ドラクエの女主人公がたまんなくかわいい。ブルマみたいなひばりくんみたいな髪質大好き~!!!


アイシールド21

いい位置に載っていて、編集者のこのエピソードへのプッシュがひしひしと伝わってきます。

ヒル魔の父親は棋士。ヒル魔が策士なのも、大人びてるのも納得させる便利な設定。ヒル魔がなんだかアメリカンwなのも親への反発なのかもしれませんね。

どんな不利な状況でもそれを回避する策をひねり出すヒル魔、今回も奇跡のあがきを一瞬でも見せるのかとも思いましたが…結果は負け。ヒル魔のすがすがしいほど明らかな敗北シーン、私たちは初めて見る訳ですが、その分ヒル魔のゼロからのスタートが際立ちました。「死んでもクリスマスボウルに行く」、そう言いながら見つめる先が、果てまで何もない広大なグラウンドであるのも重ねてすがすがしい。ぼろぼろになった後の表情もとても気持ちよさそうです。


リボーン

ユニだと!?ロリコンきました。某リルムみたいでかわいいのー。

リボーンの「オレの秘密を」発言、天然の山本と組み合わせることで、読者を焦らせる、というか、なんともいけずな振りですね。


サムライうさぎ

第二十七羽。←ここもうさぎだったことに、書いてみて初めて気付いた。勇者学がまた2話掲載で22話と追いついてきてますよ…。

主人公の信念に触れて返り討ち、の基本パターンできっちり決めました。解説役が軟派男摂津正雪で、べたべたになりすぎずよかったです。

それにしても、主人公がこんな純情なまま結婚してるマンガもなかったけど、こんな純情なままパパやってるマンガもなかなかなかったですね。ジャンプの中でもとりわけデフォルメを効かせた頭身の低いマンガキャラたちが、夫婦愛、親子愛といった人間くさい感情をあらわにすると、ギャップもあってよりはっとします。生米もつながっていたんですね。これからは、初登場時そうだったように、片手に持った生米に口をつけつつ相手を見上げる、なんてことはしなくてよくなります。きちんと相手のほうを向いてしゃべれるようになります。よかったねキク。


ドラキュラ君と天使さん

作者は宮本和也。「スカートウォーズ」で第78回手塚賞準入選。大阪芸術大学(芸術学部キャラクター造形学科にマンガ・アニメ・ゲーム専攻がある)で小池ゼミ生だったようです。小池ゼミとは…そのまんまですが小池一夫のゼミ。(小池一夫は漫画家、小池一夫劇画村塾を主催し、高橋留美子、原哲夫らを輩出したことでも有名。氏の信条、「漫画はキャラ立てが大事だ」は漫画を語る上で避けて通れない超・名言。)手塚賞準入選で学歴もあるなんてうらやましい方だ…。

作品ですが、楽しんで読めました。金未来杯のなかで一番くらいにキャラが立っていたのではないでしょうか。読みきりだと、人物描写の機会が限られて、どうしても類型的なキャラクターになってしまいがち。ですが本作は、キャラクター単独ではなくキャラクターの関係の立ちがよかった、常識知らずの主人公にツンデレのヒロインという組み合わせが良く、二人の会話の中からキャラの性格がきちんと描写出来ました。主人公の「~じゃのォ」という口癖も性格と合っていてめずらしくうざったくなかったです。

ヒロインを襲う男たちがずいぶん大人数でえげつなく、主人公とヒロインのさわやかな関係を邪魔するのが残念でした。

この作品をそのまま連載したら10週で打ち切りを喰らってしまいそうですが…いつか連載向きの話を作れたときに、キャラクターをうまく絡ませて動かせる基礎力は、作品のレベルの底上げをしてくれるような気がします。


これで金未来杯終了!勝者は…?

連載可能なのは「ぬらりひょんの孫」でしょうか。やはり連載となるとキャッチーさが重要になるかと。良くも悪くもジャンプの正統派でした。


テニス

「声にならない叫びは乾へのレクイエム…」

レクイエムです。鎮魂歌。ついに死人が出たということでしょうか。ほんとに殺してもいいです。そして伝説になってください。


スケットダンス

こんなにいい漫画描いても打ち切られてしまうのか…。つくづくプロットはうまいし構成もうまいしセリフまわしもうまいし、いい仕事しているんだけど。次回作は無理やりでも野球部とかを舞台にして、最初から味付けしたキャラクターを配置して、腐女子でも誰でもいいから、とりあえず支持してくれそうなお客さんを固めておいて、それからお話で魅せたほうがいいのかもしれませんね。心底もったいないです。