そうした部屋は、プライバシーという美名のもとに設けられたもので、内側から鍵をかけられれば親であっても中に入れない子ども部屋、というわけだ。


こうした閉ざすことのできる子ども室は、悲惨な事件などが起きたときにしばしば取りざたされる。


日本では、子どもの起こした問題は子どもの罪ではなく親の責任とされる傾向が強く、子どもと親のコミュニケーションの取れなかったことがその原因と指摘されることが多いからである。


そんなときに、鍵のかかる独立した部屋は、親と子どもの断絶の象徴として取り上げられることになる。