皆様方の積極的なご参加の皆様方の積極的なご参加お陰で
46名、合計 230句の投句を頂きました。【過去最高
参加者は次の通りです(順不同、敬称略)。

永田満徳(講師)、江口秋子、石川順一、貴田雄介、
長谷川 ひろし、いわきりかつじ、夜亜舎、熊谷房子、青橙(たかはし)、
祐(牧内登志雄)、上野梢楓、桑本栄太郎、とばやまちはる、森川雅美、
山下明寿、岩永靜代(昼顔)中村秋穂、塚本南海雄、
眉山ケイ、辻井市郎(一路)、小保方国秀(無弦奏)、紅梅、小倉正人、
今村とも子、寺嶋法子/杳杳、江村享、松原白士、林宏尚(常住)、
荒一葉、美空らら、武藤隆司、浮游子、茂木ひさを、姫(三高邦子)
大津留 直、水越千里、慢鱚、岩根泰彦(寒太郎)、野島正則
古閑寛昭、滿/杉山満、藤澤迪夫、本田しどみ、ゐるす、亜仁子

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

投句に参加された方は必ず互選をお願いします。
なお、未投句の方の選句のみも歓迎いたします。

【選句の締切は5月15日(水)pm10時】までとします。

【以下全投句作品】


1    あじさゐやがんセンターの駐車場
2    あの夏のセンター新庄のご挨拶
3    アリーナに巡業幟夏近し
4    げろげろにぐるぐる返す蛙かな
5    こつ然と蛙鳴き初む雨催ひ
6    こどもの日ぽたぽた垂るるアイスバー
7    コンビニのバナナに探す俳枕
8    しあはせの絶頂で逝く膝枕
9    シャツに透く大胸筋や夏近し
10    アリバイを訊かれぽたぽた玉の汗

11    センターにお散歩と言ひこどもの日
12    センターに上がる飛球や泥鰌鍋
13    センターに鎮座している蛙かな
14    センターに武具飾り駈く神馬かな
15    センター分け詰襟の君夏隣
16    チャイナよりTEMUの冷やし枕カバー
17    つらつらと蛙眺むる朝まだき
18    トラクターに村は鳴動夏近し
19    ネルからのポタポタ楽し喫茶室
20    忍び逢う出湯の宿や遠蛙

21    ぱたぱたと足跡立てて春の泥
22    ホームセンターは売り場一新夏近し
23    ぽたぽたとガザの子の血や聖五月
24    ぽたぽたとどつと流すや鮎の稚魚
25    ぽたぽたとパンケーキのたね聖五月
26    まくなぎを割つてセンター前ヒット
27    マヌカンの鎖骨すつきり夏近し
28    んの字に親子向き合ふ潮干狩 
29    愛されぬ心寂しく蛙かな
30    マテガイの塩に跳び出す潮干狩り

31    位置につくスタートライン夏近し
32    衣更ふ「ぽたぽた焼き」のおばあちやん
33    磯遊びぽたぽた子らはもう濡れて
34    一村は一樹の影や夏近し
35    隠沼の主のごとき牛蛙
36    迂闊の手枕蛙の目借時
37    雨の日の午睡は妻の膝枕
38    雨降りて蛙は顔を二度洗ふ
39    雲低し蛙まどろむ花の宿
40    柔らかき夢見心地の膝枕

41    縁側を抜けくる風や籠枕
42    遠蛙ホルン吹きし子税理士に
43    遠蛙深夜勤務の喫煙所
44    遠浅に家族総出の潮干狩
45    黄緑の山が緑に夏近し
46    何処からかギターの音よ夏近し
47    夏ちかし今君のこと考へる
48    夏めくや枕濡らすは過去の事
49    潮干狩り掘ると舌を出してをり
50    聖五月センター越えのホームラン

51    潮干狩り母がもつとも得意とす
52    潮干狩磯のかほりを孫と嗅ぐ
53    夏近しおかつぱが弾くアラベスク
54    夏近しセンター分けのショートにす
55    ぽたぽたと甘露の如き若葉雨
56    ぽたぽたと軒の滴やさみだるる
57    ゴスペルの声に足止む夏近し
58    夏近しネクタイ外し帰宅せり
59    夏近しほうじ茶ラテの一人カフェ
60    夏近しまづは飲み干すスムージー

