2013年5月中旬を目標に 東京・代々木に、hair salon『 Loufreasy ( ラフリジー ) 』新規オープンを目指して開業準備をしながら、渋谷でフリーランスの美容師としてサロンワークをしている 戸澤陸太郎(トザワリクタロウ)が美容室を出店できるようになるまでの道のりと
その中で学んだこと、考えたこと、思ったこと、感じたことなどを綴っている『美容室・Loufreasy(ラフリジー)新規OPENまでの道のり』
さてさて、前回は、美容室新規オープンのための『内見』についてと思いきや…
内見の前に『自分一人で行ってみる』ということについてのお話でしたので(笑)
今回こそは(笑)いざ希望の物件が見つかったときに行う『物件の内見』
そのときのポイントなどについてお話したいと思います
前回の記事でもお話した通り、不動産屋さんやインターネット、自分の足などで物件を探して、目ぼしい物件に巡り会えたら
不動産屋さんに仲介して頂いて、その物件の『内見』に行くことになります
『内見』とは、文字通り、その物件の外観、中の作りや間取り
電気・ガス・水道など、その物件の設備の状態などを、実際に自分の目で見ながら確認することです
自分一人での下見も終わり
『ここならいける!!!!!!』
そう思ったぼくは、不動産屋さんにご連絡して、内見の申し込みをしました
そして、いよいよ当日
不動産屋さんの案内のもと、いざ物件の中へ…
下見の時はビルの外観までで、さすがに中に入ることはできないので
実際に中を見るのは、もとろんこれが初めて
高まる期待に、胸と鼻の穴をパンパンに膨らませながらドアを開けると…
ひっっっ、広っっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!
それもそのハズ
写真だと、ちょっと分かりづらいのですが
もともとぼくが探していたのは、広さが15坪くらいの物件
ちなみに、1坪だと約3.3㎡なので、畳でいうと約2畳
今回のこの物件は、ちょっと大きめの18坪
たかが3坪!!!!!!!!!!
…と、あなどるなかれ!!!!!!!!!!
3坪広いということは
自分がイメージしていた広さの空間に、6畳のワンルームがもう一つついてきちゃったようなもんなのです!!!!!!!!!!
白状します!!!!!!!
認めます!!!!!!!!!!
正直ぼく…ビビってしまいました(笑)
物件を探し続けること半年以上
やっと巡り会えたステキな物件に胸を踊らせてきましたが
いざ実際に目の当たりにしてみると
自分のイメージをはるかに超えるこの広さ
『これ… 大丈夫かな… 』
そんな気持ちが頭をかすめたのは間違いありません
とはいっても、まずは確認すべきことは確認しなければならないので
気を取り直して確認作業に入ります
ここでポイント
美容室の場合、内見に行った時、必ず確認しておかなければならないことが3つあります
まず1つ目は、『ガスが通っているか、もし通っていなければ、近くから引き込むことは可能か』
みなさんもご存知の通り
美容室では、お客様をシャンプさせて頂く際に、必ず『お湯』を使います
ですので、容室を始める上で、その物件にガスが通っているというのは必須条件なのですが
特に事務所物件などの場合、ガスが通っていない物件などもよくあるので、しっかり確認が必要です
確認の仕方なのですが
例えば、元々物件自体にミニコンロなどがついている場合は、そのコンロがガスなのかIHなのか
キッチンがない場合などでも、簡易シャワールームがついていたりすれば、水回りなどを確認すれば、ガスがきているどうか分かります
ちなみに、水回りなどを確認する場合は
こんな感じのガス栓などがあれば、ほぼ間違いないと思います
ちなみに、もし内見に行った時点ではガスがきていなかった場合でも、例えば同じビルに飲食店などが入っていたりすれば、ほぼ確実にガスを使っていると思いますので、自分の物件まで引き込めるかどうかを確認してみるとよいでしょう
次に、『電気の容量を増やすことは可能か』
美容室の場合、ドライヤーなどを使う関係で、かなり大きな容量の電気を使うので、こちらも必ず確認しておく必要があります
美容室の場合、大まかにいうと
セット面の数 × 10A
で計算すると、ほぼ間違いないらしく
今回のこの物件の場合、セット面は7面くらいはとれそうなので
7面 × 10A = 70A
くらいあれば大丈夫、という計算になります
ちなみに、電気の配電盤は
こんな感じのものです
この物件の場合、元々の容量が50Aしかなかったので、あと20Aの増設が可能か、大家さんに確認して頂くことにしました
そして、3つ目は『給排水設備の確認』
美容室の営業をする上で、『水』というのは必要不可欠なもの
一般的に、水回りとは給水と排水のことをいい、給水・排水のための管の直径で測るらしいのですが
美容室の場合、一般的に
給水 20mm以上
排水 40mm以上
が望ましいそう
ちなみに、特に排水管については、長年使われていて清掃がゆき届いてない物件などの場合
排水管に油脂などがこびりついていると、美容室の営業で髪の毛などが排水と一緒に流れたときに詰まってしまうことも多いので
こちらも必ず大家さんに確認しておくと安心です
また、排水箇所が一ヶ所しかない物件の場合、シャンプー台の配置などのレイアウトに影響してくるので、排水箇所の場所と数も確認しておくとよいでしょう
以上の3つは、必ず確認しておくべき項目になりますが
それ以外にも
床面や壁・天井などの材質や、張り替えたり塗り替えたりするのは可能かどうか
中のスペースがいくつかに仕切られている場合は、どこまでが壊せて、どれが壊せない部分なのか
そのビル自体に共用の看板スペースなどはあるのか
ビルの入り口の外のスペースや、その物件の通りに面した壁面などに、看板などを設置してもいいのか
などは、このときに確認しておくとあいと思います
…ということで
今回は、『内見』についてのお話をさせて頂きましたので
次回は、『物件の申込み』についてお話したいと思います
本日もお付き合い頂きまして、本当にありがとうございましたm(__)m
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