こんにちわ、清澄白河の美容室 ティースリーの高山哲哉です。

葉室麟の秋月記読了しますた。

お客様が「男なら一回は読むべし」と貸してくれた本です。
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時代小説で、一人の青年が、藩内の重鎮にまで上り詰めるお話で、出世するにつれ、とりまく環境がどんどん複雑になってゆく様が描かれています。

次々と、難しい局面に立たされる主人公、心の葛藤に悩みますが、その都度、問題に真摯に対応することによって、活路を見いだして成長してゆきます。

この、問題から逃げないで真摯に取り組む姿勢は剣術、人間関係はもとより、仕事、政治、権謀術数においても貫かれていて、その姿が、「男はこうでなくちゃ!」ということになるんでしょうね。


まー、そういう訓示は抜きにしても、ストーリーがよーく練られ、二転三転のスリリングな展開がダレることなく続いてくので、あっという間に読んでしまいました。

清々しい読後感が人生の清涼剤のようです。

素敵な本を貸してくれて、ありがとうございましたm(_ _)m