(Rev.3)

皆様方の積極的なご参加のお陰で
28名、合計 139句の投句を頂きました。
参加者は次の通りです(順不同、敬称略)。

永田満徳、眉山ケイ、紀宣(土谷純一)、江口秋子、磯田年司、
祐(牧内登志雄) 、長谷川ひろし、夢積、野島正則、武藤隆司
檸檬(星合川凛)、熊谷房子、たかはし、夢見昼顔(岩永静代)
塚本南海雄、茂木ひさを、ゆきまち、大津留 直、慢鱚(大工原一彦)
西村楊子、古閑寛昭、桑本栄太郎、ゐるす、中野千秋、
向瀬美音、大久保俊克 亜仁子、北野和良、
選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。
投句に参加された方は必ず互選をお願いします。
なお、未投句の方の選句のみも歓迎いたします。
また、句の転写ミスなどがありましたらメッセンジャーでお知らせ下さい。
宜しくお願いします。

【以下全投句作品
1    .少年の赤きベストや寒稽古
2    NHK*にしたままの去年今年(*エネーチケー)
3    SNSの零時投句や去年今年
4    TSUTAYAにてフリーズドライの若菜買ふ
5    うたた寝の間に過ぎていく去年今年
6    カフェラテに運命線や去年今年
7    さらさらとジェルボールペン去年今年
8    すれ違ふ佳人の笑顔初景色
9    てらてらとブラックコーヒ-飲む元日
10    ドローンの撮る筑波嶺の初景色

11    てらてらと街の水路や冬日和
12    てらてらと光る花炭茶の香
13    (欠番)
14    ネタケースにてらてら光る金目鯛
15    ビル群に蒼き宮城初景色
16    ベスト着せ犬の散歩の二日かな
17    ベランダの鉢に揃いし若菜かな
18    ポーズ決めベストショットや年男
19    ほろ酔ひの残月高き初景色
20    てらてらと初競り人の光る肌

21    またひとつ年輪重ね去年今年
22    ラクビーの巧みなキックベスト8
23    レバノンへ逃げて初夢てらてらと
24    ワセリンのてらてら頬や福寿草
25    阿蘇谷の復興祈願去年今年
26    一筋の仄かな光去年今年
27    一瞬を表現できる初景色
28    駅伝の箱根てらてら冬日差
29    てらてらと路面濡れをり御降に
30    若菜はやす故郷の訛り引き継ぎて

31    でんでら野ありしあたりの若菜摘む
32    駅伝の練習のそば若菜摘む
33    遠眼鏡立てて鳥待つ枯野かな
34    俺だけがチャリで来てゐる去年今年
35    何となくきのふと違ふ初景色
36    我ベスト晴歩雨読の我余生
37    葛湯溶く吉野の風を孕ませて
38    寒し朝赤きベストの犬ぞゆく
39    喜寿なりて助手席で見る枯野かな
40    去年今年座右の銘は無欲たれ

41    去年今年あとには引けぬ温暖化
42    去年今年介護ベッドの上の父
43    去年今年語る五輪の日向子かな
44    てらてらと光る氷柱のロッジかな
45    三日早や野菜サラダの朝餉かな
46    てらてらと黒髪の艶雪女郎
47    去年今年日付変更線を越ゆ
48    去年今年隧道掘りし偉人の碑
49    胸はだく毛糸のベスト手編みなる
50    若菜摘児らに教へる数へ唄

51    均等に分けるの難儀若菜粥
52    九万年前は海底若菜摘む
53    幻の伝統野菜若菜かな
54    五社巡り雲の切れ間の初景色
55    口癖の愉快になりし去年今年
56    荒草に潜みし野良に冬日向
57    黒豆のてらてらてらと義母の節
58    嵯峨野から巴里の女の雪だより
59    撮られゐし怒涛の響く初景色
60    山の辺や若菜摘まんで屋敷畑

61    四日の夜ひとり居のジャズベスト盤
62    子や孫を迎へてよりの初景色
63    子規楽し偕楽園や初景色
64    子午線を越える星々去年今年
65    思い馳せ山の辺の道初景色
66    持久走初晴の自己ベスト出づ
67    若菜粥バッハの音に浸りつつ
68    差し向かひ齢数へる若菜飯
69    若菜採る小さき鎌と竹の籠
70    去年今年使い続けし旅鞄

