2021年 1月
兼題 「生」 「当季雑詠」
出題者 一兎

<生命の誕生>
1月24日開催予定の「NHK全国俳句大会」のお題と同じ「生」が石の会でも兼題になりました。
残念なことにNHK全国俳句大会の公開開催はコロナ感染拡大が続いていることから中止になったようです。
石の会はオンライン句会を予定通り開催しました。
生きてゐる生かされてをり去年今年 泰山
「死ぬまで生きなされ」の鈴蘭にコメント大賞
温し冬老犬果てる日を覚悟 泰山
「「温き冬」では?「覚悟」ではなく「看護」「介護」してください」の摩天さんにコメント技能賞。
初しぐれ草木生きる糧となり 泰山
「激げしい運動後のビールですね」の素頓さんにコメント賞。
寒の朝口いっぱいに生野菜 一桂
「バランス良い食事」
「三が日明けてばりばり生野菜 鳥閑」との生野菜対決(?)は引き分け

新鮮魚捌く生業小晦日 素頓
「「こつごもり」と読む。そういえば「大晦日」は「おおつごもり」でした」
「こつごもり、勉強になりました。なりわい、とよみますか?」
小晦日、生業、捌くと難読漢字が並び、マルも並びました。
北風や波の如くに群れ雀 素頓
「雀の大軍団、これは怖い」
生きてゐる実感じわり河豚づくし 鳥閑
「石破氏の心境」の鈴蘭にコメント賞。
ゆったりと流るる時や冬木の芽 鳥閑
「自粛の日々時の移ろいがのろいです」
「寒すぎて、時が、凍っているんです」

生中継燃ゆる初日(はつひ)を宇宙より 摩天
「宇宙ステーションよりの中継。素晴らしい時代となりました。でもコロナを封じ込めません」
スケールの大きな句は得点も多く特選◎2並選〇3の最高得点句。
生ゴミに群がるカラス初箒 摩天
「追っ払いたいが、反撃が怖い」
生育地日本と書きて雪の富士 一兎
「食品偽装の知能犯」の鳥閑さんにコメント殊勲賞。
生一本銀盃に注ぐ淑気かな 一兎
「淑気には金杯より銀杯が似合いますね」

青き空諏訪湖に生ず御神渡り 碧水
「諏訪湖の現象なので、3文字は他に使いたい」
「「生ず」は「生れし」(あれし)では如何?」
生涯を実直に生き帰り花 碧水
「まだまだ時間があります。ちょっと羽目をはずしたら」
「もう少ない命、返り花にちょっかい出してみたらいかが」
生き甲斐を持たずに生きる去年今年 鈴蘭
「そんなこと言わないで」
「年金生活だものね」
初夢の我は百まで生きている 鈴蘭
「可哀想に」の素頓さんにコメント敢闘賞。
=今月の話題作=
大江山生野わたしも姫はじめ 一兎
「判るような判らないような・・・大江山が何故」
「調べたが分からず」
「「姫はじめ」には色々な意味があることを知りました」
「意味深な句」
「私も・・・」
「炎上回避、コメントは控えさせていただきます」の鈴蘭にコメント知能賞。
作者の解説
「大江山生野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立 「生野」は掛詞。
百人一首の小式部内侍の和歌のもじりです。
正月の遊びに「坊主めくり」がありますが、我が家では「姫はじめ」として、お姫さまが出たら場の札を全部とります。いや?「姫まくり」だったかな?
えっ!本気にした???」

今年もよろしくお願いいたします。
兼題 「生」 「当季雑詠」
出題者 一兎

<生命の誕生>
1月24日開催予定の「NHK全国俳句大会」のお題と同じ「生」が石の会でも兼題になりました。
残念なことにNHK全国俳句大会の公開開催はコロナ感染拡大が続いていることから中止になったようです。
石の会はオンライン句会を予定通り開催しました。
生きてゐる生かされてをり去年今年 泰山
「死ぬまで生きなされ」の鈴蘭にコメント大賞
温し冬老犬果てる日を覚悟 泰山
「「温き冬」では?「覚悟」ではなく「看護」「介護」してください」の摩天さんにコメント技能賞。
初しぐれ草木生きる糧となり 泰山
「激げしい運動後のビールですね」の素頓さんにコメント賞。
寒の朝口いっぱいに生野菜 一桂
「バランス良い食事」
「三が日明けてばりばり生野菜 鳥閑」との生野菜対決(?)は引き分け

新鮮魚捌く生業小晦日 素頓
「「こつごもり」と読む。そういえば「大晦日」は「おおつごもり」でした」
「こつごもり、勉強になりました。なりわい、とよみますか?」
小晦日、生業、捌くと難読漢字が並び、マルも並びました。
北風や波の如くに群れ雀 素頓
「雀の大軍団、これは怖い」
生きてゐる実感じわり河豚づくし 鳥閑
「石破氏の心境」の鈴蘭にコメント賞。
ゆったりと流るる時や冬木の芽 鳥閑
「自粛の日々時の移ろいがのろいです」
「寒すぎて、時が、凍っているんです」

生中継燃ゆる初日(はつひ)を宇宙より 摩天
「宇宙ステーションよりの中継。素晴らしい時代となりました。でもコロナを封じ込めません」
スケールの大きな句は得点も多く特選◎2並選〇3の最高得点句。
生ゴミに群がるカラス初箒 摩天
「追っ払いたいが、反撃が怖い」
生育地日本と書きて雪の富士 一兎
「食品偽装の知能犯」の鳥閑さんにコメント殊勲賞。
生一本銀盃に注ぐ淑気かな 一兎
「淑気には金杯より銀杯が似合いますね」

青き空諏訪湖に生ず御神渡り 碧水
「諏訪湖の現象なので、3文字は他に使いたい」
「「生ず」は「生れし」(あれし)では如何?」
生涯を実直に生き帰り花 碧水
「まだまだ時間があります。ちょっと羽目をはずしたら」
「もう少ない命、返り花にちょっかい出してみたらいかが」
生き甲斐を持たずに生きる去年今年 鈴蘭
「そんなこと言わないで」
「年金生活だものね」
初夢の我は百まで生きている 鈴蘭
「可哀想に」の素頓さんにコメント敢闘賞。
=今月の話題作=
大江山生野わたしも姫はじめ 一兎
「判るような判らないような・・・大江山が何故」
「調べたが分からず」
「「姫はじめ」には色々な意味があることを知りました」
「意味深な句」
「私も・・・」
「炎上回避、コメントは控えさせていただきます」の鈴蘭にコメント知能賞。
作者の解説
「大江山生野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立 「生野」は掛詞。
百人一首の小式部内侍の和歌のもじりです。
正月の遊びに「坊主めくり」がありますが、我が家では「姫はじめ」として、お姫さまが出たら場の札を全部とります。いや?「姫まくり」だったかな?
えっ!本気にした???」

今年もよろしくお願いいたします。