昨日はカルセド点滴の2日目でした。


 朝食は友だちにもらった「さんまのだし煮」缶詰とレタス。

 

さんまサンド

 

 缶詰は湯せんして刻みしょうがを散らしてます。パンはマヨネーズ絞ってトーストよく焼き。
 レタスごと挟んで、最後は缶詰の汁にひたして。うめー。

 食欲ありで体調ばっちりと思ったら、ふらふらとめまい。

 起立性低血圧のめまいとはちょっとちがう。頭の芯がぐるぐる揺れる回転性。じつは昨夜もあったのです。
 さっそく副作用きたか。

 仕方なくタクシー呼びました。ワンメーターだけど迎車料金が300円。通院の交通費はもどってはくるけれど、当座は出て行くわけで、ちと痛いです。 
 

 受付終了後、書くのが面倒なほどのゴタゴタの末に、タイムスケジュール大幅遅れで外来化学療法室(通称ケモ室)で問診、Dr.中標津(なかしべつ。仮名です)によるルート確保。
 

 なんでゴタゴタしたかというと、外来の受付の看護師さんが、おそらく新型コロナの影響でどこかからの助っ人なんでしょうけど、要領を得ず、無駄な待ち時間を費やすことになったのです。

 放射線治療科の予約時間を過ぎても、内科で呼ばれない。はじめからケモ室に直接いけばよかったし、その以前に放射線治療科に向かう手もあったんですが。


 結局、12時までしかいないと聞いていた放射線の担当医が午後もOKとわかって、あわてなくてすみました。
 これ、わたしの行動にも問題あったなぁと反省。待合室でケモ室から呼ばれたのにも気がつかなかったし。
 ともあれ、そのあとはすんなり。 
 血圧も正常にもどりつつあります。

 

25血圧

 吐き気止めはグラニセトロンのみ30分。赤いクスリのカルセドも、5分で点滴終了。
 管にたまった分も無駄にせず、生理食塩水につなぎかえて、ぜんぶ流し込みます。

 止血も15分で終わりました。血小板大活躍。

 薬剤交換の間、しばらく待ったりするので、だいたい1時間30分程度でした。もっとかかるときもありますが、ケモ室に入ってから出るまで、だいたい2時間前後ですね。

 午後は放射線治療科で診察。なんだか久しぶり。1カ月はたってますか。
「大きさは、あまりかわってません。うすくなっているようにもみえるけど」
 うーん。なんなんだろ。
 大きさは、じつは8センチもあることが判明。ただし、どうもこれは腫瘍ではない。なんだかもやっと雲のように広がっているんだけど、腫瘍マーカーのデータ、放射線の効果の現れかたからして、少なくとも扁平上皮がんではないようにみえる。それが担当医の解釈。


「なんだと思いますか」
「放射線のもうひとりの先生と中標津先生とで画像を検討してみたんですが、腫瘍なのか膿瘍なのか、それとも別のものなのか、意見がいろいろ出まして」
「よくわからない、と」
「少なくとも腫瘍ではないだろう、ということで、中標津先生の意見に一本化して、様子をみることになりました」

 昨日書いた、慎重なDr.中標津の診察室での説明は、そういう経緯だったのでした。


「謎ですね」
「謎です」
 

 なんなんだろ。
 少し長くなったんで、つづきは次回にします。