2015/10/8

待ちに待ったS先生の診察日。

この頃になると、症状も段々と進んできてる感がありました。

ちょっと症状の解説を。。。。。

・耳の奥の圧迫感
 圧迫感の強さは変わらないのですが、頻度は多くなってきていました。
 ぐ~とじわじわ圧迫されて、耳も徐々に遠くなる感じになり。
 1時間くらいすると、良くなる感じです。
 ただ、こめかみの下、ネットで見ると「耳門」と書かれている部分を
 指でグッと抑えるとなぜか1分くらい圧迫感が無くなり耳の聞こえも復活します。
 想像ですが、そこを押すと腫瘍を押しやっているのではないかと思います。

・舌の味覚障害
 右の横の部分が味が全く解らなくなって、何を食べても苦く感じてました。
 前半分は、味覚のマヒが出てきていましたが、この時点では、
 まだ少し判断がついてました。
 奥は大丈夫でした。

・ふらつき
 ふらつきは、一日に数回ありました。
 同じ姿勢を続けていて、立ち上がった時とかに、顕著にあらわれる感じでした。

耳ですが、耳の奥の圧迫感が無い時は、普通に聞こえていました。


S先生の診察は10:00からでした。

僕的には、まるで芸能人に合うかのごとくドキドキしていました。

第一印象は、やはり怖いです。

打ち解ける感が全くありません。

診察は、2時間に及びました。

MRIをみながら、状況を確認し、治療方針を煮詰めるみたいな感じでした。

確かに第一人者です。経験が豊富で説得力が全然違います。

こういった場合は、この方法みたいな。

放射線治療のガンマナイフに関しても、造詣が深く、

詳しく解説をいただきました。

ただ、性格が。。。。。

今から思うと、この時S先生に何かがあって、機嫌が悪かったのかもしれませが、

僕と先生の間で、軽く言い合いになってしまい、

うちの奥さんが間に入って。。。。。みたいな状況になり。

しまいには、S先生が「あなたの手術はしたくない!!」まで言われました。。。。。

「あなたみたいな人は、100%を求めている」

「手術後にいろいろ文句をいうタイプだ!!」

ん~。。。。。100%を求めているっていうのは、そうかもしれない。

でも僕的には、手術後に文句を言わない為に、しっかりリサーチしている

感覚なんですけど。。。。。

でも少し反省。ネットで調べて詳しくなったつもりだったけど、

やはり全然解ってないんだと思う。

特に治療する側の事とか。。。。。

鼻をへし折られた感じはありました。。。。。

ほとんどしゃべってはなかったのですが、態度に出てたかな?!。。。。。

結局、間に奥さんが取り持つ感じで、落ち着きを取り戻し

診察が続く感じでした。。。。。

結論は、ガンマナイフで腫瘍を攻撃したとしても、膿疱の部分には放射線があてられない。

腫瘍も膿疱も小脳に接しているので、中心部にしかあてられない。

そうすると、腫瘍は小さくなるだろうが、膿疱は大きくなる可能性が高い。

今、50歳でまだ若い(まだ?)

手術で一旦全部腫瘍と膿疱を取り、再発した場合、その時ガンマナイフで治療する。

これまで細かに解説もしていただいてますので、

反論の余地など全くありません。

もちろん、耳の失聴の可能性も説明されています。

言い合いにもなりましたが、逆にS先生の裏表のない情熱は感じました。

来年2016年の1月中旬に手術する事にしました。

2時間もかかりましたが、一瞬で過ぎてしまった感じです。

この後、会計をすまし、駐車場に歩いていく途中外に出た時、

S先生が携帯で話していたのですが、僕らに気づき気恥ずかしそうに、

ニコッと挨拶をしてくれました。

意外に爽やかな面もあるんだ。。。。。