横浜で美容師をしている平塚です。



今回のお客様は2022年に初めてご来店されました。いらした際はこんな失敗カットでした。


"ビフォー"


まだカットしてから数ヶ月も経っていませんがガタガタのウルフカットでした。


"アフター"




この様な感じに直しました。あれから綺麗に伸ばす為に数ヶ月おきに切りながら伸ばされていて今ではこの様な感じになりました。














ある程度アウトラインも長くなりましたがもう少し伸ばされるみたいです。レイヤーカットでも部分的に切り方を変えたので指で流し方を変えるだけでシルエットは変わります。ちなみに梳きバサミやアイロンは使っていません。軽く内巻きブローをしたら毛先に少しだけ(大豆一粒ぐらい)ワックスをつけました。




*お客様からのメッセージです。


先日は、ありがとうございます。ブログみました。お陰さまで 5分くらいで、ドライヤーのみでも 髪型は、完璧です。本当にいつもありがとうございます。






*この髪型のカットラインは




ゴールデンポイントのパネルの引き方は頭に平行に引き切り口はハイレイヤー。トップとミドルの繋がりは引き方はレイヤーで切り口はグラになります。そうする事でバックは流し方次第でウルフにも見えたりします。




よく失敗カットでは分け目の反対側を梳いてバランス調整しますから髪が多く落ちる側はかなり梳かれてしまいます。このお客様もいらした際は



分け目が右側ですから反対側が梳かれ過ぎて短くなっていました。通常分け目のバランス調整はレイヤーのカットラインを微妙に変えて作ります。




*イメージ


"汚くてすみません"😣


このようにあご上2センチでレイヤーが始まる時。

(前髪は、このお客様のカットラインとは違います)



切り口を左側を少しだけ長めにすると通常にとかした位置では同じになります。



トップに引き出すとこの様に微妙に斜めになります。




このように通常カットラインを微妙に変えたり切り口や引き出し方を変えたりして髪型は作ります。これはベーシックなので骨格や髪質など皆さん違いますからお客様に合わした最適なカットラインに微調整します。





*アウトラインは







この髪型はこのように取りました。ただ少しラインを変える場合もあります。




VぎみのU字にカットします。ただ、襟足の幅で切り方は変わります。こちらは通常の幅の方。



こちらは通常より少し幅が狭い方は🅰️の位置に落ちるラインを想定してカットラインを作る事で幅が狭い方でもアウトラインは安定します。

髪型は、この様に切り方の積み重ねで作ります。カットラインや引き出し方や切り口を変えて作ります。後は、骨格・髪質・肩幅・首の長さなど色々擦り合わしながら作っていきます。