今日は、おとといの記事の続き。
icenetwork.comの、カート・ブラウニングさんの記事、後半分の日本語書き取りです。
元記事はこちら→ http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20080425&content_id=47949&vkey=ice_news
いつもの言い訳。灰原は英語ができません。これからお目にかける記事は、自動翻訳を日本語らしく整えただけのもの。間違いもありえますし、ダイジェストもするつもりですので、よろしければ、原文もご覧くださいね。
それでは、本文にお進みください。



【icenetwork.com:カート・ブラウニングをつかまえて その2】


――イエテボリワールドでジェフ・バトル選手が優勝したあと、あなたは「ジェフの世界は変わるだろう」とコメントしました。
あなたがはじめの世界タイトルを獲得したときの経験から、そのようなコメントになったのでしょうか。


ブラウニング氏:
少しはそういう部分もあるかな。でも、大部分は違います。
正直いって私は、ジェフはこれ以上、伸びないと思っていたんです。キャリアの最上の演技を、もう保つことができないんじゃないかって。
でも、彼は、懸命にスケートにしがみついて、世界選手権という場所で、最高の演技をすることができました。
なんだかんだいって、彼はオリンピックメダリストだし、世界選手権メダリストでもあるんだよね。
私がはじめて世界タイトルをとったときなんか、私はまったくの無名でした。はじめて出住した世界選手権は15位にしか入れなかったし、オリンピックでは8位。
そんなヤツが優勝しちゃったもんだから、みんなが「こいつは誰だ?」って調べようとしたんだよね。23時間ぶっつづけで新聞のインタビューを受けることにもなりました。
ジェフは、こんな目にはあってないはずです。


――1988年のオリンピックを、昨日のことのように感じますか?


ブラウニング氏:
記憶の中の自分は、いまの自分とは別人みたいに感じますね。だけどしばしば、カルガリー五輪のことを、昨日のことのように感じたりもます。
最近私は、ユーチューブで自分の古いプログラムを見て、少し追憶にひたりました。ジェフリー・バトル選手の優勝以来、むかしのことをよく思い出します。
たぶん、私が、20年前、世界で始めてクワドを降りた人間からでしょう。


――今シーズンの『スターズ・オン・アイス』では、どんなプログラムを滑るおつもりですか?


ブラウニング氏:
デヴィッド・ウィルソンが、私のためにプログラムを作ってくれるはずです。昨年は、彼の振付でツイストも踊りました。彼のプログラムは、昨季もなかなかの人気をとりました。
来季のプログラムは、老クリストファー・ディーン氏にも依頼しています。
たぶん、私は、演技者としてのキャリアの終盤に近くにいると思います。ディーン氏は、私のプログラムを作るために、古いテレビ番組をたくさん見始めました。そういう雰囲気、私は好きなんですよね。


――聖火リレーなどで騒動が続いている北京オリンピックについて、なにかご意見はおありですか? ボイコット論などもあるようですが。


ブラウニング氏:
じっさいにハプニングが起きたとして、誰が怪我をすると思います? 選手たちですよ。
私の言い分を言わせてもらえれば、私は選手時代、いつも、国の代表になりたいと考えていました。
ボイコットすれば、出場のチャンスは消えます。アスリートの立場なら、「いやいやいやいやいやボイコットなんかとんでもない」と言うでしょう。
私たちは、自国の方針を俯瞰して、それに賛成したり、反対したりできます。ただ、そもそもこの手の問題が議論の的になることじたいが、不運だと思います。
スポーツマンは無力な存在です。国の方針を決定する力なんか、なにひとつありません。



はい、これで本文終了です。お疲れさまでした。
前半より激しくダイジェストしましたので、ぜひ、元記事もご覧くださいね。
さて、ジェフ・バトル選手のイエテボリ優勝以来、4回転の越し方を思い、ノスタルジーにひたるようになった、という、ブラウニングさん。世界初のクワドジャンパーは、クワドレスの世界チャンピオンにたいして、コメントを求められる機会も多かったのかもしれません。
カナダでは、北京オリンピックにたいして、出場の是非が論じられているようで、それについても「どう思うか」と意見を求められたブラウニングさん。国の代表になるために、懸命にやってきた選手の立場から言えば「ボイコットなんか、冗談じゃない」と思う、というコメントは、ブラウニングさんらしく、非常に率直で、いいなと思いました。そして、「そもそも、こんな議論が必要なことじたい、不運だ」というコメントに、深く頷いてしまいました。ほんとにそうですよね…。
ざっくばらんなコメントで、いまも高い人気を保つ、世界初のクワドジャンパー、カート・ブラウニングさん。演技者としてのキャリアの終盤にさしかかってる、なんて、弱気のことは言わないで、今年もバンバン攻めていってくれたら、うれしいです。




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