ベースいじくり日記「引き籠もり」 -3ページ目

ベースいじくり日記「引き籠もり」

素人がベースを眺めたり改造したり…を綴った痛々しいブログ

前回の話の続き。

 

休日。そして女房子供はおでかけで暇な一日。

こんなときは何をするか。

 

ベースの改造に決まっています。

 

男なら当たり前田のニールキックですよね。

というわけでラメ粉作業続き。ようやく満遍なく散らすコツがわかりました。金ラメ90%・レインボーラメ10%を重くふるパターンでいきます。

 

☆スプレーガンを使わずに均一にラメを散らす方法

①コショー缶などにラメ粉を入れ、すき間がないようにてんこ盛りに散らす。

 

②ボディを垂直やを逆さにする。

※振ったり叩いたりしない。ゆっくりと。

 

③そうすると余分なラメは全て落ちるものの、静電気のおかげで均一にラメが残る。

 

④クリヤーラッカーを軽く吹いてラメを固定する。→これが下地になる。

 

⑤乾いたら、再びクリヤーラッカーを吹いて、湿っている間に贅沢にラメを振る(素早く)。ちょっと不揃いでも、④の下地のおかげで均一に見える。その後さらにラッカーを吹いてラメをボディに固定させる。

 

ここまで長かった。あとは難しい作業はありません。ある程度厚くなるまでラッカーを吹き、乾燥したらサンドペーパーででこぼこをならしましょう。

(まだまだ続く)

前回の話の続き。

 

金メッキ風ラッカー塗装を施した上にクリヤラッカー(艶あり)を吹きました。

「ラッカーの上にポリはのらないので、ラッカーを使用したらあとは全部ラッカーでいくしかないよ」と、様々な方面からアドバイスをいただきましたのでその通りにやってみます。

 

青ラメベースの時に学習しましたが、クリヤを吹くとやっぱり光沢は減退し、ぼけた金に変色します。

 

市場でもキラキラ金色ギターは見当たりませんので、難しいのかもしれませんね。

(※金メッキをそのままにしとけばいいんじゃないのか?という疑問をお持ちの方もいるかもしれませんが、クリヤーを吹いて防護しないとすぐに剥げて、汚いまだら模様になります)

 

まあいいです。どうせこの上からラメ粉を散らすので、現在の色は下地くらいの感覚と捉えておきます。

というわけで今日はヘッドに様々なラメ粉をふって、外見を検証しました。

 

候補は

①金ラメ100%をたっぷり重く

 

②金ラメ100%をごく軽く

 

③金ラメ50%・レインボーラメ50%をたっぷり重く

 

④金ラメ50%・レインボーラメ50%をごく軽く

です。画像に番号をつけてみました。

写真だとラメのテカリ具合が伝わりづらいのが残念。どれも実物はもっとラメラメテカテカしています。ピンボケ画像の方が伝わりやすいかもしれませんので、参考に載せます。

 

①のピンボケ

 

③のピンボケ

 

さて、①~④のどれでいこうかな。

晴れた日に結論を出して練りこみます。

 

前回の話の続き。

 

朝目覚めたら、湿度計は55%を差す。

来ましたね。塗装日和です。

庭にボディを出しましょう。自家製塗装ブースのおでましだ。

 

ホームセンターに売っていたアサヒペンの金メッキ調スプレーを吹き付けてみます。

 

スプレーを均一に塗布。「塗装は下地が全て」と様々な方面からアドバイスを頂きましたが、つくづく実感。鏡面近くまでならしてよかった。

 

数か所ざらついた面もありましたが、それは反省と同時に思い出として残しておきます。さて、ちょっと躊躇しましたが、マッチングヘッドにすることにしたので、G&Lネックのロゴも消えました。(念のためシーラー吹いて上塗りしたので、やろうと思えば塗装剥がしての復活は可能です)。あとでオリジナルデカールでも作成して貼ります。

