2024/01/15 みんなの優しさ | 野の草

野の草

日々、楽しいことや悲しいこともあるけれど、

自然は変わらず、その季節になると同じように花が咲く

季節を感じながら

その時の自分のきもちも感じたいと思う

少し後になってやってくる寂しさ

考えてみると、りゅうがいつも一緒で

一番長い時間側にいてたからな…


母が旅立った時、それから父

いつも何故かその瞬間は一人で見送ってきた

その都度、毎回思ってきたこと

自分の出来る事を精一杯出来たかな…


それからМさん

その都度、亡くなったらもう会えないのだと当たり前のことを思った

会える時、今出来る事をしよう

自分の大切な人を大切にしよう

いつも思う


気分を変えないと〜と

昨日はやっと、髪を切りに行った

ずっと行けてなかったから

バサバサに伸びて、髪が多いから乾かすのも大変だった

スッキリしたその帰りに動物病院へ挨拶に行った


先生も出てきて挨拶をして下さった

春先にロロの避妊手術をお願いして

ずっと先延ばしになっていたのだ


今年、年賀状を貰った人に寒中見舞いも出して

しなければならない事を終えた


りゅうが亡くなった日、連れ合いが休みだった

猫砂がないからホームセンターに買いにいかなあかんけどどうする?

一緒に行くわ…


いつもホームセンターに行けば、ペットショップのコーナーを覗いていたから

見に行く?

気分を変える為に言ってくれたのだろう


それまではまだりゅうが死んだ事がピンと来ていなかったし、無意識にじっとしてたらあかんという気持ち


やっぱり元々は猫より犬の方が好きだったから、いつも行けば犬ばかり見ていた


その時も犬を見ていたら、ロングコートチワワの赤ちゃん

りゅうに似ていた

自分の頭と心がバラバラで勝手に涙が流れてきた

頼むからここで泣かんといて…と言われた


その帰り、欲しかったらまた飼ったらいいねんで…と言った


りゅうがウチにやってきたのは三歳になる前だったから

赤ちゃんの頃はこんなんやったんやろうなぁ

動いている

生きている

そんな事を思うと何故か涙が溢れてきたのだ


りゅうは病気になる少し前から、何故か連れ合いにもとても懐き

帰ってきたら膝の上

眠る時は寝室に付いて一緒に入っていっていた

以前からも可愛がっていたけれど、そんな事をされたら余計に可愛いかったようだ

病気の間もずっと一緒に面倒を見てくれた

連れ合いと20年以上一緒にいるけれど、泣いているのを初めて見た

りゅうの病気から、りゅうを中心に絆が深まった気がしていた


連れ合いとはずっと一緒にいるけれど、ずっと正直分からない部分もあった

けれど、言葉でなく行動で感じるものをこの一年で見てきた


りゅうが亡くなって、連れ合いや息子達、夢やかりんとおとか

皆の温かさもしみじみ感じた


夢はこれから私達が出掛ける時に誘いますから〜とLINEをくれて

最近も家族で映画を観に行く時に、ママも誘おうと言ってくれたらしい

息子がりゅうの世話でムリと違うか〜と言ったとの事


早速、来月おとかの参観のお誘いがあった

ずっと家にいてたら…と思ってくれたのだろう

そんな気持ちが嬉しい


息子二人は、おかんずっとどこも行ってなかったから、二人で旅行に行ったら?と同じ事を言って

長男は暫くゆっくりして、また犬が飼いたくなったら飼ったらええやん…


夕べ、かりんからビデオ電話がかかってきた。
おでん美味しいよ〜最高!〜と
一日経って、やっとパパが持って帰ってくれたらしい

また作っていくよ〜
今度は何がいい?
かりんはハンバーグ
おとかはカレー

りゅうがいないのは寂しいけれど、
この一年近く出来なかった事をまた出来るのだと思うようにしよう

16年前の今日
逝きかけていたのを救ってもらったのだから、丁寧に生きていこうと毎年この日に思い直す



福ちゃんはロロのベッドを奪って〜
ロロがふかふかで眠っている