まいどー!
幕張美容室･東心斎橋美容室
美容師おかくみこです。
保健所/税務署当たり前ですが
各種認可登録済ヘアサロンでございます。
花見川区幕張は入り浸ってますが
自宅ではございません。
先日も書きましたが、
おかくみこは非常にややこしい性格です。
大阪で生まれて、
美容師としての修行は神戸で
過ごさせてもらいました。
初任給は5万円で
夙川(しゅくがわ)という西宮の
松園町の4万円のアパートで7年暮らし
独立しました。
東心斎橋の美容室は
関西で過ごしていた頃の縁で
今も45日ほどのペースで
帰省しサロンオープンさせてもらってます。
修行時代はとても楽でした。
毎日忙しく、お店は厳しく、
経済的には辛いこともあったりして
他人から見たら
the苦労人、といった具合で。
7年暮らしたアパートを退去する時は
実父に「よくこんなところで暮らせたな」と
言われたものです。
人からはそんな風に言われますが
わたしはとても幸せだった。
夏は暑く、エアコンはなし。
冬は寒くて、ダウンを着たまま寝ました。
狭くてボロくて汚くて、
私自身忙しかったので誰も尋ねてきません。
お風呂は小さい正方形で
足を曲げて入っていました。
そんな物件での生活でしたが
初めて内覧した時は
希望でいっぱいでした。
ここで生活して、
ここで美容師として修行する。
美容師の世界はとても厳しく
最初は誰でも同じように覚悟を決めて
足を踏み入れます。
でも、1年後、3年後、10年後。
業界に残るのはひと握り。
最近は少子化の影響もあり
少しは改善させたと聞きますが
昭和生まれのわたしの見習い時代は
厳しく貧しく当たり前。
見習いは使い捨ての時代でした。
先日の記事といい、
ネガティブに感じられるかもしれませんが
わたしが主張したいのは
そういった負の側面ではありません。
そういった暮らしの中で
物事の本質を知りました。
お金がなかったからこそ
工夫する知恵がつきました。
知恵を活用するための
知識の身につけかたを学びました。
これはわたしの人生で
すごくプラスになりました。
わたしは学生時代不登校でした。
理由のない不登校。
ただただ嫌で逃げたかったから
逃げる不登校をやっていました。
そんな風に、嫌なことは拒否したい
楽な方に逃げたい。
誰だってそういった境遇に陥る時期が
あるもんだ、当たり前だと、思ってましたが
そうじゃないんですね（笑）
うちには関西時代に知り合った秘書が
経理やってるんですが
ちゃんと大学いって大学院までいって
会社員やっていて
当たり前のことを当たり前に
普通にやっている人がいて
驚きました。
嫌なことは拒否していい。
昨今そんな優しい言葉が蔓延していますが
わたしは疑問に思います。
それでいいの?
ずっと逃げ続けたわたしは
いろんな人が叱って、
いろんな人が助けてくれて。
そのおかげで美容師として
独立、自立できたことに感謝しています。
夙川を出て、
幕張にやってきたころ。
自分できたにも関わらず
知り合いがいない、お金が無い。
ありあまる時間をどう過ごせばいいか
わからず途方に暮れました。
惨めで情けなくて寂しくて悔しくて
帰ろうかな。
そう思ったことも何度もあった。
でも美容師の世界って
普通は自分の修行したエリアで
また働いたり、出店するのは
ご法度です。
(喧嘩別れして嫌がらせでよくあることですけど)
綺麗事をいえば、
そんな不義理はしたくなかったんですが
やる勇気がなかっただけ、でした。
そんな風に暇にしていて、
以前からお世話になっていた吉祥寺の
美容室の1席をオーナーご夫婦のご好意で
お借りすることができました。
吉祥寺って千葉から
遠いんですねー!（笑）
土地勘がわからなくって、
往復3時間2000円もかかるんで
あっちゃーー!って初めてから思いましたが
（笑）
もう、わたしには後がなかった。
ここで逃げたら、
美容師として破滅するのはわかってた。
別に本当に辛かったら
どっかに勤めたらいんですよ。
でもね、プライドがあった。
学生時代全力で嫌なことから逃げたから
もう逃げない!と踏ん張ることができた。
それになにより。
そんなわたしに大事な席を貸してくれた
オーナーご夫婦の好意に背きたくなかった。
もしかしたら、
「アイツいつ辞めるだろう」くらいには
思ってらしたかもしれません。
わたしはわたしでどうすれば
違う地域で美容師として
お客様を獲得できるかな、
お客様に喜んでもらえるかな、って
考えていましたが
わたしの考えや行動は
他人には理解されにくいんです。
「わけわかんねー奴!」
そんな風に思われながらも
時のは苦言を呈しながらも（笑）
吉祥寺のオーナーご夫婦には
見守ってもらえたことに
感謝を忘れたことはありません。
…恥ずかしくてなかなか言えないけど。
夙川での生活も
吉祥寺でお仕事させてもらったことも
どちらもとても怖かった。
うまく行く保証なんかない。
夙川で追い出されて、
吉祥寺でもいつ追い出されるか
不安なこともあった。
無自覚な不安を指摘されて、
自分でも驚いた。
他人から丸見えなんですよね。
ーー
怖くても飛び込んでみる。
飛び込んでみたら
なにがなんでもしがみつく。
周囲の助けもあり
そんな風に生きてきたわたしなので
構われるのは苦手だけど
構うのは大好きで。
髪の毛のことなら
なんでもして差し上げたい。
上っ面の要望ではなく
お客様の人生に寄り添う
最適な髪型を創り上げて差し上げたい。
本気でそう思っています。
すごく暑苦しく感じられるかもしれませんが
どうしてもそういう性分が変えられない。
そういう美容師がお嫌いな方も
あるかと想像します。
それくらいの想像は
できますので
そういった方が間違えて
お越しにならないようにこの話を書きました。
もう年末の予約がちょくちょく
埋まる季節になりました。
その髪でいいの?はその人生でいいの?
と、同じこと。
あなたの人生に寄り添う
髪型を創ります。
ーー
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大阪心斎橋
千葉幕張の骨格補正カット・美容師
おかくみこです♡
そぎバサミ・レザーを使わない
立体カットが得意な美容院です。
また希少な液状ミネラルと
果汁シャンプーを使ったケアで
くせ毛でお悩みのお客様も
ツルツルになった!天パが落ち着いた!
お手入れ楽チンで小顔に見える髪型
と、お喜びいただいています♡
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