それでは、本日も2008年GPSアサインを見てアレコレ言ってみましょう。いよいよアイスダンス編、最終回です。
ダンスは奥が深く、灰原も、いまだにレギュレーションを押さえているわけではありません。でも、見れば見るほど楽しいんですよね。
来シーズンも、どこのカップルがどんな新作を作ってくるのか、ほんとうに楽しみ!
そんでは、例によって初戦から、語ってまいりましょう。
【シニア アイスダンス】
初戦スケアメ。
地元アメリカからは、不動のエース・ベルビン&アゴスト組と、サミュエルソン&ベイツ組が出場。ヨーロッパからは、世界チャンピオン・デロベル&ショーンフェルダー組がやってきます。面白いプログラムで場内を沸かせる、カー姉弟もスケアメに出場ですね。
優勝はベルアゴvsデロションの戦いになりそう。カー姉弟、フレイザー&ルカニン組、マクロディ&コレーノ組、キャロン&ジョスト組あたりで、表彰台争いかな、と思います。
今年からコーチを変えて、リニチュク&カルポノフコーチの指導下に入ったベルビン&アゴスト組、滑りの変化とともに衣装にも注目です! 蛍光色なのかなあ、やっぱり。
第2戦スケカナ。カナダのエース……といっても、もういいでしょう。ヴァーチュー&モイア組が登場。日本のリード姉弟もここで初戦。昨季は10位前後の争いが多かったリード姉弟ですが、昨年1年でジャッジの評価も上がってきているでしょうし、ポイントのつく6位以内を狙いたいところ。頑張って欲しいです。
破竹の勢いのテッスコことヴァーチュー&モイア組と表彰台を争いそうなカップルは、まずはフランスからやってくるペシャラ&ブルザ組。毎年奇抜なプログラムと衣装で楽しませてくれるこの組、今年はどんなプログラムを持ってきてくれるのかほんとうに楽しみ。
アメリカからやってくる、テッスコとは同門のデイビス&ホワイト組も表彰台有力ですね。同じくアメリカのナバーロ&ボメントリ組も表彰台に絡むかなあ。
気になるのがロシアのボブロワ&ソロヴィエフ組。ダンス大国ロシアの代表として、故障欠場のドムニナ&シャバリン組のかわりにイエテボリワールドにも出場したこの組、まだ名前はいまいちまだ売れていませんが、女性に柔軟性もありユニゾンも美しく、実力はあると思います。表彰台争いに絡んでくれるかなあ。楽しみです。
第3戦中国杯。ロシア、ご乱心かと思わず思ったのですが(はは…)、いきなり同大会に2トップを投入。ドムニナ&シャバリン組とホフロワ&ノビツキー組、ここで初戦です。
これだけでも豪華な中国杯、じつはアメリカのベルビン&アゴスト組もエントリー、そのうえ、イタリアのカッペリーニ&ラノッテ組もいるんですよ! 豪華で見るぶんには最高ですが、なにもこんなにここに固まらんでも……。
表彰台は、よほどのことがなければ、ドムシャバ、ホフノビ、ベルアゴ、で決まりかな。とはいえ、カペラノはもちろん、カナダから参戦のウィーバー&ポジェ組(コーチがシェーリーン・ボーンさんです)、イスラエルのザレツキー兄妹など、実力のある組が多い大会なので、どうなるかわかりませんね。
ドムニナ&シャバリン組については、シャバリン選手の膝の故障の経過も気になるところです。昨季のオフアイスにはわりと情報が出たんですけど、今年はあんまりロシア発の記事もないのでねえ…。良くなってくれてるとうれしいんですが。
前半の天王山はここになるのではないかと思います。スケアメも強豪が多いし、今季のベルアゴはちょっとアサインしんどいかも。頑張って欲しいです。
第4戦、エリック・ボンパール杯。地元フランスのエース、デロベル&ショーンフェルダー組が華麗に登場。同じくフランスからは、3番手のキャロン&ジョスト組も登場しますね。エンターテイメント性あふれる振付と衣装で大人気のイギリスのカー姉弟もフランスにアサイン。彼らのコーチであるプラトフ氏は、ブライアン・ジュベール選手の振付を手がけていますから、同行するとなると、男子シングルのキスクラでもプラトフさんが拝見できるかもしれませんね。シモンズコーチとプラトフさんとジュベール選手のキスクラ。おお、イケメンそろい踏みって感じ。
イエテボリで4位と好成績のイタリアのファイエラ&スカリ組、ほかにはアゼルバイジャンのフレイザー&ルカニン組などが、表彰台争いに絡んできそうです。
そうそう、エリックといえば、毎年凝ったリンク装飾も楽しみです。今年はどんなテーマで飾り付けられているんでしょうね。
