ジュスティーヌ・エナン引退のショックが、なんだかんだいってまだ続いていて、ネットを繋ぐと、新しいニュースを探してしまう灰原です。
引退発表記者会見を英訳した文章がネットに上がっていたので読んだのですが、エナン本人はとてもすがすがしい雰囲気で、ああ、これで良かったんだな、と思える。でも、涙なくしては読めないです。
とくにカルロス・ロドリゲスコーチを語ったくだりは、読むたび泣いてしまいます。
テニスの選手とコーチとは、ほかの競技に比べると、ビジネスパートナー的な関係であることが多かったりします。まあ、けっこう親御さんがコーチというパターンも多いんですけど。
ランキングを上げるために、コーチを変えたりはよくある話で、そんな中で、12歳からずっと同じコーチについていたエナンのケースは、けっこう珍しいんじゃないかと思います。
エナンは、12歳のとき、お母さんを亡くしました。
小さなジュスティーヌを、ローラン・ギャロスに、テニス観戦に連れて行ってくれたお母さんです。お母さんの思い出がエナンに、ローラン・ギャロスで優勝する人になりたいと思わしめたのです。そして、やがてそこで、3連覇を成し遂げたわけです。
ロドリゲスコーチは、エナンがお母さんを亡くしたころからそばにいて、家族との不和が続いた彼女を、もうひとりのお父さんのように支え続けた人です。彼の奥さんや、子どもたちもエナンを支えました。ロドリゲス一家がいなければ、エナンは、いまほどのビッグ選手にはなってないと思います。
エナンは会見で、「ロドリゲスコーチは、勝利の歓喜のときは、私の家族たちに場所を譲ってどこか遠くにいて、でも、負けてつらいとき、苦しいときは、いちばんそばにいて、支えてくれた」というように言っています。
エナンは自分のテニスアカデミーをすでに開設していて、ロドリゲスコーチにはそこでの育成をお願いする考えであるようです。自身も、アカデミーに関わっていくつもりのようなので、完全にテニスを離れてしまうわけではないんですね。ちょっとホッとしました。
マルティナ・ナブラチロワにあこがれてシュテフィ・グラフが育ち、そのグラフをアイドルとして、ジュスティーヌ・エナンが育ったように、エナンにあこがれた選手が、才能を花開かせてくれるといいなあ。
その選手が、エナンとロドリゲスコーチのアカデミーから生まれたら、もっとうれしいなあ、と、思ったり、するんでした。
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