61    夏浅し園芸センタの温室
62    夏草を分けて巡らむ俳枕
63    夏風邪や小学以来の水枕
64    海に向け陸に向かひの潮干かな
65    蛙とふ渾名平安美人かな
66    蛙の子飛んでみてから右左
67    潮干狩遠足前の散髪屋
68    潮干狩靴底破れ怪我をして
69    潮干狩重機持ち寄る話しなど
70    蛙鳴き農耕作業の応援す

71    蛙鳴くベンチ薬指の装具
72    蛙鳴く里に伝はる七不思議
73    蛙来て銀河鉄道乗れという
74    黄金週間旅行カバンに枕詰め
75    巻き髪の中の青髪夏近し
76    感触はセンターオーバー夏予選
77    休職の朝夢枕に病葉
78    休日の椅子に委ぬる夏近し
79    給料の口座開設夏近し
80    金属の郵便受けに蛙かな

81    空へ向くセンターライン蜃気楼
82    鍬担ぎ妻との家路夕蛙
83    薫風にセンターパート若き人
84    畦道を帰る軽トラ夕蛙
85    警策の肩に蛙の目借時
86    戸を閉めて挟まる暖簾夏近し
87    故郷のぽたぽた歩く夏帽子
88    吾子泣けば蛙黙する歌合戦
89    後朝のリラの残り香枕抱く
90    鯉のぼりセンター越える大飛球

91    喉仏尖る少年夏近し
92    国道に蛙出ている干拓地
93    腰伸ばし探すあしあと潮干狩
94    込み合へるボランティアセンターに夏
95    山肌の萌黄色濃く夏近し
96    ぽたぽたと五月雨漏るる地震が家
97    捲り上げ白き素足や潮干狩
98    ぽたぽたと厚く引きたる初鰹
99    ぽたぽたと少女をんなへ桃の花
100    子も母もバッセンデビュー夏近し

101    子供押す停車のボタン潮干狩
102    死者生者皆引き連れて潮干狩
103    事もなく一日終ふる蛙かな
104    児は駆けて父手枕や野に遊ぶ
105    夏近し遺影のためと撮られをり
106    女教師の胸が気になる夏隣
107    夏近し襟足にあるちぢれつ毛
108    夏近し君と微睡む四畳半
109    ぽたぽたと汗し反則切符受く
110    重き戸の文化センター緑さす

111    春暁の枕草子寝落ちする
112    春暑し床の代はりに草枕
113    春惜しむ枕カバーを洗えずに
114    初夏の雨ポタポタ焼に湿気あり
115    初夏や枕にさるるぬひぐるみ
116    初枕カーテン越しの桜月夜
117    小さき手の離さぬ蛙呻吟す
118    沼まるでスピーカーなり牛蛙
119    菖蒲湯の香り豊かに腕枕
120    常念を隠す黒雲遠蛙

121    尻からの空気は不要初蛙
122    尻濡れて籠いつぱいの潮干狩
123    新芽の林木漏れ日キラリ夏近し
124    新社員頬杖枕の研修
125    真つ白な宮司の衣裳夏近し
126    身に合ふた枕やうやう古希の春
127    人生の毎日笑ふ潮干狩り
128    水出しのアイスコーヒーぽたぽたと
129    水出しの雫ぽたぽた夜鷹鳴く
130    水枕たぷんと揺るる夏の風邪

131    裾上ぐるをんな群るるや汐干狩
132    畝作る足に跳び来る痩せ蛙
133    清流の独りごつかと蛙かな
134    聖五月センターポールに日章旗
135    夏近し交響曲に鈴の音
136    夏近し散髪の音ひびく午後
137    夏近し初チャレンジの刈払い機
138    夏近し選ぶ衣の薄くなり
139    青芝のセンターコート白き線
140    石楠花やぽたぽた垂るる玉の汗

141    戦争は止めよと鳴ける夕蛙
142    想ひ出の中の父母潮干狩
143    早よ渡れ道に一服昼蛙
144    足上げて休む運ちゃん夏近し
145    足跡に海水溜まる潮干狩り
146    足長きジーンズの娘ら夏近し
147    短夜やかかえしままの抱き枕
148    知らぬ間に尻の濡れをり潮干狩
149    中1のバスで富津へ潮干狩
150    駐車場待ちの父なり潮干狩

151    朝光を映す窓辺や夏近し
152    潮干狩いつしか尻の濡れてゐて
153    潮干狩いつしか尻の濡れてをり
154    ぽたぽたと水滴穿石青葉山
155    ぽたぽたと祖母菓子を手にバンガロー
156    ぽたぽたと廃れ畳にさみだるる
157    潮干狩おしりの写真ばかりなり
158    潮干狩とどのつまりは濡れ鼠
159    潮干狩バケツの中の小さき海
160    夏近し窓四枚に葉を写し

