福祉理美容とは、ヘアサロンに来ることができない高齢化者の方や、障がい者の方に対して、お家や病院、施設に訪問して施術を行うものです。
ボランティアで行う場合もありますが、最近では、しっかりとした知識と経験を積んだ方がお仕事として行うようになってきています。
まだまだ一般には知られていない資格かもしれませんね。美容師の私自身も話には聞いたことがありましたが詳しい内容はわからなかったので、勉強して知識を増やしたいと思い受講してきました。
視界を狭くして歩いたり、車椅子を押したり乗ってみたり、その他にもいろいろなワークをして、実際体感することで今までとは違った視点で見ることができました。
体が不自由方への施術のやり方だけでなく、これからの高齢化社会に自分がどう関わっていくかなど、いろいろ考えることができ沢山のことが学べて充実した二日間になりました。
知識を学ぶだけでなく、一緒に受講していた理美容師の方々の現在の働き方や、将来の目標などが聞けてとても刺激になりました。
グループディスカッションなどでは、それぞれの意見を交わし合ったりして自分以外の考えを知れて自分の枠を広げることができた気がします。
毎日のサロンワークだけでは知れなかったことを体感できて、とても良かったです。
福祉理美容師としてお仕事をすぐにするわけではないと思いますが、学んだことをサロンワークなどにも活かしていけたら、と思ってます。