横浜で美容師をしている平塚です。



今回のお客様はいつもいらして下さっているお客様です。いつもロングのレイヤーカットを注文される方ですが、この方は緩い癖がありますが乾かすと伸びる程度の癖ですから簡単なブローで髪型は決まります。



これはカットして軽くブローしました。



ただ今回のお客様はこのような髪型が希望でした。



この髪型のセット前とセット後




髪型はレイヤーはかなり低めに入って後は、かなり梳いてアイロンか縮毛矯正をしないとできない髪型です。このストレート感は流石にアイロンをしないとなりません。そんな事から今日は最後にアイロンでストレートにしました。







仕上がりは希望の髪型に近くなりましたがこれは通常仕上げ様にカットしましたから毛束感が少ないです。アイロンで仕上げるからもっと毛先を無造作感がでるぐらい切らないといけません。ただ、普段はたまにしかアイロンはしないとおっしゃっていたのでブローで仕上げる切り方にしました。カットが同じでも仕上げがアイロンかブローかで雰囲気は変わります。今の時期の様に暑くて湿度が高い時期はブローでは癖が戻りやすいですからたまにはアイロン仕上げも良いかも知れません。


※失敗カットとは違います。アイロンをしないと髪型にもならないのが失敗カットですから。アイロンもたまに雰囲気を変える際に使うには良い道具ですから。



*お客様からのメッセージです。


「今日も、髪の毛を素敵に仕上げてくださりありがとうございました。


今までで一番、綺麗でサラサラと流れる、大好きな髪型になりました。


とても嬉しい気持ちです!


自宅でのホームケア(ブロー・スタイリング)今まで以上に頑張っていきたい気持ちになっています。


私ごとですが、最近前よりも仕事に充実感、やりがいを感じることが多く、よしやるぞ!と前向きな気持ちになっていました。


そんな気持ちをさらに、パワーアップさせてもらえた日でした。


まだまだ暑い日が続きます。お体ご自愛ください。


次回も、よろしくお願いいたします。」




こんなコメントを美容師さんから頂きました。


"カットの本質ってそこにないと思うんですけどね

もちろん質感の違いはでますが
レングス設定は多少変えてもこれくらいの髪質なら構成に関してはブローだろうがアイロンだろうがサスーンカットでは変えないですよ🤭
サスーンカットはご存知ですか?
もし知らないのでしたら申し訳ないです!
無知の知
まずは自分のレベルを知ることも成長に繋がると思います!
まだまだカット習いたてなのかなって感じなので今後とも頑張ってくださいね!"



*僕からの回答
?分かっていないので説明します。
画像の髪型はアウトラインをカットしたらフェイスラインとトップに少しだけレイヤーを入れて後はかなり中間から梳いた髪型です。ベースに縮毛矯正か仕上げにアイロンが必要になります。僕のお客様は毛先に少し癖がありますからここまで梳いたらブローで仕上げた際に纏まりが悪くなります。後、この見本の画像の方の様に縮毛かアイロンで作る髪型は毛先をかなり無造作にカットしないと毛束感が出ません。アイロンで仕上げたらブラントカットだと毛先が揃い過ぎてこの様にはなりませんからだから切り方を変えていると言いました。髪型を作る上で毛先の処理の仕方が違います。記事やカットされた髪型を見れば切り方の分かる美容師さんなら理解できるのにただコメントを下さった美容師さんはそれすら分からない失敗カット美容師さんだったと言う事ですね。

ちなみに僕らの時代の美容師はサスーンカットの基礎カットを教わって皆さん美容師になりました。今の美容師さんは習うのは国家試験のレイヤーカットだけだと思いますが。カットは世界共通のベースカットの切り方です。僕は基礎カットをベースに何年もかけてより良くなるようにアレンジしています。そんな僕は、美容師歴37年、サスーンカット歴34年になりました。



僕はサスーンカットがカットの基礎だと教わり理解して美容師になりました。

今の美容師さんは梳いて髪型を作る失敗カットの基礎を習って理解して美容師になりました。


ただ、それだけの違いです。




ちなみにこれは失敗カットの基礎とサスーンカットの基礎でカットした違いです。似た様なロングヘアーで比べて見て下さい。





これを見たお客様がどちらの髪型になりたいかと言うだけです。失敗カットが好きな方もいらっしゃるかも知れません。失敗カット美容師さんもご自身のカットの方がいいと思っていると思うので。最終的にジャッチするのはお客様ですから。😊






こちらは、正しい切り方で作った髪型。





















サスーンカットの基礎を習っていればこんな髪型が作れます。全てアイロンや梳きバサミはなしです。





切り方の知らない美容師さんに言われる筋合いはないので書かせて頂きました。もし、物申したい美容師さんはちゃんとサロン名と実名で反論しない限りそく削除します。