ヘアコラの誕生において肝心なのはこの養母（叔母）とのご縁です。
叔母ですので、私が生まれたころからずっと一緒にいてとても
可愛がってもらいました。
どうやら私の名前も叔母の提案で決まったそうです。
素敵な名前を考えてくれました。
そしていつも一緒に全国を旅していました。 幼稚園に上がる前の記憶は
本当に少ないのですが、確かにいろんなところに出かけていたことを
覚えています。
そして私は成人後に叔母と叔父のところに養子となりました。
もともとはオーストラリアに住んでいた叔母たちなのですが、今は帰ってきています。
当時はいろんな資産がオーストラリアにあり、養子を確定しておく必要がありました。
今は・・・まぁそれは良いとしましょう。 受け継ぐものはありません。
ただ、人とのご縁やたくさんの徳を残してくれていると思っています。
その養母が実は困っていた事件がありました。
とうじ、仕事で関わっていた会社から給料が払われずうやむやなまま
かなり長時間働かされていたのです。
日本に帰ってきてからは様々な仕事をしていたようですが、
当時の私は自分のことで精一杯だったので、養母の仕事のことには
あまり関わらないようにしていましたが、養子としてこのままでは
良くないのでは？
そんなことを思ったとき一度いろんな人に会ってみよう
養母の周りの人に会って正しい判断をするための
きっかけにしよう。そう思ったのです。
あってみて思ったのは皆さんだまそうとしているわけではなく
結果的にはうまくいかずお金が払えない。
しっかりと取り決めをせずにあいまいに引き受けてしまう。
そんな人の良さからの損をしていたようです。
中でも給料の未払いがあった件はそのビジネスの紹介者である
社長に会うことが出来ました。 非常に憤りを感じていたので
私はとても警戒もしていたと思います。
出てきた男性はとても小柄で人当たりが優しい感じ
それでも私は「こいつは絶対に悪党だ」 そんな感じに思って
話を聞いていました。
健康食品のメーカーでコラーゲンを売っている
「このコラーゲンはとても身体に良くて・・・。
抜け毛にも効果的なんだよ」
「抜け毛が止まるよ」
「「そんな馬鹿な・・・本当に抜け毛が止まったらあんたの会社はビルが建つんじゃないか？」」
私とヘアコラの出会いはこんな感じだったのです。
「「嘘つけ」」 そんな風に思っていました。
喫茶店でコーヒーを追加注文して
ヘアコラのもととなるコラーゲンを小さじ5杯ぐらい入れ
「飲んでみて・・・・」
「「そんなに入れたら飲めないよ 恐いなぁ 」」 信用していませんので
まったく飲みたくなかったものです。
でも養母の手前もありますので飲んでみました。
その一杯がいろいろな展開につながることは当時はまったく分かっていませんでした。
