さて、本日は、イタリアの元気娘、ヴァレンティナ・マルケイ選手のArt on Iceでのインタビュー、後編を書き取りしようと思います。
原文はこちら→ http://www.artonice.it/?q=it/node/5582
いやほんとに元気ですよね、マルケイ嬢。昨季のFS「椿姫」が、どうにも死にそうには思えませんでしたもん(はははは)。
イタリア語から自動翻訳を日本語らしく書き取っているだけなので、きっと間違い満載なはずですが、お見逃しくださると幸い。
そんでは、本文にお進みください。
【Art on Ice:ヴァレンティナ・マルケイ 夢を追いかけて その2】
インタビュアー:
ファンは、氷の上でのあなたの生き生きした個性をとても愛しています。
しかし、今シーズンのあなたのプログラムは、生命力旺盛というよりも、ロマンチックで内省的なものでしたね。
どちらが本当のヴァレンティナなんでしょうか?
マルケイ選手:
本当のヴァレンティナは「なんでもできるのよ」ってところを見せたいアスリートです。
以前滑っていたFSは、勇ましくて情熱的なタイプのプログラムでした。そのイメージが強烈だってところは、あると思います。
今年のプログラム「枯葉」には、シニアで始めて大きな大会で勝った音楽として、すごく思い入れを感じています。
インタビュアー:
演技用の音楽はどうやって選ぶんですか? あなたご自身の趣味が反映されたりするのでしょうか?
マルケイ選手:
曲選びは、振付師の、コラード・ジョルダーニ先生にお任せしています。わたしたちは気持ちが通い合ってるから、どんな音楽が選ばれても、ピッタリくるんですよ。いままでずっとね。最終的には、わたしやコーチの意見も聞かれますけど、先生はわたしたちのやりたいことがよくわかっていらっしゃるから、面倒なことはなんにもないです。
インタビュアー:
来季のプログラムについて、少し教えていただけますか?
マルケイ選手:
SPは続行します。FSは「ロード・オブ・ザ・リング」。
インタビュアー:
とくに取り組んでいるトレーニングはありますか?
マルケイ選手:
昨季、練習では3+3を降りてます。
でも、膝を故障してしまったので、無理して試合でチャレンジしないことにしたんです。
インタビュアー:
新シーズンの準備について、お聞かせください。
あなたに休暇はあるんでしょうか。
マルケイ選手:
もちろん!
土曜日には、ニコライ・モロゾフ先生の指導をうけに、Raffaella Cazzaniga先生とアメリカのハッケンサックまで旅立つ予定です。Cazzaniga先生は、ジョルダーニ先生といっしょにわたしの振付を手伝ってくれている振付師さんです。
6月末から7月までのあいだは、大学の試験に備えて勉強しなきゃいけません。運動科学を専攻しているんです。
7月6日のアイスショーに招待されていたんですけど、出ると試験が危ないことになるから……出ないことにしました。
インタビュアー:
フルタイムのスポーツ選手としての生活と、大学での勉強と、どうやって両立を成功してるんですか?
マルケイ選手:
成功してません!(笑)
ほんとにね、難しいですよ。勉強もスケートもわたしに多くの時間を要求するもの。夏のあいだに、できるだけの試験を受けてしまおうと思ってます。
インタビュアー:
将来はどんなふうになりたいですか?
マルケイ選手:
ジャーナリストとして、スポーツの世界にとどまりたいです。
わたし、以前、アメリカの雑誌に、ツアーについてのちょっとしたエッセイを載せてもらったことがあるんですよ。
インタビュアー:
アイスショーでの表現についても、進化していかれるんでしょうか?
マルケイ選手:
あきらかに、アイスショーでの表現については、わたしにはまだまだ足りないところがあります。でも、逃げたくはないですね。
何百人もの人がわたしに集中していると思うと、やっぱり緊張しちゃうんですけど。
インタビュアー:
あなたはフランスで人気があります。夏のあいだは、フランスで練習するそうですね? 昨季はフランスでのショーツアーにも参加しました。
イタリアとフランスでスケートをめぐる環境の違いはありますか?
マルケイ選手:
フランスとイタリアのスケート環境には、だいぶ違いがありますね。フランスでのほうが、スケートの人気が高いと思います。テレビ中継も多いですし。有力選手のすべての試合を、大きな放送局が取り扱うんですよ。イタリア人から考えたら、それってSFみたいなものですよね?
フランスのお客さまは目が肥えていて、スケーターのこともよく知っています。わたし自身、イタリアでよりフランスでのほうが「有名」だと思いますよ。
インタビュアー:
あなたの公式サイトのフォーラムで、ブライアン・ジュベール選手との交際についてのいくつかのコメントがあったと聞きました。
マルケイ選手:
わたしに批判的な人がいるというのはわかっていました。
コメントとはかかわりなく、わたしの生活そのものは順調ですよ。
プライベートなことについて、いろいろ書かれたけれど、本当のところは、自分たちにしかわからないものでしょう?
ブライアンはプライバシーを守りたい考えだし、わたしも同じです。
インタビュアー:
あなたは公式サイトで、家族にたいしてとても感謝されていましたね。
マルケイ選手:
家族の支えなしでは、いままでやってこられませんでした。経済的な側面から見ても、スケートは続けるのが難しいスポーツです。
最近、わたしは、いくつかスポンサー契約を得ることにも成功しました。だんだん、親に負担をかけないで、自力でスケートを続けられるようになってきています。
わたしの父は1980年と84年のオリンピックに、マラソンランナーとして参加しています。でも、わたしの競技生活に介入したり、コーチみたいなもの言いはせず、いつだって鷹揚なパパでいてくれました。わたしがいちばん困難な状況にあるときでも、最大のファンで、味方でいてくれるんです。
インタビュアー:
これからスケート競技をはじめる女の子たちに、メッセージをいただけますか。
マルケイ選手:
選手として勝ちたいと願うなら、相当の決心がいりますよ。
夢を追い求めて、敗北や障害に混乱しない意志の力が必要です。
インタビュアー:
活発で楽しいインタビューをありがとうございました!
はい、ここまでです。お疲れさまでした。
インタビューとしてはけっこう踏み込んだ内容で、ジュベール選手との交際についても、ちょっと触れられていますね。ただ、イタリア語からの読み取りがとにかく難しくて、こんなもんかなーという相当勘で、縮めて書いてますので、原文見ていただけるとうれしいです。確実になんか間違ってる。
マルケイ選手のお父さんがマラソンランナーだったというのは、はじめて知りました。彼女の、汲めども尽きぬスタミナ満載な風情は、お父さん譲りのものだったのかな。
SP「椿姫」は続行で、FS「ロード・オブ・ザ・リング」は、もしかしたらモロゾフプログラムに若干の手を入れるつもりなのかな? インタビューの予定どおりなら、いまごろ、マルケイ嬢はハッケンサックにいるはずです。
ヨーロッパ選手権でもメダルが射程内に見えてきて、来季は勝負を賭ける年かな。カロリーナ・コストネル選手が欠場したイタリア選手権で優勝、チャンピオンタイトルを得るも、ヨーロッパ選手権や世界選手権では、まだまだ格が違うところを見せつけられたマルケイ嬢、しかしこの気の強さで、ただで引き下がるとは思えません(笑)。
来季の彼女がほんとうに楽しみです。
スルヤ・ボナリー選手とかね、エミリー・ヒューズ選手とかね。「どうよ!」系の選手って、大会にいないと、やっぱり寂しいですもんね。彼女たち見てると、元気が出ますから。うん。
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