こんにちは、コロリエ表参道店の津田です。

先日、オンラインでニュージーランド産のグラスフェットバターを購入したのですが、スーパーなどで売られているバターは一箱が大体150gとかが多いと思うのですが、私の購入したバターは一箱450gと結構な量です。

そこで、今日はインドでは古くから作られている

GHEE ギー

を自宅で作ってみることにしました。

ギーとは??

インドを中心とした南アジアで古くから作られ、食用に用いるバターオイルの一種。乳脂肪製品。ギーは牛乳や水牛の乳や無塩バターなどを煮詰め、水分やタンパク質を取り除き、純粋な乳脂肪となっているもの。

ギーには抗酸化作用の高いビタミンEやビタミンAが豊富に含まれています。

また、ギーには中鎖脂肪酸が多く含まれており、コレステロールがつきにくくなったり、中性脂肪がつきにくくなったり、エネルギー代謝を活発にしたりなど、ダイエット効果が期待されているそうです。
またオレイン酸も豊富で、腸を刺激して排便を促す効果、HDL善玉コレステロールを上げ、LDL悪玉コレステロールを下げる効果、炎症を軽減したり、心臓病の予防、免疫力アップに良い、また食事でしか摂れないオメガ3もバターの6倍ほど含まれるのだとか。
目にもよく、不眠などにも効果があり、アーユルヴェーダのトリートメントでよく見かける目の周囲にオイルを注ぐネトラバスティもギーのオイルを使用しています。
ギーはインドでは1000の使い道と効果があると言われているそうです。


まさに奇跡のオイル!
ですね。

では、さっそく作ります。
時間が少しかかるだけで作り方はとっても簡単です。




本当はバター450g丸々使おうかと思いましたが、空いてる煮沸消毒した保存瓶が小さめだったので、今回は300gで作ります。
直火だと焦げてしまうので、湯煎にします。
中火で3〜5分くらいでバターが溶けます。

ここから火を弱火にして、時々焦げないように混ぜたりしながら30分くらい火にかけます。

ポイントは、
絶対に焦がさないこと!

これだけだと思います。

15分くらいでこんな感じに白いのが浮いてきました。
これは、タンパク質など不純物らしいです。
30分少しして、目安は鍋が透き通ってみえるまで。




この時、ちょっと失敗したと思ったのは、白い琺瑯鍋を使ったので、なかなか透明になったかの判断がしづらかったことですあせる
写真だと益々わかりづらくてすみません。

次は違うお鍋でやってみようかと思います。 



そして、キッチンペーパーと、ザルで濾していきます。



出来上がったのがこちら!!
黄金色でキレイキラキラ
焦がすことなく、きちんとできたかな、と満足です。

水分とタンパク質が取れた純脂肪分のギーは、常温で1年と長い保存が可能だそうです。
味も、さっぱり。

今まで、購入したギーしか使用してこなかったですが、手作りのギーも、やっぱり少し手間がかかる分愛着を持って使えそうですニコニコ


最近、スーパーでは、お菓子作りブームでバターも買いづらいですが、発酵バターやグラスフェットバターなど、多めポーションでなら、オンラインで購入できるかと思いますので、沢山買ったバターを保存のきくギーにするのも、一つの手かなと思います。

良かったら、みなさんも作ってみてくださいね。