久しぶりに、ミライ・ナガス選手に関連したarticleを見つけました。
どうも、ミライちゃんが練習に使っていたホームリンクが、改修されるらしいのですね。それを報じた記事です。長い記事で、硬い部分も多いので、適当にダイジェストして書き取りしてみたいと思います。
それではいつもの言い訳です。灰原には語学力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳の文面を日本語らしく整えただけのもので、間違いは当然ありえますし、わからないところは飛ばしたりしています。原文もご覧ください。もしよろしければ、間違ってる箇所をお教えくださるのも、ありがたいです。
では、本文にお進みください。



【パサデナウィークリー:未来の氷】


現在全米女子シングルチャンピオンにして、2010年冬季五輪の有力候補であるミライ・ナガス選手は、10年前、パサデナスケートセンターにおいて、氷に足を踏み入れました。そして、地元カリフォルニア出身の先輩たち、ペギー・フレミング選手やサーシャ・コーエン選手の偉大な伝統を継いだのです。
けれど、現在15歳の彼女が、バンクーバーにメダルを獲りに赴くころには、パサデナのリンクの歴史は終わりを告げているでしょう。現在、パサデナコンベンションセンターの改修計画が進められています。改修にともなって、古いリンクは閉鎖されることになります。
パサデナスケートセンターのオープンは1976年のことです。近隣にはほかに代替訓練施設がないため、いままで、改修は必要最小限に保たれてきました。屋根の雨漏りを受け止めるため、氷の上にはバケツが点在しています。木のフェンスはボロボロになっています。そして、ザンボで表面をならされるとき、ときおり氷が壊れます。
これら不便な状況にもかかわらず、このセンターは、地元のスケートファンたちの有意義な時間と、ナガス選手のような素晴らしいアスリートを生み出してきました。ナガス選手は、今年の2月、ブルガリアの世界ジュニアで、第3位となりました。
パサデナリンクの閉鎖を決定するさい、行政機関は、より大きく新しいリンクを市内に新設すると約束しました。
新しいリンクの建設計画は現在討議中、当初予定より予算は抑えられることになりそうですが、長い目で見れば、リンク建設の採算は充分とれるはずです。地域のアイスホッケーやスケートを愛する住民たちのため、また、ナガス選手のようなトップアスリートの必要を満たすために、施設は充分な大きさがなければなりません。
パサデナのリンクはとても楽しくスケートができる場所でしたが、試合の公式サイズより小さいために、アルカディアの町で寿司レストラン「Kiyosuzu」を営むナガス選手の両親は、競技用サイズを満たす別の遠方のリンクでも、娘を練習させなければなりませんでした。毎朝練習のために、ナガス選手は、1時間かけてリンクに通いました。
「年齢が上がってくるのにしたがって、リンクが窮屈になってくるんです」と、ナガス選手は語ります。
「わたし、もうちょっと練習できたらいいのにな、と思っていました。だって、多くの競技スケーターは4時間氷上練習するんですけど、わたしはいつも2時間しか予約を取れなかったんです。クラブのリンクが立派になるのはいいことだと思います。ホームリンクでプログラムの通し練習ができるようになるし、試合まえに規定サイズのリンクで練習させるために、選手のお母さんとかお父さんとかが遠くまで車を出す必要もなくなりますから」
アイスリンクの改修への支援は、ここ数年にわたって市に申し入れられてきましたが、経費削減をもって任じる行政機関は、思わしい反応を示さずにきました。1998年からパサデナフィギュアスケーティングクラブの理事長をつとめたJoan Hovathは、今年の3月、市議会でこのように語りかけました。
「クラブを運営しているあいだ、私は、幾度も『できない』にぶつかりました。うちのリンクには充分な大きさがないから、これはできない、あれもできない。つぎの理事長には、どうか『できない』と言わせないで欲しい。そして、ミライ・ナガス選手を、パサデナのリンクからオリンピックへと旅立たせて欲しいのです」
パサデナリンクのサイズ問題は、フィギュアスケート選手のみならず、地元のホッケー選手たちにも影響を及ぼしています。小さすぎるリンクではパックのスピードが緩まず、危険が大きいため、大人の選手たちはパサデナでホームゲームを行うことができません。より大きなリンクを、ホッケー協会も求めています。
現在、より低予算での建築をもとめて、アイスリンクの設計は書き換えられています。屋根のデザインを変え、構造壁を統合することで、当初の見積もりより110万ドルもの節約が可能となりました。
新しいリンクの建設を、地元の人々も歓迎しています。フィギュアスケートコーチSandy Gollihugh氏いわく「新しいリンクができれば、パサデナのスケーターたちはより競争力をつけるでしょう。規定リンクで滑りなれているスケーターたちももっとこちらのリンクに来てくれるようになるでしょうし、外部のスケーターたちを招いた大規模なイベントを催すことだってできるようになりますから」。
オリンピック代表候補ナガス・ミライ選手は、こう言っています。
「新しいリンクは、夢の実現への基盤になります」


はい、ここでおしまいです。お疲れさまでした。
2006/2007シーズン、彗星のように世界のフィギュアスケートファンのまえに現れたミライ・ナガス(長洲未来)選手。出身のパサデナスケートクラブは、過去にスターを輩出した名門というふうに聞いていましたが、まさか、雨漏りするリンクが本拠地だったとは!
リンクに水滴が落ちるからバケツ置いてあるって。それ相当危なくないですか。
ミライちゃんの、すばらしいスピードがありつつ、見事なカーブのある滑りは、バケツを避けることで育まれたんだったりして!?
いやまあ、そんなことはないとは思うんですけど(ははは)、施設の老朽化、建て替えをめぐる、保護者たちや地元の要望、翻って予算を理由に渋る市当局、という状況は、日本ばかりでなく、アメリカでも同じなのだなあと、少し考えさせられてしまいました。
維持にもお金がかかるスケートリンクは、ただ作るだけでは、採算をとるのが難しく、予算不如意な地方自治体が維持に苦慮する、という事情は、わからないことはありません。
だからといって、古いままのリンクでは、地方大会すら招致は難しく、いっそう採算への道は閉ざされてしまう。アイスホッケーの試合ができないというのも相当痛いですね。
もし、ミライちゃんの活躍が、パサデナに新しいリンクをもたらしたのだとしたら、それはとても素晴らしいこと。予定ではバンクーバーのころには、建て替えで、古いリンクは閉じちゃっているようなのですが、ソチ五輪のころには新しいリンクが立派に出来上がって、彼女の競技生活を支えてくれていることでしょう。楽しみですね!



今年の3月に放映された、高橋大輔選手が出演したテレビ番組「ボクらの時代」の内容が、書籍化されたようですね。
「自分を『美しく』見せる技術」と題されたこの本は、高橋大輔選手、歌舞伎俳優の中村勘太郎さん、俳優の藤原竜也さんの3人が、芸について修行について語り合うという1冊です。この番組、灰原は見逃していたので、書籍化されてうれしいです。
ジャンルの違う世界で活躍する表現者どうしが、表現について語り合うなんて、興味ぶかい試みですよね。面白かったです。




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