不登校 ~兄の場合~  | ケ・セラ・セラ♪ ~ADHDときどき不登校な長男と甘えん坊二男の愛おしく凸凹な日々~

ケ・セラ・セラ♪ ~ADHDときどき不登校な長男と甘えん坊二男の愛おしく凸凹な日々~

小3の9月から不登校だった長男が、色んな段階を経て6年生から普通に登校できるようになりました。小2二男は兄とは違うタイプのたまにへそ曲がりな甘えんぼ。ここにきて不登校傾向に。恐らく普通よりドタバタな我が家の毎日を気ままに記録していくブログです。

たびたびの投稿です。

今日は少し時間があるので、ここらへんでちょっと記録としてまとめておこうかと…

 

長男の不登校は突然始まりました。

3年生の9月。

最初は「6時間授業が長い」と言い出し、6時間授業のある日の朝渋るようになりました。

もちろんその時の私は、学校を休ませる選択肢などもっていなかったので

半ば怒鳴りながら無理やり家を押し出してました。

だんだん通学班の集合場所から逃げるようになり、

私も一緒に行くと巻かれるようになり、

最終的には「飛び降りる!」と、8階の手すりに足をかけるようになりました。

 

「飛び降りる!」!と言われると何も言えなくなり、

どうしてもいけない日は学校を休ませるようになりました。

先生も熱心に毎日電話をかけてきてくださいましたが、

「飛び降りる」と行った日は学校に来させなくてよいとおっしゃり

学校に行かない状態が日常化していきました。

 

年間の欠席日数が30日を超えると「不登校」と定義されるようですが、

正式に「不登校」となったのは3学期。

その頃は、「行きたくない」というよりは「行けない」状態になっていました。

何とか気持ちを振り切って、一緒に学校に向けて歩くけれど

学校が見えてくると足が止まり「もう行けない」ということもしばしば。

今もそのころを思い出すとキュンと切なくなります。

 

先生はとてもよくしてくださいました。

お楽しみ会などがある日は一生懸命誘ってくれました。

毎日連絡帳やお手紙を受け取りに夕方17時過ぎに学校に行っていたのですが

長男も一緒に行けた日は欠席ではなく「遅刻」にしてくださいました。

そしてたったひとりのために授業を行って下さったりもしました。

暗い学校でたった一人のために豆電球の実験をやってくださった風景は

いまだに鮮明な記憶として私の中にあります。

 

そんなお世話になった先生はその年で異動になってしまいました。

味方を失ったような喪失感を私が味わったのですが、

4年生で担任を受け持っていただいた先生もとても良い先生でした。

毎日のように電話や放課後の学校で話しかけてくださった3年生の先生とはまた違い

4年生の担任はいい意味で放任主義でした。

 

学校に来れない日は来れなくてよい。

学校休んだ日でもお友達と遊べるなら遊んでよい。

学校に行ってどうしても無理で早退するた目に迎えに呼ばれることも多々あったのですが、

毎回クラスに向かって

「ちょっと具合が悪くて早退するけど、放課後にはまた元気になっているかもしれないから

元気だったらみんな遊んであげてね~」などと声をかけてくださってました。

おかげで、引け目を感じずに休んだ日でもお友達と遊べるようになりました。

今思えば3年生の3学期は引きこもりになりかけていた感じですが、

4年生になって明るい不登校児に変わっていったように思います。

4年生の3学期には、欠席や遅刻はあっても、行ってしまえば帰ってくることはなくなりました。

週に1~3回は学校に行けるようにもなっていました。

 

そして5年生の現在。

また新しい担任の先生になるのですが、

先生との間に取り決めた約束が「2回続けて休んだら電話するよ」というもの。

それによって3回以上続けては休まなくなりました。

最近では週2~3回。

その週2~3回の登校が安定してしまって、それ以上良くなるイメージが持てなくなり

かかっている精神科の主治医に相談しました。

主治医から言われたのは…

今の彼には週2~3回のリズムがあっている。

今まで見てきた中で一番精神状態が良いし、表情もよい。

無理やりこれ以上行かせようとするとかえって逆戻りするケースも多く見てきた。

週3回で良しとしませんか?

週3回行けたらほめてあげてください!

…というものでした。

 

100パーセントその主治医の回答に納得したわけではありません。

週2~3回のペースが合っているなんて、パート職員じゃあるまいし…

 

だけど、確かに1年前を考えれば今の状態は理想。

3年生の3学期なんてとにかく学校にさえ行ってくれたらと願っていた状態でしたから。

逆戻りして精神状態がこじれてしまうことを考えたら、

今のペースで負担なく学校を楽しんで、自分からもっと行きたいを思うようになるのを

待ってもいいのかもしれない、

そう自分に言い聞かせて、週2~3回のペースを見守っています。

 

今は学校を休んでいるときの悲壮感はありません。

以前は一人にはしておけなくて私も仕事を休職していました。

今は仕事の日に学校を休んでいても置いて出ていきます。

1人で家にいる間の過ごし方とか、いろいろ言いたいことはあるのですが

頑張って、なるべく言わないように気を付けています。

週3回行けたらなるべくほめるように心がけています。

学校行った日は本当に楽しいと感じることができているようなので。

この間は「学校大好き」とも言っていました。

行った日は授業も集中して受けているようだし、

テストもちゃんと受けているし。

宿題は一切しないのですが…

 

 

私自身がいやになるほど常識人だったので、

学校に行かないとか、宿題しないとか、

なかなか受け入れるのが大変でしたが、

今は、学校を嫌いにならずに、いろいろな体験をしたり

友達とたくさん遊べていい思い出が作れればいいかなと

思えるようにはなりました。

 

まだまだ語れば長くなりますが、

いったんここまでを長男の不登校に関しての記録としたいと思います。

 

 

 

 

おまけ。

キャンディピスタチオラブラブ

昨日の営業の途中でのランチで頂きました。

昨日発売開始とは知らなかったのですが

初日に飲めたと知ると、単純ですが気分上がりますねアップ

しかも前回アンケートに答えたクーポンで

キッシュ代だけで飲食できました音譜