終盤の混戦を制し、カイルが3年ぶりの3連勝!(NASCAR第9戦:リッチモンド) | 日日不穏日記・アメブロ版

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gooで公開している同名のブログ(主に身辺雑記)とは別にモータースポーツに特化して立ち上げたブログ。現在はNASCAR推し。YouTubeで全36戦を追いかけます。オフシーズンは、他のモータースポーツの記事も書きます。

 NASCAR第9戦:リッチモンド。バージニア州リッチモンドのリッチモンドレースウェイでの「Toyota Owners 400」。名称からインターナショナルがなくなったのは、どうしてだろうか?

 今シーズン初のナイトレースで、フライオーバーは、F/A-18E/F(スーパーホーネット)。PPのマーティン・トゥレックス・ジュニアとチェイス・エリオットがフロントロー。

 テキサス、ブリストルと連勝中のカイル・ブッシュは32位スタート。トラックファクツは、0.75マイルでターン14度、フロントストレッチ8度、バックストレッチ2度。

 レースアナライシスは、400LAPの300マイルレース。ステージ1、2は100LAP、ファイナルステージは200LAP。ピットスピードは40マイル、フューエルウィンドウは、110~120。グリップレベルは2だ。

 ステージ1、2は燃料交換なしで走り切れるが、いつも問題になるのは、タイヤがどこまで持つか。当然、コーションが発生すれば、上位グループがピットに入るのは間違いないが・・・。

 まずはトゥレックスが先行。2位争いをしていたカイル・ラーソンがジョーイ・ロガーノを制し、前に。10LAP、エリオットがラーソンをパスし、3位に。リッチモンドでの現役最多勝はカイルの4勝。ケビン・ハーヴィック、デニー・ハムリン3勝、ロガーノ、クリント・ボウヤー、カート・ブッシュが2勝づつ(史上最多は、リチャード・ペティの13勝)。

 14LAP、ハムリンがラーソンをパスする一方、ジミー・ジョンソンがブラッシュ。26LAP、トゥレックスがトップを守り、0.95秒差でロガーノ、エリオットは2.50秒、カートが3.87秒、ハムリンは4.31秒差になっている。

 リッチモンドでのキャリア初勝利は5人だそうで、最近では、カイル・ペティ(1986年/リチャードの息子。カップ戦通算8勝)、トニー・スチュワート(1999年)、ケイシー・ケイン(2005年)。

 カイルが21ポジションアップで11位にまで浮上。36LAP、カートがエリオットをパスし、3位に。現地CMの間にロガーノがトゥレックスをパスし、リードチェンジ、44LAPには、0.99秒差に。

 48LAP、ラーソン、カイル、アルミローラが3ワイドとなり、カイルがラーソンをパスし、8位となるが、その直後、アルミローラに抜かれ、9位に落ちる。66LAP、ロガーノ、カート、トゥレックス、エリオット、アルミローラのトップ5だ。

 71LAP、アルミローラ、エリオットをパスし、4位に。73LAP、トゥレックスを捉え、3位となるが、ロガーノとの差は、6.04秒。87LAP、ロガーノとカートは、0.31秒差。アルミローラは2.13秒、ウィリアム・バイロン、ボウヤーが続き、トゥレックスが6位、カイルは7位のポジションにいる。

Starting Grid: Richmond Raceway



 88LAP、ジョンソンがラップダウン。89LAP、カイルがトゥレックスをパスし、6位となり、エリオットも続く。95LAP、カートをアルミローラが捉え、2位となるが、ロガーノには届かない。

 結局、ステージ1は、ロガーノが制し、アルミローラ、カート、バイロン、ボウヤー、カイル、エリオット、トゥレックス、オースティン・ディロン、ハービックのトップ10。

 ここでリードラップカーが一斉にピットイン。ロガーノ、カート、バイロン、カイル、ボウヤーの順になり、右タイヤ交換時にジャッキを落としてしまったアルミローラは、6位まで順位を落としている。

