昨日のお稽古は

蒲公英 (たんぽぽ)

と書いた。

春の季語である。


私の知ってることをシェアする

小さな句会に

認知症状のあるおばあちゃまが

参加し始めた。

雪国に住んでいたけど

症状が出始めたので

嫁いだ娘さんの近くに居を移した

とのこと。


句会には娘さんと共に

スムーズに参加していて

明るくてお話も面白い。

前回、学生時代の部活の話になった。

彼女は書道部だったという。




四月の句会の兼題が 蒲公英

少しでも彼女の記憶に火が灯るような

何かきっかけになればという思いもあり

蒲公英 を書いた。


句会では毎回

俳句だけではなく

何でも良いので自分の今の

推しをみんなに紹介することになってる。

拙い書だけど

何かを感じてもらえたら嬉しい。



どこかに

私の母を重ねてるのかもしれない。



意志を持て何処へでも飛べ蒲公英よ

秋尾