71    去年今年絶えることなく厨の火
72    若菜摘むおほらかなりぬ東歌
73    若菜摘む蕎麦道場の裏庭に
74    てらてらと東京タワー初景色
75    初景色日矢跳ね返す小倉城
76    初景色富士二合目で富士を見る
77    てらてらと賑わい避けて初詣
78    てらてらと日を返す海冬夕焼
79    若菜摘む夫のぼそっと独り言
80    去年今年野に放たれし大統領

81    農道を跳ねる朝日や初景色
82    去年今年翼を帯ぶる車椅子
83    若菜摘む米寿の母の狭庭かな
84    若菜摘む明日学校の通学路
85    若菜摘む野面の影となりにけり
86    若水や頬のてらてら輝きて
87    春着脱ぐ吾子のベストの大人びて
88    初茜諏訪湖てらてら穏やかに
89    初景色いつもの鳥がやつて来る
90    若菜摘む見え隠れなる阿蘇の山

91    初景色畦黒黒と連なりぬ
92    野辺の見る白き無尽の波の花
93    野良犬は一歩下がつて焚火かな
94    初景色単身赴任三年目
95    初心者のつもりで臨む去年今年
96    初明り目深に被る野球帽
97    上野の初売エコバックはまばら
98    城跡にサーカスの来て初景色
99    伸び伸びし風呂の昼食若菜炊く
100    新春の箱根はベストコンディション

101    人間の行く末なのか大枯野
102    水音を聞きつつ進む若菜摘
103    雛僧の抱ふ薬缶や初景色
104    娘老母をほって進むや大枯野
105    青虫と分かち合ひたる若菜食ひ
106    赤いベスト着る夫は前期高齢者
107    大阿蘇の紫けぶる初景色
108    大殺界無事に抜けたり初景色
109    第九終え路地へと歩く去年今年
110    地球儀に陰日向なし去年今年

111    虫食いの若菜より売れ無人店
112    朝もやに沈みし村や初景色
113    朝若菜摘みて一椀香らする
114    追ひ焚きの湯に脚伸ばし去年今年
115    天高く子どものベスト凧着せて
116    登り窯の火の煌々と去年今年
117    冬晴やてらてら止まる新幹線
118    読み始めやベストセラーの文庫本
119    日の出まへ鳰の潜るる初景色
120    日々仰ぐ鈴鹿連邦初景色

121    白犬のベストが赤し初詣
122    白朮火にてらてら浮かぶ雪女郎
123    秘密基地てらてらしてる雪眼鏡
124    病院へと焦るまなこに初景色
125    復興のマンション並ぶ初景色
126    平成の御代の余韻や去年今年
127    変はりたるところなけれど初景色
128    菩薩めく木々並びをり雪野原
129    亡き医師か水路の岸に若菜摘む
130    毎日を咲かせる力若菜かな

131    目覚むれば病魔の中ぞ去年今年
132    夜噺に野暮が長居をしてをりぬ
133    野に咲けと背で言う人の冬座敷
134    野を駆ける童見上ぐる初御空
135    野良猫やのっそり元旦早起き毛
136    悠然たるあくびゴリラの去年今年
137    余生なお燃ゆるものあり去年今年
138    六地蔵の供花は絶やさぬ枯野道
139    鳰の湖地震に崩れぬ野面積


(投句 以上)

選句は【特選1句、並選4句】をお願いします。

(「番号のみ」記入ですと、誤って上下の番号と間違われる方がおられたので、
選ばれた句は【番号と句の冒頭と合わせてお書き頂き】間違いを防ぎたいと思います。
また今回は上五「てらてら」「去年今年」「初景色」「若菜」などの句がたくさんあるので中七までお書き下さい。)

記入例に従い、特選、並選のそれぞれを番号で、選者名(俳号または名前)と合わせてお書き下さい。(結果発表時は俳号を優先します)
また【特選句には簡単な鑑賞文】をお書き下さい。

若しも番号と句の冒頭とが不一致の場合は、句の冒頭を優先して解釈します。
また全部の選句をまとめて1回でコメント投稿して下さい。

選句の締切は1月14日(火)pm11時】までとします。

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