 ハーヴィックは、ピット作業にクルーがレンチを投げてしまい、ペナルティとなり19位リスタート。ラーソン、AJ・アルメンディンガーの2人はアンコントロールドタイヤでペナルティを受けている。

 12(112)LAPリスタート。カートがアウトからトップに立ち、ロガーノが追う。22(122)LAP、アルミローラ、エリオットをパスして6位に。39(139)LAP、カイルがインからロガーノを抜いて2位、40LAPにボウヤーにもパスされ、4位にドロップ。

 53(153)LAP、カートが依然としてトップ。ボウヤーが0.98秒で、カイル、ロガーノ、アルミローラが続く。56(156)LAP、トゥレックスがエリオットを抜いて、7位となる。

 58(158)LAP、ジェイミー・マクマーレイがピットイン。マクマーレイは中団を走っており、追随する動きはなく、アンダーグリーンとならなかったため、2LAPダウンとなってしまう。

 68(168)LAP、アルミローラがカイルをパス。カートとボウヤーの差は、0.17秒となり、ロガーノは2.00秒、アルミローラが2.96秒、カイルは3.18秒差のトップ5。

 70(170)LAP、ボウヤーがカートを捉え、トップを奪う。カートが食い下がっているが、その背後からロングランに強いロガーノがひたひたと迫る。

 80(180)LAP、ロガーノにもカートは抜かれてしまい、徐々に失速。93(193)LAP、ロガーノは遂にボウヤーをパスし、トップに立つ。98(198)LAP、アルミローラがカートを抜き、3位となる。一方、トゥレックスとケセロウスキーが8位となり、リッチモンドと相性の良くないライアン・ブレイニーは14位を走っている。

 1、2ステージともレース中のコーションが出ず、ロガーノがともに制覇。ボウヤー、アルミローラ、カート、バイロン、カイル、ライアン・ニューマン、ケセロウスキー、トゥレックス、ハーヴィックのトップ10。

Teammates Larson, McMurray bump after wreck



 ステージ間コーションでのピットイン。ロガーノ、カート、ボウヤー、アルミローラ、バイロンのトップ5でピットアウト。ニューマンはアンコントロールドタイヤ、バイロン、ボウマンはイグジッティングでのスピードオーバーでのペナルティを受けてしまう。

 213LAP、イン側スタートのカートがリード。福山さんは、「勝てない中年にはシートはないぞっていう時代になってきてますからねー」とカートに厳しいコメント。

 去年、デイトナ500で優勝しながら、プレーオフのRound of 16で脱落。一度はスチュワート・ハースから契約解除された経緯があり、復帰。「契約金を大幅に下げて契約」とは福山さんの憶測だが、ありそうな話だ。

 カートがトップチームに居続けるには複数回、2勝か、3勝が必要と言っていたが、ここのところの新旧交代。プレーオフで、唯一その時点のコンテンダーではなかったにもかかわらず、優勝したマット・ケンゼスでさえ、引退せざるを得なかったのだから、大げさな話とは言えない。

 240LAP、カートがトップを守り、ボウヤーが1.34秒、トゥレックスは2.14秒、ロガーノが2.71秒、カイルは2.98秒。243LAP、ステージ1、2で10位だったハーヴィックが、ケセロウスキーをパスし、6位へ。まさに<ステルス>、クローザー炸裂か!?