161    夏近し目覚まし時計が壊れたり
162    夏近し緑に押し込まれてゆく
163    夏近し茣蓙の下のシロツメクサ
164    潮干狩まてがいの砂穴に塩
165    潮干狩りバケツに踊る魚たち
166    潮干狩りマテ貝浅利と歓声が
167    潮溜りに汐吹くところ潮干狩
168    通ひ路の蛙の学校無法地帯
169    滴りののんどぽたぽた潤せる
170    店先を掃除毎朝夏近し

171    田面揺らす風の寂しき遠蛙
172    灯台の影が日時計潮干狩
173    踏切の枕のてかり夏近し
174    逃げ水のセンターラインちょつと浮く
175    同色のセンターベンツ新社員
176    突破するセンターライン青嵐
177    ぽたぽたと晩春の雨傘要らず
178    ぽたぽたと両手の袋潮干狩
179    ぽたぽたの嬰のほっぺに寄る子猫
180    ポタポタの頬のやや抱く新樹光

181    日本一の味とや三河の潮干狩り
182    潮干狩入れ食ひとなる時間帯
183    潮干狩風に聞いてる砂の声
184    潮干狩母の装備の怪しかり
185    葱坊主センター越えのサヨナラ打
186    波際に立つだけの父潮干狩り
187    俳句詠むカルチャーセンター風青し
188    俳枕訪ぬる時の夏帽子
189    秤のる顔のいろいろ夏近し
190    薄暑風誘ふ旅の枕かな

191    半世紀枕要らずや薄暑光
192    半袖の医療センター夏近し
193    飛び石に低きジャンプの初蛙
194    膝枕したまま初夏の夕べかな
195    病室の寝具一新夏近し
196    病葉に埋もる枕木廃れ道
197    負馬の泡吹きし口旅枕
198    風薫る憎きは鳥の穿りか
199    風塵に押されて夏の近づけり
200    風鈴やそろりと外す腕枕

201    片言の英語通じぬ蛙かな
202    母の日や迷子センター頼りしこと
203    母今もひおしがりとふ潮干狩
204    北斎の波のベロ藍夏近し
205    本気度が違ふ家族や潮干狩
206    枕崎駅前食堂初鰹
207    枕上(ちんじょう)の揺らす障子の藤の花 
208    枕木に沿ふて歩かむ春夕焼
209    枕木のバーコードめく目借時
210    枕木を汽車踏むリズム走り梅雨

211    明易し枕の下にアイマスク
212    木洩れ日の我が影確と夏近し
213    黙々と親子で競ふ潮干狩
214    黙々と日差しを背負ひ潮干狩
215    夜の道の靴に飛びつく蛙かな
216    夜蛙の歩数を増やせと言ふ如し
217    夜蛙の恋に狂うてゐるやうな
218    郵便受けに待ちいたる蛙かな 
219    幼子を連れて興じた潮干狩り
220    裸婦像をなづるそよ風夏隣

221    旅鞄磨いてをりぬ夏隣
222    旅先の枕変はるや牛蛙
223    両父母を看取り気ままな籠枕
224    緑さす畜産センター牛の声
225    列車にも海の気配や潮干狩り
226    湾曲にかがやく鉄路夏近し
227    炒り上げてポタポタ落つる玉の汗
228    籐椅子のいやに艶めき夏近し
229    苺食ぶ給食センター思ひ出し
230    躑躅ぽたぽたとマウスの道塞ぐ


(作品は以上)

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

(「番号のみ」記入ですと、誤って上下の番号と間違われる方がおられたので、選ばれた句は【番号と句の冒頭と合わせてお書き頂き】間違いを防ぎたいと思います。
また今回は上五などの句がたくさんあるので中七までお書き下さい。)

記入例に従い、特選、並選のそれぞれを番号で、選者名(俳号または名前)と合わせてお書き下さい。(結果発表時は俳号を優先します)
また【特選句には簡単な鑑賞文】をお書き下さい。

若しも番号と句の冒頭とが不一致の場合は、句の冒頭を優先して解釈します。
また全部の選句をまとめて1回でコメント投稿して下さい。

句に兼題が入っているか否かの判断は選者にお任せします。
兼題が入っていないと思われた句は取らないようにお願いします。

【選句の締切は5月15日(水)pm10時】までとします。

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