こんにちは hair clinic gnomeです。
この間 図書館で「平安女子の楽しい!生活」ってのを借りました。
平安時代の暮らしを(貴族ですが) 現代に置き換えてわかりやすく解説してる
めちゃ読みやすい本 この時代は現代ではありえんことが山盛り!
知りたがりにはもってこいの本でした。
いつの時代も、人間模様は一緒。恋愛や 嫉妬も書かれてます。
で、この恋愛。。。 すごい妄想から入るんです 高貴な女子は 外の世界
(家以外の外)を出歩くことがありません。だから、男性と出会うことがない。
男性も、女性の顔を見ることが難しい(外に出歩かないのと、家の中でも
すだれみたいなものがかかった奥にいるんで)ので、まず 噂からの妄想で
手紙を出します これは和歌といって ご存知の5・7・5・7・7の文。
このやり取りで相手を知っていく。。。 今でいうSNSでの出会い
今より限られた文字数で想いを伝える、SNSというより Cメールやね
こんだけで結婚相手を決めるって、凄くないですか
手紙でOK!をもらったら 夜に会いに行って結ばれるんですが、そんな時代
灯りなどない。。。 顔もまともに見ない で、何回か通って たまたま雪の
反射の明るさで顔を知って「えええええ~っ! 不細工やん」ってわかり、
二度と顔を出さなくなる。。。 な~んてこともあったそうで
お互い冒険者やなぁ。。。
こんな時代も日本にあったんだから 常識ってわからんもんですね
だって、3日連続で通ったらそれが正式な結婚らしい
恋愛に奔放なのか アホなのか。 ちなみに男は多妻制 通い婚だから、
一緒に住まないし 色んな妻のとこに行っちゃう すごい世界ですな。。。
今ある常識から考えたらとんでもない話やけど 平安時代は位の高い人が
こんな生活してるんやからね で、こんな多妻制の中で 自分の気持ちを
本にしたのが「蜻蛉日記(かげろうにっき)」 学校で習いましたよね
現代にしたら「旦那が不倫してます!」的な公開ブログ そんな日常の
本が大人気 通ってくれない旦那を心配したり 腹立ててみたり。。。
時代が変わっても 人間の心は一緒かもね~
平安時代を垣間見ても面白いですよ!