6月30日のF1カレンダー | 日日不穏日記・アメブロ版

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gooで公開している同名のブログ(主に身辺雑記)とは別にモータースポーツに特化して立ち上げたブログ。現在はNASCAR推し。YouTubeで全36戦を追いかけます。オフシーズンは、他のモータースポーツの記事も書きます。

 6月30日のF1での出来事と言えばラルフ37回目の誕生日。考えてみれば、兄ミハエルが引退したのが同じ37歳。F1引退したのが、兄の翌年の2007年。移籍先があれば、まだまだ現役でやれたとは思うものの、2004年の大クラッシュが最後まで響いたのが何とも残念。

 現在、DTMで生き生きと走っているラルフのニュースを見るにつけ、結果的にはこれで良かったのだと思う。

 ラルフは1997年、兄と同じジョーダンからデヴュー。3戦目のアルゼンチンGPで3位表彰台(動画では、首位を争うヴィルヌーヴとアーバインしか映らないが・・・)。

<Argentinian Grand Prix 1997 (Final 3 Laps)>




 ラルフと言えば、ジョーダンでのヒルに次ぐ1-2フィニッシュとウィリアムズ時代が印象に残る。ただ、モントーヤに後れを取っているイメージが強く、F1で6勝を挙げたとは言え、才能が開花しなかった感がある。

 実際には、モントーヤが7勝。ラルフの方がF1キャリアが長いとは言っても、印象の強さは断然違うのだ。

 さて、誕生日はラルフ。この日に亡くなったのは、初代F1チャンピオン、ジュゼッぺ・ファリーナ(1906-66)だ。

 この日、ファリーナはフランスGPを観に行く途中に事故死(アルプスの滑りやすいカーブだったという)。GPは、7月3日に決勝が行われ、優勝はジャック・ブラバム。シーズン初勝利を挙げたブラバムは、フランスを含めて4連勝を飾り、60年以来、3度目のチャンピオンを獲得する。