そろそろ上海に引っ越して来て1年。そしてビザの更新もしてもらわないといけません。パスポートが来年の1月までだったので、急遽パスポート申請に行ってきました。
急いでたので本当は先週の木曜日に行こうと思ったらその数日前日本領事館からメールが。

「4月から旅券および各種証明書の手数料が変更になります。」と。

高くなるのかと思いきや、なんと10年パスポートは50元も安くなるとのこと(840元)。

というわけで、覚えやすいし、4月1日(金曜日)に申請に行ってきました。

金曜日は混むのでなるべく木曜日までに、と書いてあったのですが、早めに行ったおかげかすぐに中へ呼ばれました。
すごく日本語の上手な(たぶん)中国人の女の子が応対してくれたのでしが、「おはようございま~す。」と、役所とは思えないフレンドリーな応対。

前回応対してくれた日本人のお兄さんもものすごく親切で、私の難しい質問にどうにか力になろうと一生懸命対応してくれました。
きっとこういう人がいると、まわりにも伝染して全体的にいい雰囲気になるんでしょうね。


ただ私の名前のヘボン式の書き方が間違っていたらしく、確認のために結構時間がかかって、出てきたら待合室にはたくさんの人たちが。

そして出口へ向かう途中の隣の部屋にはさらにすごい人たちが。
どうやらビザを申請する中国人でごったがえしていたようです。

パスポートの受け取りは1週間後。



ところで、週末から月曜日まで清明節(日本のお盆のようなもの)のため3連休だったのだけど、土日お天気が悪かったのと、体調も万全ではなかったので家でぶらぶら。

日曜日、大家さん夫婦が契約更新のためやって来ました。

そして思ってた通り、まずは家賃値上げの話に。
「不動産屋さんの相場では〇〇~〇〇元なのですが、それより少し低めの1000元値上げしたいのですが。」と。

そしたらいつもはけちな旦那がすぐに「そうですね。他のところの家賃も上がってるし仕方ないですね。」と、則OKの返事。

いつもはけちですが、実はお店で値切ったりするのが苦手のよう。値切るのはいつも私の仕事です。

確かにうちの値段は近所の相場より少し低めだったので値上げもきっと仕方ないのでしょう。値切ったら少しは引いてくれたのかもしれないですが。

でも大家さんたちはいい人だし、1000元値上げされたからといって私達の生活が苦しくなるわけでもないし、お互いいい関係を作るためにはよかったのでしょう。

私は特に欲しいものはないし(みんな携帯新しいのにしたらとうるさいけど)、物を減らして質素に生活することに喜びを感じる私なので、お金はそんなに余計になくていいのです。



それにしても、10年で4~5倍に跳ね上がった不動産の値段。今でも毎月少しずつ上がっています。

不動産を持っている人はますますお金持ちに。家を買えない人たちは子供を希望の学校に入れることもできず、教育にも差が。
そして生活格差がますます広がっていくのでしょう。

どうにかならないのでしょうか。



昨日は久しぶりに晴れて、心地良い陽気に。
歩道脇には八重桜も咲き始め、よい香りがただよっています。