たんたんママの絵本と言葉の部屋


今日の絵本は、


「とりかえっこ」 さとうわきこ 作 二俣英五郎 絵 (ポプラ社)



とりかえっこ (絵本のせかい 21)/さとう わきこ
¥1,260
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月に一回友人が主催する育児サークル親子のお手伝いをしています。


幼稚園に入園前の1、2歳のお子さん子供とそのお母様ままが対象のサークルで、


いつも10組弱の親子が参加してくださっています。


そこでは、わたしと友人の共通の趣味というかライフワークにしている多言語の自然習得に


用いるいろんな国の音楽音譜が収録されたCDにあわせて体を動かしたり、


お子さんの様子(特に言葉にまつわるエピソード)について聞かせていただいたり、


おもちゃで遊んだりして過ごします。


思いっきり体を動かした後、水分補給などのため少し休憩をとります。


その時間を利用して、わたしが手遊びパーと絵本えほんの読みきかせをしています。


まだ1、2歳ですし、歩けるようになって自由に好きなところへ行けるようになったところですから、


じっと座って聞いていてくれるはずは当然ありません。


わたしの自己満足の時間ではありますが、


毎回年齢にあった絵本を探して楽しみラブラブに持っていっています。


そして、今日はこの「とりかえっこ」を読もうと用意していたのですが、


天候が不順だったことと、インフルエンザや風邪が流行りだしたこともあり、


驚くほど今日は参加者が少なくて、小さな輪でまったりとおしゃべりをしているうちに


読みそびれてしまったのです。


えほんボーダーボーダーえほんボーダーボーダーえほんボーダーボーダーえほんボーダーボーダーえほんボーダーボーダーえほん


ひよこは遊びに出かけます。


途中で出会う動物たちと次々と鳴き声をとりかえっこして進んでいきます。


さて、最後にひよこはなんと鳴くのでしょうか?


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残念ながら、1、2歳児の反応を見ることはできませんでしたが、


10歳のたんウサギはおもしろがってくれました。


鳴き声をとりかえっこするという発想がおもしろいと思います。


作者のさとうわきこさんは、ばばばあちゃんシリーズ の作者でもあります。


ばばばあちゃんもわたしの大好きなラブラブ作品ですので、我が家にはたくさん揃えてあります。


が、今回さとうさんは文章のみですので、ばばばあちゃんのようにはっきりとした色や


たくさんの線を用いて力強くは描かれていません。


柔らかく優しいタッチで可愛らしい動物たちが次々と登場します。


また、細かいところですが、右ページの右下にたまごたまごのイラストが描かれており、


ページが進むごとにひとつづつ増え、その様子も変化していっています生まれたてのひよこ


まるでパラパラまんがのようでおもしろいです。


さらに、ストーリーとは関係のないページ(背表紙を含む)に描かれたひよこのイラストが


それだけで、サイドストーリーを語っているようで、ほのぼのして楽しいです。


とても見所満載の楽しい絵本です。


ちなみにこの絵本、「第一回絵本にっぽん賞」を受賞しています。










今日の絵本は、


「まっくろネリノ」 ヘルガ・ガルラー 作 矢川澄子 訳 (偕成社)


まっくろネリノ (ガルラーの絵本)/ヘルガ=ガルラー
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先日、自転車で図書館に行ったときに借りてきた絵本の中の一冊です。


以前から読みたいと思っていた絵本で、ついに手にすることができましたニコニコ


絵本の最後のページに、翻訳をされた矢川澄子さんによる「作者の紹介」の文章があります。


それによると、


ヘルガさんは1939年オーストリアのウィーン生まれで本職はデザイナーですが、


織物や室内装飾や映画のアニメーションなど幅広く活躍された方だそうです。


この「まっくろネリノ」はヘルガさんが1968年に初めて手がけた絵本ですが、


その年のオーストリアの子どもの本の最優秀賞に選ばれたとのことですから、


すごい才能の持ち主なのでしょうね合格


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5人兄弟の末っ子のネリノ。


4人のお兄さんたちはそれぞれにきれいな色の体を持っていますが、


ネリノだけは全身まっくろです。


そのためにお兄さんたちから仲間はずれにされて、


いつも寂しい思いをしていました。


そんなある日、きれいなお兄さんたちがつかまって金色のかごに入れられてしまいます。


お兄さんを助け出すためにネリノが大活躍します。


さて、どうやって・・・・・?


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たんさるはこのお話もとても気に入って、何度も読んでと言って持ってきます。


出てくる生き物の目がみんな、白目が大きくその中にちょこんと丸い黒目があり、


すこしとぼけたような表情をしています。


それがとても安心感を与えてくれます。


また、とても単純にそして色鮮やかに描かれていて、


一ページ、一ページとても目を引きます。


ストーリーはとてもやさしく、誰にでも特性があって、


みんな誰かの役に立てるように生まれてきているんだと教えてくれているようで、


大人の私も勇気がもらえます。








たんたんママの絵本と言葉の部屋
焼き魚をしたあとのグリルの受け皿を洗っていたときのことです。


たんさるが、


「チンしてやいてさかなやきパック をつかえばいいんだよ」


といいました。


そしてそれからひとしきり、


その 「チンしてやいてさかなやきパック」


正確には「チンしてこんがり魚焼きパック」の特徴を


私に話して聞かせるのです。


が、その説明の最中も何度も何度も繰り返し、


「チンしてやいてさかなやきパック」 「チンしてやいてさかなやきパック」


と長い商品名をフルネームで言っては説明するのが、いちいちご丁寧でおもしろかったのです爆笑



移動中の車の中でラジオからラジオ。 中川翔子さん(しょこたん)の ♪心のアンテナ が流れたときも、


「あっ これ ポケットモンスターダイヤモンドパールアルセウスちょうこくのじくうへ のうただよ」


と教えてくれて、その後、何度も


「ホントだよ ポケットモンスターダイヤモンドパールアルセウスちょうこくのじくうへ のうただよ」


「ねっ そうでしょ ポケットモンスターダイヤモンドパールアルセウスちょうこくのじくうへ のうたでしょ」


と長い長い映画のタイトルを一気に言い切るのです。


まだ「それ」「これ」などの代名詞におきかえることができる場面に出会っていないのでしょう。


それにしても、その記憶力には頭が下がります。



そういえば、お友達男の子女の子 の名前もフルネームで言います。


幼稚園でお友達とどんなことをして遊んだかを話してくれるときも、


お友達に呼びかけるときも、フルネームです。


ご丁寧な割には敬称略して呼び捨てで呼んだりするのでねこあせあせ


「くん」をつける方が大事な気がするのですが、不思議なことにフルネームです。



丸ごと全部でひとつなのでしょうか。


極端な例ですが、「もも」もも のことを「も」とはあまり言わないように??


「チンしてやいてさかなやきパック」も途中で切ったり縮めるとどうも都合が悪いのでしょう。


でも、ひとつ納得できないことが・・・


みたいなかみのけにして~」 「だけでならぶんだよ」


と、「男の子」とは言いきれずに必ず「男」なのです。


5歳なのに、舌ったらずでたどたどしいしゃべり方なのに、ロン毛なのに・・・


これはこれで、同じように「男の子」では都合が悪い、たんさるなりの感覚があるのでしょう。