アサヒペンの金メッキ調スプレーが予想以上にメッキ風ですね。これで終わりではなく、この後金ラメ粉をふります。まだ下地みたいなものですね。では一週間乾燥させましょう。

 

最終的には、「キャンディアップルレッド」以上に人口に膾炙したカラーである、「スケベイスラメゴールド」を目指します。

さて、製作中のジャズべボディ話の続きです。

 

だいたい形はできたので、細部を削り(相当細かい作業をしたのだけど地味なのでカットします)ウッドシーラーを数度塗り、乾燥させてサーっとサンディングシーラーを塗って干しました。

 

約2週間後、ざっと研磨したあと、

①1000番のサンドペーパーで水とぎ。白い粉(シーラーの削りかす)が出てくるので随時ふき取りながらざらついた面をなくす。

②一日おいて、車用の極細コンパウンドで鏡面手前まで磨く。

③乾燥させてウェスでふく。

という作業を施しました。

ここら辺、地味で労力がかかるわりに見た目の変化はあまりないのですが、強い光の下で照らすとツルツルしているのが確認できます。

 

あっ!大事な作業を忘れていました!

 

ネックとボディを接合するための、ねじ穴を掘る作業を行っていないではありませんか!

 

これはひどい。素人丸出しですいません。

 

さて

 

気を取り直して最重要過程に入りましょう。

 

正確さが要求される上に失敗は許されません。

ネックとボディをはめ込んでクランプで固定。その上からルーターで一気に貫通します。写真じゃ伝わりませんが、クランプがじゃまになってなかなかルーターの位置が固定できない。

 

この作業でやはりシーラーに少し傷をつけました。塗装に影響するのでならしたものの、穴あけ作業は成型段階でやらないといけませんね。今更ながら。

 

その後、ブリッジの位置決め。これも音程に影響する重要作業です。フレットの先から垂直約90cmの場所にネジ穴を掘ります。

 

この作業をするにあたって

「ブリッジをうまくセンターにはめるにはどうしたらいいんですか?」と伊禮プロに質問すると

「ポジションマークの真ん中に長い定規をあてて、その延長線上にセンターのねじ穴を作るといいですよ。できるだけ遠いドットからはじめるとズレが少ないです。そしてセンターの穴を定めたら仮設置して弦を張って、端のねじ穴の位置を決めます。」と的確な答えが返ってきました。

 

なるほど。いつもわかりやすくコツを教えてくださるからありがたい。

先達はあらまほしきことなり。

 

次回、いよいよ着色です。

 

前回の話の続きです。

 

ランチ(ただのラーメン屋巡り)ついでにバンド友達Kさんがうちに立ち寄り、吹き付けのコツをご教授してくださいました。

お手本として、吊るしていたボディをなめらかにクリヤーラッカー塗布。

さすが整備士。上手!

アドバイスの通り、もっと青を着色すべきでした。薄い感じがします。

 

一週間後。

ちょっと変色具合を見るにメタリックブルーというよりは、なんだかフェンダーのLPB(レイクプラシッドブルー)のようになってきました。

 

白いピックガードを付けるとますますそれっぽい。

 

これに100均で購入したラメ粉を振りかけます。

 

手順

①青ラメとシルバーラメを混合する。

②塩を振りかける容器に入れる

③速水もこみちのように、高いところからボディにラメを落としていく。

④すばやく透明ラッカーを軽く吹きつけて固定する

 

というわけでラメ化しました。写真だとわかりづらいのですが、結構ぴかぴかと目立ちます。

 

本格的に透明ラッカーを吹き付けて2週間位放置。固まったあと、800番くらいのサンドペーパーでひたすら水研ぎして、表面のデコボコをラメもろとも平らにならします(これが一番重要で根気が必要な作業なんだけど、写真はありません)。

 

その後再びクリヤラッカーを吹き付けて仕上がりチェックです。

 

白のピックガードをかぶせてみる。

 

シルバーのピックガード。

 

で全体像を確認。意外に涼しげというか、さわやかですね。

 

