埼玉県/所沢市「新所沢駅」界隈の無人化見聞録-2から更に先へ進むと、この無人の建物があった。

生活道路側から建物正面を見ると、普通なのだが、駐車スペースだった側から見ると、その辺りの鉄骨は錆びだらけで、窓には内側から大判の紙が貼られていて、中が覗けないようになっていた。

この2つが表と裏なのかどうかはよくわからないが、どんなことにも表と裏があることを妙に再認識させられた。

 

くたびれ切った古い言葉「表と裏」について、今更私が何か云う事もないが、無人化建物について表と裏がかなりはっきりとしている場面には度々あたる。

そのもっとも大きいものは、一つは堂々と無人化しているもの、そしてもう一つは何も無かったかのようにして無人化された建物。この2つに大別される。これが何故なのかは、人ぞれぞれだろう。

生きてきた考え方の違いなのか、それとも無人化に至った経緯によるものなのかは、よくわからない。

 

みんな人それぞれ、私もそれぞれ・・・。

撮影日:令和6年7月7日