書の

私の課題

人参 と 初霜


途中経過を。





筆を紙に滑らすのではなく

震わすように押し付けながら書いてみた。

掘り立て人参のような

土のついたゴツゴツ感を出したい。

ブサイクだけど生命力に溢れる

そんなイメージ。





初霜は、はじめのイメージは

しゃりしゃりした立ってる霜柱。

でも途中で変わった。

初霜だから淡い感じ。

朝陽を浴びるとすぐに融けてしまうような

メルティな霜柱の感じ。




筆の穂先をギザギザに切って書くのも

ひとつのやり方ですと

師匠が教えてくれた。

自分では怖くて切れないので

もう使わない筆を師匠に切ってもらった。

思いがけない線が出て面白かった。


ちなみにこの人参はいつもの筆で。



もう少し書き込んでいく。