 福山さんは、リッチモンドのバックスタンドの一部を壊したという。シャーロットでさえ、そうだと言うから、NASCAR人気がアメリカで下がっているのだろう。冬に過去のレースを放送していたが、2000年代の熱気は、今とは段違い。

 スポンサーの撤退が相次ぎ、その中でレースフォーマットをNASCARはあれこれいじっているのだろう。それが人気復活に繋がればいいのだが。

 252LAP、ボウヤーがカートをパスし、トップを奪う。やはり、カートはロングランに難ありか?266LAP、ハーヴィックがカートを抜いて3位に。ボウヤー、トゥレックス、ハーヴィック、カート、カイルのトップ5となっている。

 270LAP、ダレル・ウォレス・ジュニアがピットイン。ラーソンも続き、アンダーグリーン開始。70LAPのレースを3分割する戦略か?今のところステージ間コーションの2回だけの淡々としたレースで、ロングランに強いロガーノの強さが際だっている。

 273LAP、そのロガーノが入る。カート、ボウヤー、カイルも続く。ステンハウス、ウォレスがコミットメントラインを超え、ペナルティ。277LAP、粘っていたハムリンが入り、アンダーグリーンが一巡。

 277LAP、トゥレックスがトップを守り、ボウヤーが1.28秒、ハーヴィックは2.95秒、カイルが5.55秒、ラーソンは6.03秒となっている。カートはピット時に、ダニエル・スアレスにエアホースを引っ張られ、タイムロス。11位まで順位を落としている。

Race Rewind: Richmond Raceway in 15



 1998年以降の3連勝ドライバーの一覧が出る。本当にアメリカって、データ大好きだと思う。ジェフ・ゴードン(1998)、ジョンソン(2004、7)カイル、ロガーノ(2015)、ハーヴィック(2018)。

 カイル以降は、僕にもお馴染み。4連勝以上になると、かなり遡らなければ難しいかもしれないが。ざっとググると、ケール・ヤーボロー4連勝(1976)、デヴィッド・ピアソン4連勝(1966、68)、ダレル・ウォルトリップ4連勝(1981)、デイル・アーンハート4連勝(1987)、ペティには、67年の10連勝の他に、71年の5連勝というのがある。

 そもそも時代が違いすぎ、レース数が多く、チーム間格差が大きかったとも言われているから、参考にならないかもしれないが、3連勝自体、大変な記録だ。

 306LAP、トゥレックスのトップは続き、ボウヤーが0.67秒、ハーヴィックは1.15秒、カイルが3.25秒、ロガーノは11.15秒差。ロガーノはやや、下がり過ぎているかもしれない。

 324LAP、ハーヴィックとボウヤーがトゥレックスをパスして、スチュワート・ハースの1-2。カートは8位、アルミローラは9位だ。

 329LAP、カートがピットイン。アルミローラ、エリオット、ジョンソン、ロガーノも入る。再びアンダーグリーンの開始だ。332LAP、ボウヤーがハーヴィックをパスし、トップを奪うが、トゥレックスを含め、3台がピットイン。

 336LAP、またも最後にハムリンが入り、アンダーグリーンが一巡。トゥレックスが、ボウヤーをパスし、再びトップへ。

 350LAP時点で、リードラップは、トゥレックスとカートが98でトップ。ロガーノが92、ボウヤー45、ハーヴィック8、ハムリン6、カイル1。一桁はレースをリードしたのではなく、ピットタイミングだろう。

 354LAP、3ワイドになっていたコール・ウィットとステンハウスがスピン、ブレイニーが巻き込まれてヒットし、3回目。レース中初のコーション。当然、リードラップカーはピットイン。

 トゥレックス、ハーヴィック、カイル、ボウヤー、ロガーノの順で、362LAPにリスタート。トゥレックスがリードし、カイルが続く。368LAP、ジェイミー・マクマーレイがウォールにヒット。そこにニューマンが追突。

 ニューマンのマシンから、白煙が上がり、福山さんは、「オイルクーラーを壊したオイル漏れ」と解説。マクマーレイが、ラーソンに意図的にマシンをぶつけているシーンがあり、現地実況は「チームメイトだけど、友達じゃない」と伝えたとか。

 マクマーレイは、ナイスガイだし、そんなことはないと思うが、ともかくラーソンはこの4回目のコーションでフリーパスを得る。

Why did Kyle Busch celebrate with fans in the stands after Richmond win?



