木曜日はものすごく暑かったですね……!
所要で出かけなければならなかったので、日傘、タオル、冷やしたペットボトル完備の重装備で出かけたのですが、それでもきつかったです。
目的地は、どの交通機関を使ってもどうしても30分は歩かないと着かないという変な場所にあり、しかも、どのルートをたどっても非常~に長い坂を上りきらねばならず、最悪です。上っても上っても目的地にたどり着かず、ゼーハー息を切らしていたら、十数年思い出したこともない英文が、ふいに脳裏にフラッシュバックしました。
ろーんぐ、ろーんぐあごー、ぜあーわずあ、ろーんぐすろーぷ、いん、してぃおぶ、えーどーぅ。むじなー、りぶぜあー。
ラフカディオ・ハーンの『怪談』。
中学の夏休み、暗記の課題で出ました……。
まさかいまも覚えているとは。
坂道がいつまでも終わらないように思えたのは、むじなに化かされていたから?
もう、暦のうえでは、もう秋なんだそうです。
……うっそー。
それこそ化かされた気になるなあ。
まだまだ夏ですよね。夏です。
さて、本日は、お久しぶり! の、エレーナ・ソコロワ選手のインタビュー記事を、日本語書き取りしてみたいと思います。
いつもロシア語のフィギュア記事を有志英訳してくださっている、Ptichkaさんのサイトで発見したインタビューです。Ptichkaさんの英訳はこちら→ http://ptichkafs.livejournal.com/34133.html#cutid1
いつもの言い訳ですが、灰原には語学力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳の文面を日本語らしく整えただけのもので、間違いは当然ありえますし、わからないところは飛ばしたりしています。原文もご覧ください。もしよろしければ、間違ってる箇所をお教えくださるのも、ありがたいです。
それでは、本文にお進みください
【エレーナ・ソコロワ選手 インタビュー その1】
彼女は、若きアスリートたちが世界の頂を目指すのを手助けしようとしています。
元フィギュアスケート世界選手権銀メダリスト、エレーナ・ソコロワさんは、モルドヴィア(ロシア連邦に所属する共和国のひとつ)にルーツを持っています。父祖の地をはじめて訪れたとき、彼女は宣言しました。
「この地には、素晴らしいアイスリンク、Ice palaceがあります。遠からず、サランスク(モルドヴィアの首都)は、フィギュアスケートの中心地として有名になるでしょう。わたしはそのために全身で尽力します!」
彼女は、フィギュアスケートアカデミーをモルドヴィアの首都に開く予定があるのでしょうか? 彼女はなぜ、人気のあるフィギュアスケートを題材にしたテレビ番組のプロジェクトに参加しないのでしょうか? EVGENY NAUMOVが取材しました。
インタビュアー:
サランスクのIce palaceが、気に入りましたか、レーナ(ソコロワさんの愛称)?
ソコロワさん:
Ice palaceがあまりに素晴らしいので、正直怖いくらいです。ほんとうにいい施設です! こんなリンクをいままで見たこともないですね。わたしは海外にもけっこう行きましたけど、よその国のリンクに比べても素晴らしいものだと思います。だから、遅かれ早かれ、サランスクから世界的スケーターは育つはずです。わたしはそれの手助けをしたいんです。
どうやってやるかというと、まず、毎月、上級者クラスのレッスンをIce palaceで開催します。それから、スケーター合宿の招致。わたしの教え子たちもここで合宿させるつもりです。
わたしの教えている生徒たちと、モルドヴィアの子どもたちで、共同のレッスンを開催したいと考えています。この計画について、リンクディレクターもすでに打ち合わせしました。
インタビュアー:
モルドヴィアスケートアカデミーに、あなたの名前を冠しますか?
たとえば、前世界チャンピオンOleg Maskaev選手の名を冠したボクシングアカデミーのように。
ソコロワさん:
どうしてくれてもわたしはかまいません(笑)。もう、わたしはIce palaceの仕事に携わっているわけですから。
インタビュアー:
あなたは選手生活を引退して、いまはコーチに転身なさっているのですか?
ソコロワさん:
コーチに転身、っていうと、違いますね。
たしかに教え子たちも持っているし、1日のほとんどがコーチ業に費やされるけれど、自分自身の訓練をやめたわけではありません。
わたしは毎日、氷の上で8時間を過ごしています。わたしの一番弟子は、Yekaterina Shingarina選手。彼女のことも、サランスクのリンクに連れてきたんですよ。彼女もここのリンクをとても気に入りました。
Yekaterina Shingarina選手はとても才能のある女の子で、モスクワの大会でたいがい優勝しています。わたしが教え始めて半年ほどなんだけれど、彼女はきっとソチ五輪で金メダルを獲るわ!
インタビュアー:
サランスクに指導の本拠地をうつすおつもりですか?
ソコロワさん:
残念だけど、モスクワのマスコミ関係のお仕事もあるので、いまは本拠地を移るわけにはいかないんです。あなた(インタビュアーさんのこと)とわたしは、ジャーナリストとして同業者ですね。
わたしはいま、スポーツラジオ局で、自分の番組を持っています。それから、いま撮影中のテレビ番組のプロジェクトにもかかわっています。
インタビュアー:
あなたの家族のルーツでもある、モルドヴィアのDolgoverjasyの町はお訪ねになったのでしょうか。
ソコロワさん:
ええ、もちろん!
Dolgoverjasyは素敵な町でした。自然がとにかく素晴らしくって、大好きになりました。
Dolgoverjasyで、親戚とも会えたんですよ。親戚の人たちに、わたしの祖父の家が、かつてどこにあったのか教えてもらいました。
8月に、母といっしょにまたDolgoverjasyに行きます。今後もしばしば訪問したいです。
はい、今日はここまでです。おつかれさまでした。
昨季、いきなりロシアナショナルチームから外れたソコロワ選手。引退のコメントもなにもロシアスケ連からは発表されず、元ワールド銀メダリストにたいして、ちょっとこの仕打ちはないのではないかなあ、と、当時灰原は思ったのでした。
その後、ロシア国内でアイスショーなどで活躍しているというのは知っていたのですが、インタビューは久々。元気そうでうれしいです。
現在はコーチ業を本筋にしつつ、まだまだ現役のスケーターとして、表現でも魅せてくれるソコロワ選手。彼女が教えているというEkaterina Shingarina選手については、軽く調べてみたのですがいまのところロシアのナショナルチームには入っていないようですね。ついでに調べてみたところ、ミーシンコーチのとこのエリザベータ・トゥクタミシエワ選手もナショナルの名簿にはまだ入っていませんでした。ソチ世代の本格強化はこれからなのかな、という感じですね。
ソコロワ選手インタビュー、後半は、またぼちぼちアップいたしますので、また見にきていただけるとうれしいです。
いよいよ北京五輪も始まるし、ブログに書くこといっぱいあって困るなあ。
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