横浜で美容師として働いている平塚です。





今の美容師さんの98%が失敗カットをする美容師さんです。そんな失敗カット美容師さんが作った髪型です。



⭐️失敗カットとは切り方を知らない美容師さんが作った髪型の事を言います。




*こちらは以前出した記事です




今回のお客様は3回目のご来店です。今日は長めのボブでひし形でレイヤーの入った髪型です。前回まではまだ失敗カットの箇所が残っていましたが今回のカットでほとんどなくなりました。




【カット後】












失敗カットの残存は耳後ろの髪だけなのでぱっと見はほとんど分かりません。失敗カットの箇所がなくなった事で毛先まで艶もでて良かったです。お客様も"このツルツル〜♪"と喜んで頂きました。😃


お客様の中には耳後ろの髪を梳かれている方が長さに関係なく多いです。それは、サイドの髪を耳にかけた際にサイドの髪の量を減らして耳にかけやすくしたりする為に失敗カット美容師さんはよく耳後ろの髪を梳きます。切り方を知らないって本当に怖いです。

後、たまにスリット入りのハサミを使っている美容師さんがいるみたいですが…


*スリットとは


このように刃先にギザギザが入っています。こうする事でカット中に逃げる髪を確実に切る事ができます。しかしこれはメンズのショートヘアーとか指通りや艶を求めない髪型にはいいですがスリットを入れると切り口がノコギリでカットしたみたいな断面になります。なので女性の髪型には向いていないシザーです。ハサミ屋さんに"スリットを入れたいのですが"と言うと大概


"毛先の断面が汚くなるので髪が伸びると毛先が暴れますよ!"




と言われます。




なので通常美容師さんは女性のお客様が多いと思いますからスリット入りのシザーは使わないのが当たり前です。失敗カット美容師さんはもともとガタガタな髪型しか作れないのでスリット入りでも変わらないかも知れません。






いつもいらして下さり本当にありがとうございます。😊