 このコーションで、リードラップカーは一斉にピットイン。カイル、ハムリン、トゥレックス、ハーヴィック、ケセロウスキーの順で、379LAPにリスタート。ニューマンはマシンをガレージに入れ、リタイア。37位に終わっている。

 さて、ラーソンは、ピットアウト時にマシンをストップさせていたが、大きなダメージはなく、マシンを完走させている(リザルトは最後で)。

 ここで若くして45勝に到達したドライバーが紹介される。ゴードン(27歳/1999)、ペティ(28歳/1966)、ネット・ジャレット(32歳/通算50勝/1932~、1961、65、グランドナショナルシリーズチャンピオン)ハーブ・トーマス(32歳/1956、通算48勝/1923~2000、1951、53、グランドナショナルシリーズチャンピオン)、カイル(32歳/2018)

 正確には、月数まで表示されていたのだが、煩雑なので止めておく。ただ、まだ若いカイルが、歴代のレジェンドに迫る勝利数を上げていくのは確実だ。現役3位のハーヴィックは40勝だが、もう42歳だし。

 2016年春のリッチモンドで、カール・エドワーズがカイルを跳ね飛ばして、優勝したシーンのリプレイが出る。2人はJGRのチームメイトだったが、エドワーズは意外に、こういうエグイことをする。

 カイルとハムリンがフロントローになっただからだろうか。アメリカって、よくこういう素材をリアルタイムで出してくると感心する。379LAPにリスタート。カイルが先行、ハムリン遅れる。

 383LAP、カイル、トゥレックス、ハムリン、ケセロウスキー、ハーヴィックの順でレースは進む。「ペンゾイルの空き缶とか、モービル1の空き缶を出してコーション出さないと」と福山さんが不穏な事を言うw。

 390LAP、デヴィッド・レーガンが単独スピン、クラッシュ!5回目のコーションが出て、リードラップカーがピットイン。

 カイル、ハムリン、ハーヴィック、ロガーノ、エリオットの順でピットアウト。JGRが盤石なピット戦略だったのに対し、対照的だったのがファニチャーロウだ。トゥレックスのピットが遅い遅い!ジャッキの上げ直しがあり、9位に沈む。クルーも沈痛な面持ち、コール・パーンも天を仰ぐ。

 395LAPにリスタート。カイルが先行し、ハムリン、ハーヴィック、ロガーノが3ワイド。逆に言えば、2位争いが過熱するほどカイルは有利。ショートトラックの6LAPはあっという間だ。ハムリン、エリオットがカイルに続く。

 397LAP、ステンハウスがウォールにヒットし、6回目のコーション。ここでトゥレックスがピットイン。NASCARオーバータイムだが、残り2LAPで、ニュータイヤで勝負を賭けるか。ただ、17位リスタートになってしまう。

Crew Call: Everything's 'clicking' for No. 18 team



 オーバータイムで最後の勝負。ここもカイルが前に出る。2位にエリオット、ハムリンは3位に下がる。そのままカイルが逃げ切って、3連勝。サマンサさんが大拍手。ジョー・ギブスも喜びを露わにし、リッチモンド現役最多の5勝目。通算46勝は、バック・ベイカー(1919~2002/1956、7年グランドナショナルシリーズチャンピオン)と並ぶ、歴代15位タイ。

 カイル、エリオット、ハムリン、ロガーノ、ハーヴィック、ジョンソン、ラーソン、ケセロウスキー、ボウヤー、ダニエル・スアレスのトップ10。ジョンソンは終盤にコーションが多発したことが幸いしたか。

