女子レスリング、全階級メダル獲得、おめでとうございます!
昨日の、吉田沙保里選手の涙の金メダル。伊調千春選手の、笑顔での銀メダルにも感動したのですが、今日の伊調馨選手の金メダル、浜口京子選手の銅メダルも、とても素敵でした。
奇しくも、アテネ五輪と同じ代表選手が、同じ色のメダルを持ち帰ることになりましたが、そもそもアテネに行けたから北京に行けるというものではないわけです。彼女たちは、4年という短くはない歳月を、鍛錬に心血を注いで過ごした、だからこその代表入り。メダリストとしてのプレッシャーもあったと思うし、初代表だったアテネのときよりも、この4年は厳しい旅路だったんではないかなあと……思います。
銀メダルの伊調千春選手、銅メダルの浜口京子選手のおふたりは、アテネのときには悔しそうだったのに、今回の北京では、ふたりとも晴れやかな表情だったのが、とても印象に残りました。
「妹の馨選手と、ここまで歩んできた道は、金メダルだった」と伊調千春選手がコメントしていましたが、浜口京子選手も同じ気持ちだったのではないでしょうか。
ライバルたちと、コーチたちと、チームメイトたちと、家族たちと、ここまで歩んできた道は、金色、いいえ、黄金より変えがたい、美しい色をしていた。そこに悔いはない。
大変なプレッシャーの中で金メダルを獲得した吉田沙保里選手、伊調馨選手の強さも素晴らしいです。
フリースタイルしかない女子レスリング、競技日程はとても短かったけれど、素晴らしい試合を見せてもらえて、感謝でいっぱいになりました。
ありがとう!
今日は女子マラソンもありましたね。
土佐礼子選手は、もともと足を痛めていたそうで、途中棄権、辛かったと思いますが、よく決断したと思います。
故障の原因となった外反母趾というのは、親指が足の幅よりかなり内側に入り込んでしまうという状態のことで、場合によっては足がかなり変形してしまい、相当の痛みがともないます。原因は、靴の中で足がまえに動き、かつ、加重がかかること。靴の中で足が前にずれ加重されたときに、靴によってせき止められる形で、親指が外がわに押し込まれてしまうんですね。一時のことなら直るのですが、その状態が常態化すると、足指の変形につながります。変形が激しすぎるときには、手術が必要なときもあります。同じ理屈で小指が足の内側に入り込むことを、内反小趾といいます。
外反母趾は、男性より女性のほうが多いんですが、理由は、女性は踵のある靴を履くからです。靴の中で足がつま先側にずれ込んでいく、荷重がかかる。どんなに辛いか、女性ならわかる人は多いんではないかなあ。
土佐選手の場合、外反母趾の原因はヒールのある靴ではなくて、いままで積み重ねてきた練習にあるはずです。トレーニングで走るとき、どうしても、靴の中で足がまえにずれる。そして、スピードを上げて練習すればするほど、つま先のほうに加重がかかる=親指が足の内側に押し込まれた状態が常態化する。足の指の形がかわるほど、一生懸命練習してきたのですよね。
変形した骨が、走るごとにさらに押し込まれていく。根性のある土佐選手が、接地するだけで痛むと棄権したわけですから、どれほどの痛みだったのか、想像することももできません。42.195キロという距離は過酷です。あのまま足を庇って走ったら、足首、ひざ、腰、とすべてを故障したかもしれません。よく決断したと思います。いまはゆっくり療養して欲しいなあ。
初マラソンの中村友梨香選手は、よく頑張ったと思います。目標の入賞には届きませんでしたが、ベテランのレース運びのうまさに、やられた感じでしたね。
金メダルのルーマニアのトメスク選手は38歳。銀メダルのケニアのヌデレバ選手は36歳ですよ! トメスク選手が競技に本腰入れたのは30歳のとき、子育てが一段落してからだそうです。
体力があるだけでも、足が速いだけでも勝てない、駆け引きやコースへの理解といった、マラソンという競技の要求するものの多さ、レースの難しさと奥深さを、感じさせてくれる試合でしたね。やっぱりマラソンって素敵です!
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