第5戦、ロシア杯。うーん、やはりロシアスケ連ご乱心か。またしてもドムニナ&シャバリン組とホフロワ&ノビツキー組の2枚出しです。いや、ロシア杯に2枚出しはいいんですが、せめて中国杯に2枚出しは避けましょうよ。ポイント食い合いになるんですから。ドムシャバとホフノビ、2組そろってGPFに進出できるのでしょうか。両方ともせっかく実力あるんだから考えてあげて欲しいです。
表彰台争いは、ロシア2枚看板と、アメリカから参戦のデイビス&ホワイト組、イタリアから出場のカッペリーニ&ラノッテ組あたりの戦いになるかな? ロシアの地元枠が未定なのも気になりますね。おそらく将来有望な若手を出してくると思うので。今後決定する、ダンス王国ロシアの地元出場枠選手にも注目です。
最終戦、NHK杯。昨季NHK杯は、表彰台メンバーがイエテボリワールドと同じという驚異の豪華メンバーでした。今年も素敵な選手たちが参戦してくれてます。
まずは、昨季イエテボリワールド銀メダリスト、ヴァーチュー&モイア組。おととしの「悲しきワルツ」、昨季の「シェルブールの雨傘」と、若い悲恋がテーマのFDが続いたので、今年は3部作完結みたいなプログラムかなと思いつつ、毛色の違うプログラムも見たいなと思ったり。鉄壁のユニゾンと足元の着実さ、スピードを兼ね備えたテッスコ、もちろん優勝候補の一角です。
それに対抗していきそうなのが、フランスのペシャラ&ブルザ組、イタリアのファイエラ&スカリ組。昨季のGPFに進出している強豪3組で、表彰台は決まっちゃいそうな気もしますね。
もちろん日本のリード姉弟も登場。地元開催ですし、応援も多いですし、のびのび滑って6位以内を目指して欲しいですね!
カナダから出場のウィーバー&ポジェ組は、シェーリーン・ボーンコーチが教えているということで、兄弟・姉妹弟子ってことになりますね。年代も近いし、こちらの対決も楽しみです。アメリカから出場のナバーロ&ボメントリ組も、ひとつでも上の順位を目指したいところ。頑張れば表彰台に届くか!?
あとやっぱり気になる、ロシアのボブロワ&ソロヴィエフ組。NHK杯は、ダンスまでがっちり放映がありますから、きっと演技が見られると期待しています。
ロシア国内は、エースのドムシャバをホフノビが猛追していて、面白いことに、いまなっているんですけども、この両エースを追いかけているチームたちも、近い将来表舞台に出てきそうで、気をつけて見ていたい感じなんですよね。注目です。
アイスダンス、FDにもまして楽しみな今年のODの課題は「Rhythms and Dances of the 1920’s, 1930’s or 1940’s」で、タンゴはダメ、社交ダンス的な踊りもダメなんですね。アメリカ的な、ブルースやチャールストンが多くなるんではないかと言われていますが、ちょっとまだどんなプログラムが多くなるかわからない。昨季ODが傑作ぞろいだっただけに期待してしまいます。楽しみです。
それから、ルール改正で、ODではステップ以外の場所でシンクロナイズドツィズルを組み込め、ということになったみたいなので、昨季は、ミッドラインステップのラストあたりにツィズル、リバースツィズル、みたいに、わりとどのカップルも振付が似た感じになっていたんですけども、今年はいろんなパターンが見られそうで、それも楽しみです。
FDのルール改正で、ステップシークエンスのホールドなし禁止、というのも、大きい変更ですね。ホールドしての演技というのは、やはりベテランが上手。熟練の技を見せていただきたいものです。
アイスダンスは毎年細かくレギュレーションが変わるので、コーチも振付師も選手もすごい大変だと思います。だけど、どのカップルもその大変さを感じさせずに、素晴らしい演技を見せてくれて、ほんとうにありがたいと思います。
来季後半から、新CDフィンステップも始動します。GPSではまだ課題に出てきませんが、このフィンステップについても、どの組がどんな消化をしてくるのか、楽しみです。
以上、ダンス感想でした!
女神幻想ダイナスティア
は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。
争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!
※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!
※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから