ちょっとまえなんですけど、インターナショナルフィギュアスケーティングに、カナダのパトリック・チャン選手の記事が上がっていました。こちら→ http://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?showtopic=622
チャン選手といえば、アイスダンスからもコンパルソリーがなくなるとかいうこのご時勢に(嫌だな~)、カナダの名コーチ、オズボーン・コルソン老師の指導のもと、幼少時からコンパルソリーをみっちり仕込まれたという、まだ10代にして(なんと浅田真央ちゃんよりちょっぴり年下です…)驚異のスケーティングスキルを持つ選手。亡くなったコルソン氏が90歳を超えていたのは有名ですが、現在師事するコーチのおひとかた、ドン・ローズ氏も、正確な年齢はわからないのですがかなりのご年配のはずだし、もうおひとかたのコーチ、エレン・ブルカ女史は86歳というご高齢です。いま、日本にこんな年齢のコーチはいらっしゃいませんよね。
本人はまだジュニアにも出られる年齢なのに、キスクラの平均年齢はおそらく世界一の高水準! コンパルソリー時代の名コーチたちが育て上げた、時代を超えた天才! という趣があるなあ~。
昨季カナダナショナルでは、のちに世界チャンピオンとなる、ジェフリー・バトル選手を抑え、カナダナショナルタイトルを獲得した、パトリック・チャン選手。母国開催のバンクーバー五輪では、メダルを期待されています。スケーティングスキルは世界トップクラス。ほかのエレメンツについても、なにしろ若いこともあり、めきめき現在も上達中。そんなパトリック君の、新シーズンを占う記事の、不正確日本語書き取りに取り組んでみたいと思います。いつもの言い訳ですが、灰原は英語が出来ません。機械翻訳を日本語らしくととのえるだけで、間違いは非常にありえますので、ぜひ、原文もお読みくださいね。
長い記事なので、分割でいきます。2回でいけるかな? 
とりあえず今日は、1回め。
それでは、本文におすすみください。


【IFS:パトリック・チャン 驚異の冒険 その1】


カナダのパトリック・チャン選手にとって、2007-08シーズンは忘れがたいものとなりました。
スケートアメリカでの銅メダル獲得にはじまり、エリック・ボンパール杯での優勝、グランプリファイナルへの進出、そしてカナダナショナルタイトルの獲得。まさにアタリ年だったのです。
バンクーバーで開催された2008年カナダナショナル。そこで金メダルを勝ち得たとき、チャン選手はカナダのフィギュアスケート史上、もっとも若い国内チャンピオンとなりました。カナダナショナルタイトルの獲得は、昨シーズンのもっとも素晴らしい成果だったと、チャン選手は言います。
「昨シーズン、ぼくにとっていちばん大きな成果は、カナダナショナルで金メダルを得たことです。ほかの大会で獲得したどのメダルよりも、僕にとって意味あるメダルなんです」
国内選手権優勝のあとで、チャン選手の在学している学校は、チャン選手の名前を冠したスポーツアワードを、これから毎年開催すると発表しました。
「学校側から、ぼくの名前を刻んだ賞を作りたいって申し出をもらったんです。すごいうれしいです」と、チャン選手は語ります。「国内選手権のあと、学校は、【おめでとう パトリック・チャン選手】って書いた大きな垂れ幕を飾ってくれたんです。うれしかったですね。学業とスケートの両立はときどき難しくなりますけど、こういう出来事は、自分にとって学校がどんなに大切か、思い出させてくれます」
チャン選手は成績が思わしくなかったわけではないのですが、もう1年高校に通うことにしています(灰原注:カナダの学制では、チャン選手は9月から大学に進学する年齢です)。「スケートをするために、卒業するために充分なだけの授業に出られなかったんです。だから、あと1年、高校生をしないと」
17歳の彼にとって、昨季唯一期待はずれだった成果は、この3月。スウェーデンで開催された世界選手権で、初参加にして9位に終わったことでしょう。
「ぼくは、経験からたくさん学んだと思います。いま、ぼくは、世界選手権レベルの戦いにあたっての心構えについて、もうわかっています。ワールドはものすごく真剣な雰囲気で、誰も冗談を言ったりしませんでした。そんなピリピリした空気の中で、しかも隙間なくお客さんの入った満員のリンクで、試合に出たのははじめてでした。ちょっと考えられない体験でしたよね。自分の演技のあと、残りの演技を見ることもできませんでした。いい経験をしたと思います。あの大会のおかげで、いままでに増して真剣に訓練に取り組む気持ちになりました」
ワールドのあと、チャン選手は、彼が「現実世界」と呼んでいる生活に戻りました。
「ぼくは学校に戻りました。フツーの人に戻って、ちょっと休養するためにね」
チャン選手は、少し茶目っ気を見せて、こう言うのでした。


はい、今日はここまでです。お疲れさまでした。
昨季、プレシーズンマッチのスケートデトロイトで成果を見せ、「今年はいよいよパトリック君が伸びてくるのでは」と噂されて登場した、シーズン初戦スケートアメリカ。強豪並み居る中で銅メダルに食い込んできて、ファンたちの予測が正しかったと見せ付けた、パトリック・チャン選手。
男子選手にしては珍しく、16歳からシニアシリーズにアーリーエントリー。シニアデビュー年は、3Aが安定しなかったこともあり、目だった成績はありませんでしたが、3Aが安定した昨季、いきなり爆発。カナダナショナルで、ジェフ・バトル選手を破ったときには、灰原、仰天してひっくり返りましたよ。
伸びてきたとはいえ、まだトップグループとは若干力量差があると思っていたのに、まさかカナダナショナルを獲るとは!
期待されて出場したイエテボリワールドでは、9位という結果ですが、初出場でシングル順位というのは充分立派です。多少のミスはあったんですけども、やはり、群を抜いて素晴らしいスケーティングスキルが、彼の得点を下支えしたと思います。
学校が垂れ幕で祝ってくれたというのは、ほほえましいエピソードですね! 以前、進学したらビジネスを学びたいといっていたパトリック君、出席不足でちょっぴり長く高校生をやることになってしまったようですが、彼が大好きで、しかも、彼のことを大好きでいてくれる学校が「現実世界」にあって彼を支えてくれることは、今季、戦っていく気持ちのうえでは、プラスになるんではないかな。ダークホースだった昨季と違って、今季は、有力者としてマークされての転戦ですしね。このうえ、新しい学校や環境になじむという大仕事を並行するのは、ちょっと大変だと思うし、これで良かった気がします。
インタビューは、このあと、世界選手権での挿話にうつります。記事のつづきは、明日アップしますね!


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