パーマについてお客様がパーマで勘違いされている事があります。
それは、パーマのカールを強くするとダメージも強くなってしまう、と言う事。

その勘違いが念頭にある方は、もっとカールさせたいけど、ワンカールであったり、少し動きば出るぐらいで良いとおっしゃる方がいます。

まず、パーマのカールをくるくるにしたから激しくダメージする。と言うことはなく、また、フワッとかけたからダメージが少ないと言うことはありません。

では、ダメージはどうすると強くなるのか、、、
パーマの強さを考えるにあたって考える強さが2つあります。

それが、
・パーマのカールの強さ
・パーマをかける為の薬の強さです

ダメージに関わるのはこの2つの内、薬の強さの方になります。


薬の強さには、髪の毛がしっかりされていて、
薬の浸透が鈍い毛やハリコシがしっかりされている毛用のものから

傷みが激しくて薬の浸透が早かったり、ハリコシがなくなってしまい、切れ毛枝毛になりそうな毛用のソフトなものまで幅広くあります。

それを、髪質に合わせて調合をし、その方の髪質をより傷めないようにご希望のカールデザインにパーマを掛けていく事が大切になります。

ここの薬の強さの選定がずれていると、必要以上の力を加えてしまい、多大なダメージに繋がってしまします。


ですので、お客様がデザインを選ぶ時はカールのデザインのみに注視いただき、
こんな雰囲気のカールにしたい。をお伝えいただければ大丈夫です。

あとは髪質やダメージ具合から美容師側が薬の調節を行い、お客様がご希望されたデザインにパーマをかけさせていただきます。