2018年5月
兼題:「五月」「当季雑詠」 出題者:ゆめ
敬称略

(昨年5月 東京タワーと鯉のぼり」
五月闇犬の鼻先光たる 泰山
「闇の中で見えるとは・・・電球が入ってる?」
小さき庭されど庭なり五月来る 泰山
「学びの庭もありますしね」
飛行機雲五月の空を切り裂きぬ ゆめ
「空を切り裂くという発想がいいですね。」
時鳥子を持って知る親の恩 ゆめ
「気が付いた時はおらず」

(4月末の札幌の空に飛行機雲。木にやっと新芽が見えて)
雲間より陽の溢れ出る五月かな 素頓
「五月の勢いそのままに」
岩木山空に溶け込み花筏 素頓
「大きな景です。一度見てみたい山です」
聖五月祈り通じぬこと多し 鳥閑
「祈りは通じませんね。本人の努力です」
挑戦の意欲満ちたる五月かな 鳥閑
「五月病には縁のない幸せな人」
ふるさとの海はさざ波五月風 摩天
「ひねもすのたりです」
獲物曳き蟻の一軍凱旋す 摩天
「キリギリスが凱旋歌、奏でてますぞ」

(札幌の5月 山桜と池)
農耕の大きなタイヤ五月晴 一兎
「ブリジストン製だ」
まあいいか俺の来し方五月闇 一兎
「実は五月晴れのような生活」
自転車の若き女教師五月風 碧水
「自動車を持っていないんだ」
靴音のこつこつ迫る五月闇 碧水
「ストーカーです。早く逃げてください」
塩むすび持って五月の山にいる 鈴蘭
「海苔巻いて」
五月の夜五列目で聴くバイオリン 鈴蘭
「S席。6月は6列目で」

(北海道大学構内のポプラ並木)
偶然にも「飛行機雲」の句が3句。
ゆめさんの句の他の2句もご紹介いたします。
「五月晴ブルー切り裂く飛行雲 碧水」
「三色の飛行機雲や五月晴れ 素頓」

兼題:「五月」「当季雑詠」 出題者:ゆめ
敬称略

(昨年5月 東京タワーと鯉のぼり」
五月闇犬の鼻先光たる 泰山
「闇の中で見えるとは・・・電球が入ってる?」
小さき庭されど庭なり五月来る 泰山
「学びの庭もありますしね」
飛行機雲五月の空を切り裂きぬ ゆめ
「空を切り裂くという発想がいいですね。」
時鳥子を持って知る親の恩 ゆめ
「気が付いた時はおらず」

(4月末の札幌の空に飛行機雲。木にやっと新芽が見えて)
雲間より陽の溢れ出る五月かな 素頓
「五月の勢いそのままに」
岩木山空に溶け込み花筏 素頓
「大きな景です。一度見てみたい山です」
聖五月祈り通じぬこと多し 鳥閑
「祈りは通じませんね。本人の努力です」
挑戦の意欲満ちたる五月かな 鳥閑
「五月病には縁のない幸せな人」
ふるさとの海はさざ波五月風 摩天
「ひねもすのたりです」
獲物曳き蟻の一軍凱旋す 摩天
「キリギリスが凱旋歌、奏でてますぞ」

(札幌の5月 山桜と池)
農耕の大きなタイヤ五月晴 一兎
「ブリジストン製だ」
まあいいか俺の来し方五月闇 一兎
「実は五月晴れのような生活」
自転車の若き女教師五月風 碧水
「自動車を持っていないんだ」
靴音のこつこつ迫る五月闇 碧水
「ストーカーです。早く逃げてください」
塩むすび持って五月の山にいる 鈴蘭
「海苔巻いて」
五月の夜五列目で聴くバイオリン 鈴蘭
「S席。6月は6列目で」

(北海道大学構内のポプラ並木)
偶然にも「飛行機雲」の句が3句。
ゆめさんの句の他の2句もご紹介いたします。
「五月晴ブルー切り裂く飛行雲 碧水」
「三色の飛行機雲や五月晴れ 素頓」
