2022年5月
兼題 「カーネーション」 「当季雑詠」
出題者 鳥閑

五月の第二日曜日は母の日です。母の日の贈り物の定番がカーネーション。
赤、白、ピンクなど、最近は青や紫色もあって色もイロイロ。
色によって花言葉も変わるようです。
今回もオンライン句会でしたが次回はリアル句会の予定です。
”オンライン句会の締めのカーネーション 鈴蘭”
カーネーションいとも容易い親孝行 泰山
「そして安い母孝行」
「とはいえ、心をこめて」
鳥閑さんの「「容易き」として」で、『カーネーションいとも容易き親孝行』に。
夏立ちぬ変わらぬままの憂き事よ 泰山
「心の持ち様で何とかしよう」
「スッキリしたいですね」
ロシアのウクライナ侵攻、知床遊覧船事故、道志村キャンプ場女児行方不明事件等々。
山の町出荷にぎやかカーネーション 一桂
「過疎地の最大のイベント」
「一年に一度の稼ぎ時」
カーネーションの出荷の様子がニュースで流れていました。
カーネーションに埋め尽くされし花屋かな ゆめ
「クリスマス時期もポインセチアで真っ赤」
「コロナのためか、全く売れないんです」
母の日の翌日半値カーネーション ゆめ
「12月26日のケーキのごとし」
「来年からは翌日贈ります♪」
クリスマスケーキのように翌日は半額になってほしい願望の句。

真青空カーネーションの白きかな 素頓
「白いカーネーションの悲しみを青空が救います。」
「青と白のコンビネーションが絶妙」
仏壇の蠟燭灯すカーネーション 素頓
「蠟燭の灯のごときカーネーションの赤」
「炎のようなカーネーション」
一兎さんの「「仏壇に灯す蝋燭」としたほうが分かりやすい」で
『仏壇に灯す蝋燭カーネーション』に。
無垢の愛百万本のカーネーション 鳥閑
「映画のシーンでしょうか」
「「どこで見れるのかな」 「心の中です」」
加藤登紀子さんの「百万本のバラ」と花言葉に気がついた人、つかなかった人のいて。
カーネーションシングルマザー堂々と 鳥閑
「その意気! 逞しく生きよう。拍手!!」
「胸をはりましょう」
モンローの艶な口元カーネーション 摩天
「うふふふ・・・」
「吸い込まれそうです」
男性陣から高評価、◎1〇3と高得点句。
吸い込まれるように思わず〇をつけてしまった(?)男性陣から◎1〇3と高得点句。
卯浪立つ上へ下へと大漁旗 摩天
「石の会の原点なので渋々・・・」
「真砂女の句みたいです」
石の会の第1回の会場は鈴木真砂女さん創業の小料理屋「卯波」でした。
卯浪寄する浜に真砂女の恋の影 鳥閑

カーネーション101本はこもごもに 一兎
「豆撒きも101粒」
「節分の豆はきつかったけどね」
101歳のお母さまは石の会の有名人、◎1〇3の高得点句。
子蟷螂威厳残して巣から散る 一兎
「蟷螂って確かに威厳があります。」
「残すのですか?」
この「残して」は「持ち続けて」の意味。
厨窓夫の挿したるカーネーション 碧水
「夫のやさしいはからい」
「恐妻への安全策」
厨もいいけど厠がいいなど言いながら◎1〇3の高得点句。
カーネーション一輪机上に白ワイン 碧水
「赤と白、赤と赤も良きかも」
「赤のカーネーションと白ワインのコンビネーション」
赤ワインが好みと言いつつ選句、◎1〇3の高得点。
そして「働いた母の手重しカーネーション 碧水」の3句が5点句と好調!
一輪のカーネーションとカステラと 鈴蘭
「おーカステラがつきますか。敬老会のお土産のようです。」
「下5は「芋羊羹」でお願いします」
カステラ好きに支えられ◎2〇3の最高得点句、やったぁ~!
おだてられ動く老体蟻地獄 鈴蘭
「蟻地獄はやや大袈裟とは思うが・・」
「面白い発想 蟻地獄なにかと思いました」
☆コメント大賞☆
カーネーション目覚めぬ母の枕辺に 摩天
鳥閑さんのコメント「ホストクラブ通いの母、いい加減に目を覚ませ!」がコメント大賞です。

