フィギュアスケート、イエテボリワールド男子シングル、優勝したジェフリー・バトル選手は、本国でも引っ張りだこで、お忙しいもよう。あちこちのテレビ出演情報が、海外サイトに載っています。日本に居ながらでは、見られないのが残念なところです。
せめて、ネットになんか面白い記事ないかなあ。
と、思って漁ったてたら、ありました。ジェフリー・バトル選手のミニインタビュー。URLはこちら→ http://network.nationalpost.com/np/blogs/postedsports/archive/2008/03/31/newsmaker-noah-for-monday.aspx
タイトルは『Newsmaker: Buttle says his quads will come later』。
今日は、この記事を、日本語に書き取ってみます。
ええと、いつもの言い訳です。灰原は英語力がなく、これからお目にかける文章は、機械翻訳を日本語らしくととのえてみただけのもので、間違いもあるかと思います。わからない箇所など、飛ばしている場合もありますので、よろしければ原文もお楽しみいただけるとうれしいです。
それでは、本文いってみましょう~。
【Newsmaker:ジェフリー・バトル選手ミニインタビュー】
~クワドの完成は遅れている、と、バトル選手、語る~
ジェフ・バトルは、負け犬ですらありませんでした。かつてオリンピックで銅メダルすら獲得した彼ですが、スウェーデンでは、いわば「お豆」とみなされていたのです。しかし、フランスのブライアン・ジュベール選手や、日本の高橋大輔選手といった有力選手たちがジャンプで失敗したのを尻目に、「お豆」はほとんど完璧な演技を見せました。
バトル選手は、カナダに10年ぶりに男子シングルの金メダルをもたらしました。意気揚々とさわやかな彼は、ナショナルポストの取材に、率直に語ってくれました。
インタビュアー:
北オンタリオで育ったカナダ人なのに、どうしてあなたはホッケープレイヤーを目指さなかったんですか?
バトル選手:
フィギュアスケート教室に入門したのは、まずは滑る技術を学ぶためで、のちのちホッケーに移るつもりだったんです。でも、フィギュアスケートのクラスで僕は幸せだったので、そこにとどまりました。
インタビュアー:
もしアイスホッケーをやっていても、世界チャンピオンになれたと思いますか?
バトル選手:
場合によるかなあ。僕のチームには、僕を守ってくれる巨漢たちはいますか?
インタビュアー:
あなたが必要なだけ、腕っ節がいいのを揃えましょう。
バトル選手:
完璧ですね。
じつのところ、僕はほんとに、ホッケーやったことないんですよ。好きかどうかも、ちょっとよくわからない。でも、なにしろ僕はカナダ人なんだから、ちょっとでもいいからホッケーの才能を持ってなきゃいけないみたいな、血統的な義務感があります。
インタビュアー:
ブライアン・ジュベール選手は、イエテボリワールドのメダリストプレスカンファレンスで、優勝したあなたの演技にクワドがなかったことについて、失望を表明しました。負け惜しみだと思いましたか?
バトル選手:
率直にいって、彼はがっかりしてたと思います。言い返すこともできたけど、でも、それはしませんでした。彼は、僕が跳べなかったジャンプを成功させたんですよ。だけど、FSでは、クワドのほかにも11本のジャンプが待ってるんです(灰原注:ジャンプコンビネーション3回を含めて、FSにジャンプは8本まで。そのうち3連コンボは1度まで。つまり、FSでは最大で12本のジャンプを跳ぶことができる)。
僕が高得点を勝ち得たのには偶然の要素もあると思います。でも、それほどわずかでもない得点差で、僕は優勝し、金メダルを下げることになったんですよ。
インタビュアー:
バンクーバー五輪での金メダル獲得のために、ご自身のプログラムに、クワドが必要だと思われますか?
バトル選手:
四大陸で、高橋大輔選手が、ひとつのプログラムで2本のクワドを降りたのを見ました。そして彼は、前人未到の史上最高得点を獲得した。
たしかに僕はクワドなしでワールドに優勝しましたが、クワドをプログラムに入れる必要性は感じています。
インタビュアー:
アスリートには、縁起かつぎの儀式を催す人もいますね。あなたもなにか、なさってますか?
バトル選手:
ゲン担ぎとかって、増えてっちゃうモノなんですよね。長い間、僕は、必ず左側からスケート靴を履いてました。そしてリンクに出るまえに、鏡に向かって自分に話しかけるんです。激励したり演説したりね。それから、係りの人に名前を呼ばれるまえに、水で口をすすぐんです。あんまりしゃれた習慣じゃありませんね。
インタビュアー:
あなたに、ひそかな才能はありますか?
バトル選手:
じつは僕、数独が得意なんです。最初は時間つぶしに始めたんだけど、いまはゲームそのものを楽しんでいます。
僕の父も数独が好きなんです。どっちが速く解けるか、競争したりしますよ。
インタビュアー:
トロント大学で化学工学を専攻していらっしゃいますね。
バトル選手:
芸術的スポーツの競技者のくせに、僕は、芸術系科目の成績がいまいちでした。成績が良かったのは数学と科学で、だから高校を卒業したとき、工学系の学部に進むことにしました。トロント大学は第一志望だったんですよ。
インタビュアー:
ISUが発表した「いちばん美しいスケーター」トップ10に入られたそうですね。
美貌の秘密はなんでしょうか。
バトル選手:
遺伝かなあ。自分の容姿については、両親から受け継いだってだけですね。
はい、書き取り終了です。おつかれさまでした。
ホッケーをはじめる以前に、スケーティングを勉強するために、フィギュアのクラスに入ったっていうエピソード、なんか、デジャブな感じだなあなんでだろう、と、つらつら考えていたんですが、さっき思い出した。パトリック・チャン選手も、たしか、ホッケー習いたいってお母さんに言ったら「じゃあ、ホッケーやるまえにまずスケーティングの基礎からね」って言われてフィギュアのクラスに入れられたのが、スケートをはじめたきっかけだったって、以前言ってましたよね。
世界チャンピオンのインタビューだっていうのに、やたらとホッケーのことを聞かれていますね(ははは)。カナダで、いかにアイスホッケーが人気なのか、伺えるかんじがします。
そんなカナダにあって「ホッケーやったことないし、好きかどうかもわかんない」っていうバトル選手は、やっぱりちょっと変わっているのかな。パトリック・チャン君は「ホッケー大好き」って言ってましたからね。
今季開幕直前のインタビューで「今季はクワドに挑みたい」と抱負を語っていたバトル選手、来季は競技会でクワドに挑んでくるのでしょうか? 楽しみにしたいです。
それにしても、家族ぐるみで数独が好きなのか! 日本生まれのパズルなんですよね、たしか。
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