sense-haircare-salon
兵庫県西宮市鳴尾町2-26-3ジョイフル鳴尾101
美容院専売品ヘアケアサロン
こんにちは。sense-haircare-salonの吉田です。
このブログでは主にヘアケア剤について役に立つ情報を発信していますが、今回は少し角度を変えてヘアカラーのジアミンアレルギーについて書いていきます。
タイトルに恐怖のジアミンアレルギーとしていますが、決して煽りすぎているタイトルではありません。
私は現役の美容師として毎日お客様にヘアカラーをさせて頂いていますので、お客様、そして私自身もいつジアミンアレルギーにヒットするかどうかといったリスクと隣り合わせです。
ジアミンという成分を皆様も一度は耳にした事があると思いますが、ジアミンの危険性について一般の方はもとよりヘアカラーのプロである美容師ですらその危険性について認識している人は少ないです。
ジアミンはマニキュアカラーやブリーチカラーを除くすべてのヘアカラーに必ず配合されています。
ヘアカラーを染めるにあたり必要不可欠な成分で、美容院に置いてあるカラー剤ほぼ全てに入っています。
このジアミンにヒットしてしまうと、頭皮のかぶれ、炎症、ひどいかゆみ、脱毛、重度のケースになると呼吸困難といった様々な状態に陥ります。
こういったひどい症状がヘアカラーで起こると2度とヘアカラーをしてはいけません。所謂、アナフィラキシーになっているからです。
その様な症状が出たらすぐに病院に行くのは勿論のこと、頭皮のかぶれ、炎症、ひどいかゆみ、脱毛が起こった原因を調べるには、病院で検査をして頂くとすぐに原因物質が分かりますので、もしジアミンにヒットしたのであれば、その後は症状が収まったとしてもヘアカラーは絶対にしないで下さい。
ジアミンについて知識を持っていない美容師であれば、「頭皮にヘアカラーがつかない様に染めれば大丈夫ですよ！」であったり「症状が治っていれば染めれますよ！」という美容師が多いのですが、この様な提案をする美容師は非常に危険です。恐らくあなたの身体の事より、売上(お金)の方を優先している可能性が高いからです。
そもそも、アレルギーというのは目で見て「ある・ない」といった判断が出来るものでもありませんし、アレルギーが再び再発してくる可能性も非常に高いので、そういった観点から「それでもどうしてもヘアカラーがしたい！」となればジアミンが配合されていないマニキュアカラーに切り替えるのも１つの手です。
ヘアカラーやファッションカラー、白髪染めに比べるとヘアカラーのデザインの幅は狭まりますが、アレルギーにヒットする事はほぼありません。
私も20年美容院で働いて現場を見ている中で、私のお客様ではなかったのですか、他のスタイリストのお客様がジアミンにヒットし痛々しい様子のお客様を見てきましたし、私としてもその様な方を増やしたくないので、改めてジアミンの恐怖についてブログで書きました。
あなたの参考になれば幸いです。
また此方の動画でもジアミンアレルギーについて解説していますので御覧ください↓
https://youtu.be/28dsK2l2FJ0?si=lBLMmmTXY5UfANwU
へアケア剤に役立つ情報も如何でしょうか？
