない。



陳腐になりがちな言葉も介護されたお二人から聞くと、ものすごく素直に入ってきました。



自分の人生はあくまで自分が主役だけど、周りにはたくさんのキャストがいるんですよね。



一人芝居には限界がある。



キャストがいてこその豊かな人生。



キャストは良い人ばかりでなく、悪役だっている。



イヤな悪役も、人生においては何らかの意味がある。



そんな風に思えるようになったら、すごく生きやすいでしょうね。



自分と同じくらい、自分を必要としてくれる人を大事にしていきたい。



ワインをいただきつつ、そんなことを思いました音譜