「お久しぶりです」という言葉 | イゴラギ日記 -髪を傷めないと評判の世田谷区尾山台の『貸し切り』美容室-

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世田谷区尾山台の美容室「イゴラギ」です。
手入れのしやすいカット、ツヤのあるヘアカラー、酸性縮毛矯正が評判です。貸し切りの店内でマンツーマンで施術ですので他のお客様を気にすることなく過ごせます。

 

何年もお会いしていなかったお客様というのはいらっしゃるもので

どなたもいろんな理由があっての久しぶりの再会となるのですが、極力この「お久しぶりです」を使わないようにしています。

人によっては嫌味と受け取る方もいる、というのを聞いたことがあって「なるほど言われてみればそうだな」と私もそう思うからです。

それでも気心の知れた方には「お久しぶりです」と言ってしまいますが

 

オープン当初から1年ほど、回数にして68回ほど通ってくれていた男性がパタッとご来店されなくなり4年経ったある日突然ご予約いただいた時は驚きましたね、電話の声と喋り方で「あの人だ!」とわかってしまう自分にも驚いたのですが。

だからといって髪を切っている時に「どうされてたんですか?」と聞くわけでもなく普通に接し続けそれから10年経った今でも通い続けていただいています。その理由も再来店から8年ほど経って知らされるわけですが『お付き合い』という割とよくある理由でした。

 

先日、数年ぶりのお客様からご予約のお電話をいただきました。嬉しかったですね。このお客様もオープン当初からのお客さまで、またご来店いただけるということはもちろんですが、元気な声を聞けたことが一番嬉しかったです。

「あの、お久しぶりです。Iですがわかりますか?」の問いに

「もちろんです」と即答したのですが

下の名前まですぐに頭に浮かんだ自分スゲェと思ってしまいました。

けれどIさんはその上をいくほど凄かった。コロナ禍で壁紙を張り替えたんですがソレに気づいてくれたんです。

ほとんどの人が気づいていないほどのマイナーチェンジを!

 

お客様は有難いですね。