母の月命日というものをはじめて迎えた。


大好きだったイチゴを買い、いちごの乗ったかわいいプリンも用意して、朝お坊さんが来るのを待っていた。

すると、前住職と前坊守二人そろって起こしに。

うわぁ!おしゃべり地獄だ‼っとうんざりした。

私は静かに暮らしてたいのだ。

仏教徒ではない私にとってはお経などそれこそ「馬のみみに念仏」

ただでさえお経が終わるとお茶とお菓子を必ず食べていく前住職。仕事が終わったらとっととお帰りいただきたいのに。

やれ隣の家の人がどうしたこうしたとか、やれどこそこのお寺の住職のお話がそうだこうだとか。私にとっては下らないどうでもいい話を長々していった。

しかも、部屋にあったラタンの衝立を見て、「どこでかったの?うちにもほしいんだよねー。」っと
かるーくおねだりされた。
母のベットの目隠し用に買った衝立だった。
「良かったらお持ち帰りになりますか?」っと促すと、間髪いれずに「いやぁちょっといいの?もらってくやぁ。いいものいただいたや」と返された。それを前住職はなにもいわわずにいる。

あぁうざい。

こういうところもだいっきらい。