正月遊び・昔遊びその3「かるた」 | 俳人二百面相

俳人二百面相

俳句大好き人間の俳句日誌です。

正月遊び・昔遊びその3「歌留多」

歌留多と言えば、小倉百人一首。
金色夜叉にも登場。
競技歌留多では学生クイーンが10連覇したことがニュースになっ
ていた。

留多とる皆美しく負けまじく         高浜虚子
座を挙げて恋ほのめくや歌かるた      高浜虚子
古風なる筥(はこ)にねむれる歌留多かな  阿波野青畝
まづこれやこのを覚えし子の歌留多    安原葉
かるた読む妻には妻のふしありぬ     下村ひろし
年々に古りゆく恋や歌かるた       久保田万太郎
さまざまに世を捨てにけり歌かるた    綾部仁喜

 
俳句かるたも作られている。
  俳句文学館監修の
俳句いろはかるた
 
 
俳句動物かるた
 

奥野かるた店に置いてある。
正風俳句かるた
 
 
  奥の細道かるた
 

切り絵一茶かるた
 
教材用に 角川書店で出ている五色かるたがアイデアもの。
春夏秋冬新年の季語ごとに5色20枚に別れているもの 。
 
お気に入り膝下に置き歌留多会
ももしきは股引でなく歌かるた
お手つきのわざとらしきや歌留多会
詠む声の子音で跳ねる歌留多会