さて、これに見合うネックを手に入れるまで部屋に吊るしておきます。

本当はコンパウンド磨きが残っているのですが、結構つるつるに仕上がったのでこれはこれでいいかなあと今何となく放置しています。

気が向いたら研磨するかもしれません。

 

ともあれ、これで完成したということで、いったんおしまいです。皆さまお付き合いいただきありがとうございました。

前回の話の続き。

 

木目が露になったフェンジャパのバスウッドボディを、再塗装します。

順番は

①ウッドシーラー塗って木材への染み込み防止

②サンディングシーラー塗って着色準備

③表面を磨いてつやつやにする

④青色着色

⑤ラメ振りかけてキラキラ感プラス

⑥透明ラッカーでトップ仕上げ

⑦最後の磨き

でいきます。

 

第一段階のウッドシーラー。木を保護し、塗料の吸い込みを防止するものです。

浜二ペイントのUコートシラーA液・B液を、シンナーで薄めて塗布。

保護メガネ・手袋に加えて、マスク必須です。何かあったら取り返しつかないですからね。

簡易的なペイントスプレーヤーでやりましたが、これが最悪。うるさいし目詰まりするし、安物買いの銭失いでした。

あとからネットで調べたら、やはり相当な不評商品のようです。会社名はふせておきますが、画像見て「ああこれか」と思う人もいるかもしれません。

ともかく塗った後、つるして乾燥。ちなみに製作中(現在はもう完成した)のアルダーボディも同時進行でした。

一週間後、サンディングシーラーを塗り、再び乾燥。

さらに二週間後、800番くらいのサンドペーパーで水研ぎ、その後コンパウンドでつるつるにしてスプレー缶で塗装しました。色はメタリックブルー。ホームセンターに売っているものです。本格的にやるならコンプレッサーもそのうち手に入れないといけませんね。

近所迷惑にならないように、自家製塗装ブース(ただのダンボールくりぬき)で吹き付け。

シーラーのおかげでノリがいい。ムラになった箇所はあとで考えます。この後、上塗りを2回、そしてトップコートの予定です。このベースは適当なネックと合体させて自宅弾き用にしようかな。

それにしても塗装は、段階ごとに乾燥を待たないといけないため時間がかかる。楽器製作経験者が「塗装は忍耐が必要。」と語るのも、よくわかりました。今回さらっと書いてますけど、実は作業開始からここまで一か月かかっています。

 

次回完結編です。

フェンダージャパンのジャンクボディがあり、その塗装を剥がしてみました。
練習も兼ねて、青風味に再塗装したいからです。

ハクリ剤を塗布し、柔らかくなったところをヤスリやサンダーで削ります。

塗装を落とすと3ピースのバスウッドボディが露わになります。

バスウッドはよく言えば「クセがない」、悪く言えば「特徴がない」音を出す材木として知られていますが、木目もそんな感じですね。

 

・自作中のアルダーボディとバスウッドを並べて比較してみましょう。

・外観

→アルダーの方がなめらか。バスはちょっとけばだっている。

・叩く
→アルダーはコンコン。バスウッドはトントン。

・お姫様抱っこする。
→アルダーは引き締まっている。バスウッドは柔らかな肉感。

・後ろ姿を見比べる。
→アルダーの方が美人そうな感じ。

 

叩いたり持ったりすると、今まで「知識」として仕入れてた材木特性が、体で理解できたような気がします。

それにしても、こうやって眺めていると楽しくて晩酌したくなりますねえ。

きっとみんなもそうですよね。

前回、ポーランドの知る人ぞ知るハイエンドメーカー「マヨネーズ(Mayones・メイワンズ)」の5弦を入手したという話をしました。あれから雑感を羅列すると

①当たり前ですがいい音します。これでへぼい音が出るなら、完全にプレイヤーの腕の問題。

②トップのバックアイバールと、バックのアッシュの間にはさまれた「ウェンジ」が想像以上に音質に影響を及ぼす。
具体的には…
A.不要な倍音を抑え込む。
B.にも関わらず、音域(周波数)はそのままスルーするため音が突き抜けて聞こえる。
C.行き過ぎたアタック音も抑える。


