2023年10月
兼題:早稲 当季雑詠
出題者:泰山

(画像:一兎さま)
早く収穫できる品種の稲を早稲という。
北日本や北陸で早生種が普及し一時期は早場米が奨励されたが、
現在の作付けはそれほど多くない。
農業技術の進歩にともない、品種にかかわらず出荷が早まっている。
~~~~~早稲句会~~~~~
早稲の穂のたわわなうねり八洲 泰山
八洲の読み方教えて!
打ち間違いでした。大八洲です。
*詠み手の打ち違いを読み手は読み違い「オオヤシマ」で◎。
満月や天中でんと鎮座まし 泰山
最近月に兎がいなくなったようです
動かざること月の如し
*今度、中秋の名月と満月が重なるのは2030年です。
新幹線早稲の隣を駆け抜ける 一桂
あっと云う間の出来事
スピード感があります
*「早い」と「速い」の取り合わせ、い稲(いいね)!
早稲の田の刈り残されて山の端 ゆめ
疲れたからもう刈り取り止めた。あとは雀の御飯です。
獣へのプレゼント
*「一粒も粗末にしてはいけない」の教えを守る雀や獣ら。
木犀は黄金をこぼし匂ひ立ち ゆめ
犬の糞も似たようなもの
拾おうぜ
*犬の糞モクセイってぇーーー
早稲の奧黒塗り外車鎮座せり 素頓
農家が潤っているのは良い事です。それとも借金取り?
金満農家。大地主か
*黒塗りの外車から持ち主はお金持ちを連想。
そのお金持ちとは借金取りだったりして。
黄金早稲穂を垂れて待つ一番星 素頓
謙虚が一番
一番輝かしく黄金
*「黄金早稲」を「早稲黄金」に、「一番星」を「暮れの星」では如何でしょう、
ですがやっぱり元の句のままが良いでしょう。
早稲を刈る帝の思ひ民の幸 鳥閑
昨今の政治家に読んで欲しい句です。民のかまどは賑わいにけり
民の幸を祈る天皇の毎年の行事
*皇居内の水田でうるち米ともち米を20株 鎌で刈り取られたそうです。
里山の早稲刈る児童学習田 鳥閑
クマに注意、イノシシに注意
里山の特権
*校庭に稲田がありました、バケツで栽培しました。
(新宿の小学校卒業生の記憶)
早稲を刈る幼なじみの顔の皺 摩天
貴方も同じです。
同じに歳をとる
*見ているようで見られています顔の皺。
故郷や日照雨に早稲の穂の垂るる 摩天
日照雨(そばえ)の効果は如何
日照雨が効いています
*日照雨(そばえ)、日が照っているのに雨が降ること。天気雨、狐の嫁入りともいう。
歳時記によっては日照雨も季語のようです。
早稲中稲晩稲水稲陸稲米 一兎
わせ、なかて、おくて、すいとう、おかぼまい お見事です。俳句の形式全く無視
いろいろな稲を勉強させていただきました
*読めません、ついてゆけません、勉強させていただきました・・
それはそれ、今夜は何を炊きましょか。
早稲だいや神だ妃鞠のヴァイオリン 一兎
早熟の天才と云うことか
感動の一句。11才の天才少女。間違いなく神の領域。
*天才ヴァイオリニストHimariさん!おすすめ曲は「パガニーニ」。
田の神に深く一礼早稲を苅る 碧水
国民を飢饉から救う早稲です。田 の神に感謝感謝
先ずは神に礼をして
*畏れ謹んで有難や有難やと田の神に御神酒をささげ感謝感謝。
早稲の穂の一穂一穂に陽の光り 碧水
今夏は陽が強すぎて穂も辛そうでした。
朝日に輝く
*点がばらけた今句会、その中で〇5の最高得点句。
早稲の田の続く車窓やふる里へ 鈴蘭
広大な田園風景が目に浮かびます
ふるさとのある幸せ
*JR北海道の富良野線、季節限定の観光列車「ノロッコ号」でその風景が楽しめます。
早稲の香の中の昼餉の握り飯 鈴蘭
接続はすべて「の」の妙
ののののはノーです
*畔にゴザを敷いておにぎりと漬物とお茶と、農家の昼食風景。
☆☆今月のコメント賞☆☆
早稲の田に米寿の姥の白手拭き 一兎
「そして白寿まで」の素頓さま、コメント大賞。

兼題:早稲 当季雑詠
出題者:泰山

(画像:一兎さま)
早く収穫できる品種の稲を早稲という。
北日本や北陸で早生種が普及し一時期は早場米が奨励されたが、
現在の作付けはそれほど多くない。
農業技術の進歩にともない、品種にかかわらず出荷が早まっている。
~~~~~早稲句会~~~~~
早稲の穂のたわわなうねり八洲 泰山
八洲の読み方教えて!