(ライラック)
兼題 「カーネーション」 「当季雑詠」
出題者 鳥閑

五月の第二日曜日は母の日です。母の日の贈り物の定番がカーネーション。
赤、白、ピンクなど、最近は青や紫色もあって色もイロイロ。
色によって花言葉も変わるようです。
今回もオンライン句会でしたが次回はリアル句会の予定です。
”オンライン句会の締めのカーネーション 鈴蘭”
カーネーションいとも容易い親孝行 泰山
「そして安い母孝行」
「とはいえ、心をこめて」
鳥閑さんの「「容易き」として」で、『カーネーションいとも容易き親孝行』に。
夏立ちぬ変わらぬままの憂き事よ 泰山
「心の持ち様で何とかしよう」
「スッキリしたいですね」
ロシアのウクライナ侵攻、知床遊覧船事故、道志村キャンプ場女児行方不明事件等々。
山の町出荷にぎやかカーネーション 一桂
「過疎地の最大のイベント」
「一年に一度の稼ぎ時」
カーネーションの出荷の様子がニュースで流れていました。
カーネーションに埋め尽くされし花屋かな ゆめ
「クリスマス時期もポインセチアで真っ赤」
「コロナのためか、全く売れないんです」
母の日の翌日半値カーネーション ゆめ
「12月26日のケーキのごとし」
「来年からは翌日贈ります♪」
クリスマスケーキのように翌日は半額になってほしい願望の句。

真青空カーネーションの白きかな 素頓
「白いカーネーションの悲しみを青空が救います。」
「青と白のコンビネーションが絶妙」
仏壇の蠟燭灯すカーネーション 素頓
「蠟燭の灯のごときカーネーションの赤」
「炎のようなカーネーション」
一兎さんの「「仏壇に灯す蝋燭」としたほうが分かりやすい」で
『仏壇に灯す蝋燭カーネーション』に。
無垢の愛百万本のカーネーション 鳥閑
「映画のシーンでしょうか」
「「どこで見れるのかな」 「心の中です」」
加藤登紀子さんの「百万本のバラ」と花言葉に気がついた人、つかなかった人のいて。
カーネーションシングルマザー堂々と 鳥閑
「その意気! 逞しく生きよう。拍手!!」
「胸をはりましょう」
モンローの艶な口元カーネーション 摩天
「うふふふ・・・」
「吸い込まれそうです」
男性陣から高評価、◎1〇3と高得点句。
吸い込まれるように思わず〇をつけてしまった(?)男性陣から◎1〇3と高得点句。
卯浪立つ上へ下へと大漁旗 摩天
「石の会の原点なので渋々・・・」
「真砂女の句みたいです」
石の会の第1回の会場は鈴木真砂女さん創業の小料理屋「卯波」でした。
卯浪寄する浜に真砂女の恋の影 鳥閑

カーネーション101本はこもごもに 一兎
「豆撒きも101粒」
「節分の豆はきつかったけどね」
101歳のお母さまは石の会の有名人、◎1〇3の高得点句。
子蟷螂威厳残して巣から散る 一兎
「蟷螂って確かに威厳があります。」
「残すのですか?」
この「残して」は「持ち続けて」の意味。
厨窓夫の挿したるカーネーション 碧水
「夫のやさしいはからい」
「恐妻への安全策」
厨もいいけど厠がいいなど言いながら◎1〇3の高得点句。
カーネーション一輪机上に白ワイン 碧水
「赤と白、赤と赤も良きかも」
「赤のカーネーションと白ワインのコンビネーション」
赤ワインが好みと言いつつ選句、◎1〇3の高得点。
そして「働いた母の手重しカーネーション 碧水」の3句が5点句と好調!
一輪のカーネーションとカステラと 鈴蘭
「おーカステラがつきますか。敬老会のお土産のようです。」
「下5は「芋羊羹」でお願いします」
カステラ好きに支えられ◎2〇3の最高得点句、やったぁ~!
おだてられ動く老体蟻地獄 鈴蘭
「蟻地獄はやや大袈裟とは思うが・・」
「面白い発想 蟻地獄なにかと思いました」
☆コメント大賞☆
カーネーション目覚めぬ母の枕辺に 摩天
鳥閑さんのコメント「ホストクラブ通いの母、いい加減に目を覚ませ!」がコメント大賞です。

(ライラック)