③パッシブで使用しても、エンハンサーとコンプレッサーを同時使用しているかのような高級感ある、快適な音。

④多弦ベースなれど超ローアクションで弾きやすい。

⑤本体というか木材がズムズム揺れてアンプから出る音はウッディー。もちろんツマミをいじれば現代的アクティブサウンドもキンキンに出ます。

 

ファーストインプレッションで気に入ったのは何よりもこの木目です。
気候になじむまで、我慢して手につけないでいたピックガードを外してみました。

すると・・・

 

 

 

キレイ・・・。なんだこの美しさは。

低品位なたとえをすると→肌が綺麗でスタイリッシュな、みんなのアイドルなあの娘が脱いだらやっぱりすごかったって感じ。これを隠すとは。

外したまま使用したいくらい。これを覆うあたり粋ですね。透明のアクリル板を作成しようかどうか考えます。

それにしても美しい。眺めてるだけでシマーがすすむ。

恍惚…。

こんな木どこに行けば手に入るのでしょう。あと、気付いた人は気付いたかもしれませんが、ピックガードとツマミのシートはまだ剥がしていません。光沢がないのはそのためです。新車のシートではありませんが、もったいぶっています。

ポーランドのハイエンドメーカー「MAYONES」(メイワンズ。マニアは親しみをこめてマヨネーズと呼ぶ)の5弦です。

 

4月に手に入れたときの、ファーストインプレッションを記します。

・スタジオで使用。
適応周波数が幅広すぎて、コントロール部を充分には操れていませんが、使い手の技量とセンスがそのままアウトプットされる綱渡り感はよく理解できました。
弾けば弾くほど、発する情報量に驚かされます。
木目の蠱惑的な美しさに加え、未体験の弾き心地(低弦高なのに、驚愕的に楽器本体がぶるぶる鳴る)、レスポンスが速く、アンサンブルでも突き抜ける音。
しかし遊びがないので一瞬の油断が命取りにもなります。ささいなミスがすべて出力される。
車で例えるなら、ファミリーカーからF1に乗りかえた感じというか…。
馴染んだら改めて書きますね。

 

Body : Ash back with Wenge middle / Backeye top / 4.6kg
Neck : Maple / Bolt on / 34,25”
Fingerboard : Rosewood / 24 medium jumbo Ferd Wagner / block markers
Pickups : Aguilar passive
Preamp : Mayones GP-BP3 bass preamp (3 band)
Controls : Volume, Pan , Middle , Tre/Bass (stack), 1xActive/Passive miniswitch
Bridge : Mayo Vintage Bass Bridge /19mm / Tuner : Hipshot Ultralight

 

前回の話の続きです。

 

ルーター故障で27.4mmまでしか掘れなかったアッセンブリポケット。

どうしたものかと考えていたらRYOBIに努めている学生時代の後輩のFが、電気やすり「BY-1030」

http://www.ryobi-group.co.jp/powe…/products/item_detail.php…

 

なら何とかなるかもよ、と私をそそのかす。

「電動は安いし回転数も変えられるし。超便利!」

いやあ、そんなおいしい話はないだろう。でも、まあ後輩だし、騙されたと思って試してみるか、と思って購入。

 

ところがところが、びっくりするくらいのサンディング力に感動。通常の電気工具が入りにくい場所にも手が届き、作業がはかどります。

 

10分もしないうちに計画以上の37mm

 

この性能と細部にわたる研磨っぷりに脱帽しました。

見た目以上にがんがん削っていきます。

これ、いいわあ。

かゆいところに手が届く研磨ツール、BY-1030

RYOBIのBY-1030

そう。

RYOBIのBY-1030

※ふざけてステマ風にしていますが本当に助かりました。
パソコンの前でアラフォーおじさんが遊んでキーボードをたたいているだけですのであしからず・・・。