打ち間違いでした。大八洲です。
*詠み手の打ち違いを読み手は読み違い「オオヤシマ」で◎。
満月や天中でんと鎮座まし 泰山
最近月に兎がいなくなったようです
動かざること月の如し
*今度、中秋の名月と満月が重なるのは2030年です。
新幹線早稲の隣を駆け抜ける 一桂
あっと云う間の出来事
スピード感があります
*「早い」と「速い」の取り合わせ、い稲(いいね)!
早稲の田の刈り残されて山の端 ゆめ
疲れたからもう刈り取り止めた。あとは雀の御飯です。
獣へのプレゼント
*「一粒も粗末にしてはいけない」の教えを守る雀や獣ら。
木犀は黄金をこぼし匂ひ立ち ゆめ
犬の糞も似たようなもの
拾おうぜ
*犬の糞モクセイってぇーーー
早稲の奧黒塗り外車鎮座せり 素頓
農家が潤っているのは良い事です。それとも借金取り?
金満農家。大地主か
*黒塗りの外車から持ち主はお金持ちを連想。
そのお金持ちとは借金取りだったりして。
黄金早稲穂を垂れて待つ一番星 素頓
謙虚が一番
一番輝かしく黄金
*「黄金早稲」を「早稲黄金」に、「一番星」を「暮れの星」では如何でしょう、
ですがやっぱり元の句のままが良いでしょう。
早稲を刈る帝の思ひ民の幸 鳥閑
昨今の政治家に読んで欲しい句です。民のかまどは賑わいにけり
民の幸を祈る天皇の毎年の行事
*皇居内の水田でうるち米ともち米を20株 鎌で刈り取られたそうです。
里山の早稲刈る児童学習田 鳥閑
クマに注意、イノシシに注意
里山の特権
*校庭に稲田がありました、バケツで栽培しました。
(新宿の小学校卒業生の記憶)
早稲を刈る幼なじみの顔の皺 摩天
貴方も同じです。
同じに歳をとる
*見ているようで見られています顔の皺。
故郷や日照雨に早稲の穂の垂るる 摩天
日照雨(そばえ)の効果は如何
日照雨が効いています
*日照雨(そばえ)、日が照っているのに雨が降ること。天気雨、狐の嫁入りともいう。
歳時記によっては日照雨も季語のようです。
早稲中稲晩稲水稲陸稲米 一兎
わせ、なかて、おくて、すいとう、おかぼまい お見事です。俳句の形式全く無視
いろいろな稲を勉強させていただきました
*読めません、ついてゆけません、勉強させていただきました・・
それはそれ、今夜は何を炊きましょか。
早稲だいや神だ妃鞠のヴァイオリン 一兎
早熟の天才と云うことか
感動の一句。11才の天才少女。間違いなく神の領域。
*天才ヴァイオリニストHimariさん!おすすめ曲は「パガニーニ」。
田の神に深く一礼早稲を苅る 碧水
国民を飢饉から救う早稲です。田 の神に感謝感謝
先ずは神に礼をして
*畏れ謹んで有難や有難やと田の神に御神酒をささげ感謝感謝。
早稲の穂の一穂一穂に陽の光り 碧水
今夏は陽が強すぎて穂も辛そうでした。
朝日に輝く
*点がばらけた今句会、その中で〇5の最高得点句。
早稲の田の続く車窓やふる里へ 鈴蘭
広大な田園風景が目に浮かびます
ふるさとのある幸せ
*JR北海道の富良野線、季節限定の観光列車「ノロッコ号」でその風景が楽しめます。
早稲の香の中の昼餉の握り飯 鈴蘭
接続はすべて「の」の妙
ののののはノーです
*畔にゴザを敷いておにぎりと漬物とお茶と、農家の昼食風景。
☆☆今月のコメント賞☆☆
早稲の田に米寿の姥の白手拭き 一兎
「そして白寿まで」の素頓さま、コメント大賞。
