さて、GPSアサインについて語る第2回。本日はシニア男子編です。
順番どおり、スケアメから語ってみます。



【シニア男子】


初戦スケアメ。日本からの派遣は小塚崇彦選手ひとり。地元アメリカは、エヴァン・ライサチェック選手、ジョニー・ウィアー選手の2枚看板に、昨季ワールドジュニアチャンプ、アダム・リッポン選手を惜しみなく投入。なんとしても星条旗をポールに掲げてみせるというアメリカスケ連の気合を感じます。
スケアメは、ベテラン勢の参戦が目立つ回でもあって、セルゲイ・ダビドフ選手、ケヴィン・バンデルペレン選手、そして、かのチェンジャン・リー選手などがアサインしてくれています。
新採点法になってから苦労しているチェンジャン・リー選手、今年も続行してくれるのはとてもうれしいです。ベルギースケ連からの補助金続行が微妙だったKVDPも、オフに手術しているはずで心配していましたが、無事アサイン。端正なスケーティングが持ち味のセルゲイ・ダビドフ選手も今季参戦を表明。喜ばしいことです。
一方で新鋭たちにも注目です。アドリアン・シュルタイス選手はイエテボリワールドで、奇抜な振付とその振付を可能にするボディバランスの素晴らしさを見せてくれましたし、ケヴィン・レイノルズ選手はカナダ国内選手権で4+3+3を降りています。彼らがベテランにたいしてどう戦っていくか。アダム・リッポン選手については、基本的なパフォーマンスは素晴らしい選手なんですが、やはり3A。完成しているかどうかが勝負の分かれ目になりますよね。
表彰台はアメリカの2トップに、KVDP選手の争いになるか。ほかの選手たちにも充分表彰台の目はあります。小塚選手にも狙って欲しいです。がんばれ!
第2戦スケカナ。地元カナダからは、ジェフ・バトル選手、パトリック・チャン選手が参戦。気になるのはカナダの3枠目で、決まってないんですね。
この「TBA」に、もしやまさかエマニュエル・サンデュ選手が飛び込んできてくれないかしら!? と、思わず思ってしまった灰原です。可能性はなくはないと思う。
日本からは南里康晴選手が参戦。アメリカから、ライアン・ブラッドリー選手と、エヴァン・ライサチェック選手が参戦。エヴァン君は2週連続ですね。そしてヨーロッパからは、ステファン・ランビエール選手が参戦します。
バトル選手、ライサチェック選手、ランビエール選手という、実績のあるワールドメダリストたちに、ほかの選手たちがどう挑んでいくかが見所ですね。パトリック・チャン選手は表彰台に食い込めるか? 南里選手も実力を出し切れば、いいところまで行けるはず。
美貌のウスペンスキー兄弟の弟、ウラジミール選手が、シニア初参戦するのも楽しみです。
第3戦、中国杯。ジェフリー・バトル選手は、2週連続でこの試合にエントリー。なぜパトリック・チャン選手を持ってこないのかなあ、カナダスケ連。ちょっと不思議なんですが…。日本からは中庭健介選手、高橋大輔選手が参戦。ヨーロッパからは、トマシュ・ベルネル選手とクリストファー・ベルントソン選手の仲良しコンビが仲良く出場ですね。アメリカからはジェレミー・アボット選手とステファン・キャリエール選手が参戦。
表彰台争いは、バトル選手、ベルネル選手、高橋選手、が有力かな。そこにいかにほかの選手たちが割り込んでくるかが見所。
ロシア代表、アーテム・ボロデュリン選手も気になりますね。昨季ジュニアで活躍したボロデュリン選手、シニア初参戦ですが、技術も表現もしっかりした選手なんで、どこまで評価されるか、気になります。楽しみです。
第4戦、フランス。エリック・ボンパール杯。ブライアン・ジュベール選手がいよいよ登場。アルバン・プレオベール選手もアサインしてます。昨季後半、怪我をしてしまって、ワールドは棄権となったプレオベール選手ですが、無事に回復して出てきてくれるとうれしいです。
日本からは小塚崇彦選手が参戦。カナダのパトリック・チャン選手も、またしてもフランスにエントリー。パトリック君、エリックは3年連続じゃないですかね。そして、驚きのステファン・ランビエール選手エリック参戦! いままであんまりエリックってエントリーしてないんじゃないかと思うんですが、ライバル・ジュベール選手のホームに乗り込むわけですね。がんばって欲しいです。
このエリックの表彰台は狙い目だと思います。1位2位は、ジュベール選手、ランビエール選手の争いになりそうだと思うんですけども、3位にはどの選手がきてもおかしくない。小塚選手、狙って欲しいです。いけると思います。がんばれ!
第5戦、ロシア杯。地元ロシアからは、セルゲイ・ヴォロノフ選手、アレクサンダー・ウスペンスキー選手、アーテム・ボロデュリン選手が参戦……予定。しかし、女子のときにも言いましたが、ロシアスケ連は、試合直前に容赦なくエントリーを入れ替える伝統がありますから、ほんとに彼ら3人出られるか、まだ不明です。とくに、女子と違って男子には、大きな不確定要素があります。プルシェンコ選手が、ロシア杯にエントリーできる状態になった場合、この3人のうち誰かと交代というのは非常にありうる話です。どうなるのか、ロシア陣。気になります。
ほかに参戦するのは、フランスのブライアン・ジュベール選手、アルバン・プレオベール選手、ベルギーのケヴィン・バンデルペレン選手、中国のチェンジャン・リー選手など。トマシュ・ベルネル選手も参戦、ジュベール選手との対決が楽しみです。
日本からの参戦はありません。なので、地上波テレビ放映があるかどうかが最大の注目になっちゃいそうですね(ははは…)。
いよいよ最終戦、NHK杯。日本からの参戦は、無良崇人選手、織田信成選手、高橋大輔選手。無良選手はJGPSにエントリーしてるんですかね? 今年はジュニアはなしなのか。まだ日本スケ連のJGPSアサインが出ていないのでわからないんですが、待ちに待ったシニアデビュー、のびのび滑って欲しいです。
海外選手としては、なんといってもジョニー・ウィアー選手の参戦が注目。応援もとても華やかになりそう。高橋選手、織田選手と、ウィアー選手が表彰台有力そうですね。ケヴィン・レイノルズ選手、ヤニック・ポンセロ選手という、2種類のクワドジャンプという飛び道具があるふたりが、どこまで食い込んでくるかというのも楽しみです。というか、ポンセロ選手は、実力がフルに出れば表彰台乗れると思うんですが…。
灰原的注目は、中国から参戦のジンリン・グワン選手。ジュニアだった昨季まで、ジャンプは2Aまででしたが、工夫されたプログラムと身のこなしの美しさが印象的でした。3Aが完成していれば、上位に食い込む可能性は充分以上にあります。楽しみです。



というわけで、男子編です。
男子は昨年あたりから混戦模様を呈してきていて、有力選手が定まっていないというか、みんな有力、誰が表彰台に乗ってきてもおかしくない、という状態なので、アサイン見ていてもほんとうに楽しいし、いろんな展開を考えちゃいますね(ははは)。
今年はジュニアからのデビューラッシュで、アダム・リッポン選手はもちろん、ブランドン・モロツ選手、アーテム・ボロデュリン選手、ジンリン・グワン選手、そして無良崇人選手など、昨季ジュニアで鳴らした強豪たちが多数シニアにデビューします。彼らがどこまで戦えるのかも、注目したいです。みんながんばれ!




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