 定番のお辞儀ポーズを決めた後、観客席に入って、ハイタッチ。最近はブーイングより、歓声が多いような気がするが。 

 キャリア8回目の2位フィニッシュとなったエリオットのインタヴュー。「(クルーチーフの出場停止で、ケニー・フランシスが代役を務めた中、終盤に続いたリスタートで順位を上げ2位です)」「喜べる結果ではないよ。今夜は自分の車との戦いだった。いいスピードで自分の走りたいように走るには、まだまだやる事がある」

 「リスタートを終盤にショートランが続いたのは、自分達にとってはよかった。そのおかげで順位を上げられたからね。よくあることではない状況に助けられたよ」

 終盤に沈み、14位に終わったトゥレックスは。「(最多リードラップで121周をリードしましたが、ショートトラック初勝利を逃しました。カイル・ブッシュと最後までバトルを続けられなかったのは残念でしたね)」

 「チャンスを逃してしまい、すごく残念だ。ショートトラックの勝ち方がわからないね。何をしてもうまくいかないみたいだ。今夜は自分達でチャンスを潰してしまった。チームはしっかり車を仕上げてくれたよ。レース前半の車は悲惨だったんだ。それからアジャストを続け、勝てる順位まで上がってくることはできた。フラストレーションは溜まるが、チームを誇りに思う。次頑張るよ」24

 言葉を選びながらの大人のコメントだったが、相当悔しいだろう。「(これでここでは5勝目。リッチモンドはカイル・ブッシュの庭です。今日は32番グリッドからのスタートでした。よく勝ちましたね)」

 「とにかく頑張っただけさ。チーム全員が素晴らしい仕事をしてくれた。感謝しきれないね。今夜はピットクルーのおかげだよ。最後、2度続いた4タイヤチェンジのピットインを共にリーダーで送り出してくれた。今夜の車はカラフルだけど、今、M&M'sでは新しい味の投票を募っているんだ」

 「ミント、エスプレッソ、ラズベリーの中から、投票で一番になった味がこの夏に販売されるのさ」



 「毎年やっている企画だけど、面白いよね。今日の車は最高だったよ。ずっと上位をキープできた。リームを始め、全てのスポンサーと見に来てくれたファンに感謝している。少し寒いこと以外は、最高の夜になった」

 「ファンも楽しんでくれたなら、うれしいね」「(これで3連勝です)」「3年前にも3連勝したが、やっぱり最高だね。でも次はタラデガさ。4連勝は難しいかもしれないが、狙っていくよ」

 「チームは毎週素晴らしい仕事を続けてくれている。彼らとレースをするのは大好きなんだ。TRDのみんなにも感謝している。自分の記憶が正しければ、トヨタオーナーズ400でトヨタが勝ったのは、初めてじゃないかな?」「前に誰かが勝っているなら、彼を祝福するけど、今夜自分が勝てた事は、とにかく嬉しいよ」

 「カール・エドワーズがこのタイトル(で勝った)、2016年先ほどリプレイがあったように、その記憶はすっぽり忘れたんでしょうかね」「ああ、そうか。なるほどなるほど・・・思い出したくもない」

 野村さん、ナイス!「Toyota Owners 400」になったのは、2013年からなんだけど、いくら何でも、2年前のことを忘れているはずはない。これはエドワーズへの嫌味だろう。

 エドワーズがテレビを観ていたら、苦笑しているかもw。NASCARドライバーは、表面では笑っていても、過去のことを根に持ってるって、いつぞやの中継で聞いた覚えがあるけど、なるほどねぇ。

 ハーヴィックの3連勝と比べ、カイルの場合は勝負強く勝ち抜いたというイメージが強く、まだまだフォードが一歩リードしている感。

 次戦は、シリーズ最長2.66マイル(4.281キロ)のタラデガ。カイルも4連勝は難しいと言っていたが、誰が勝つかわからないリストリクタープレートレース。

 開幕戦のデイトナ500は、オースティン・ディロンが優勝したが、フォードが優勢か。ケセロウスキー、ステンハウスに注目が集まるが、起きるか、名物:ビッグワン!