My季語集「蛇」NHK俳句2024年7月7日 | 俳人二百面相

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My季語集「蛇」NHK俳句2024年7月7日

 

おはようございます。
暑い朝です。はや30℃
霊峰富士方面に向かい四方拝、八宝菜
疫病退散、家内安全、国家安康
世界平和、一病息災、経過良好、
被災地早期復興を祈ります。

   今日は「七夕」そして東京都知事選挙
どうなりますやらー。

し様、ハゲましのお言葉、ありがとうございます。
「徹子の部屋・高田純次編」録画してるので見直します。
同世代の闘病体験を聞くと、励みになりますね。

日曜日恒例の 短歌講座ー座りテレビ体操ー俳句講座

堀田季何先生  「一物仕立ての句」

「一物仕立て」一句全体が季語そのものを描写した俳句
白牡丹といふといへども紅ほのか・・・高浜虚子
白牡丹百花一斉にふるへたり・・・山口青邨

「取り合わせ」・・・異なる要素を組み合わせた俳句
夕風や牡丹崩るゝ石の上・・・正岡子規


まんなか「グラディーション」 バージョン
要素が二つあっても絡み合っていて
一つの描写になっている。

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ・・・加藤楸邨     (牡丹焚火の描写か)
牡丹百二百三百門一つ・・・ 阿波野青畝          (牡丹園の門か)

「一物仕立て」のツボ
①    アンテナを張る・・・こまかくほりさげ 気づきを増やす
②    俳筋力を鍛える  (イメージを言語化、語彙力を増やす)
③「ああそうですか」を恐れない

大づかみ・・・おおきくつかむ
傷一つ翳一つなき初御空・・・高浜虚子
桐一つ日当たりながら落ちにけり・・・高浜虚子

一物深掘り・・・上五中七で素直に描写 下五でさらに深掘り
たれ刷いて鰻の艶やさらに刷く・・・小澤實
バタークリームにつくるプードル華は葡萄・・・町田無鹿

兼題「蛇」
特選
蛇と暮らすあいつとてもきれい好き  広島市     河上摩子さん
くちなはの咥へたるものぷうと鳴り  鳥取県 米子市 松田蕾子さん
蛇の死の螺旋をこころざすかたち       大阪府 茨木市 関津祐花さん 
その蛇ならむかふのはうへいきました 三重県津市   幸田梓弓さん
一抹の不安や蛇が怖くない      長野県岡谷市  里山子さん
蛇轢いたよ運転免許取れたよ     福島県郡山市  ひなた和佳さん

哲菴落選句
ママチャリに尻尾ひかれし青大将
縄電車打ち捨てられて蛇(くちなわに)


 さて、キリマンジャロ珈琲をたっぷり淹れて
朝のしりとり俳句です。

すすり込む 
(暑いときの熱いモノをいただくのがプロのグルメ(愚留女)(^^ゞ)
「すすり込む」をいただいて

すすり込む鞠子の宿のとろろ汁・・・「とろろ汁」は秋の季語
(梅若菜鞠子の宿のとろろ汁・・・芭蕉)
すすり込むアーメンソーメン冷索麵
すすり込む辛子たっぷり心太            哲菴


「心太」」でお後よろしく