うーん、よく考えたら、イエテボリのアイスダンス、ちゃんと見られるの、まだまだ先なんですよねー…。
ホフロワ&ノビツキー組のFSの放映が、まだないいまの段階で、感想書けないしなあ。プロトコル見ると、どーもミスがあったようなんですけど……まったくノビ太くんたらもうー(←見るまえからノビツキー選手のミスだと決め付けている灰原)。
というわけで、今日も海外ネタで更新しようと思ったら、しばらくイエテボリで浮かれてたあいだに、新しいarticleが増えちゃって、どこから手をつければいいのかわかんないよ!!
まあ、もう、試合もないことですし、ぼちぼち、古いネタも含めて、記事更新していきますねー。
とゆーわけで、今日の更新は、イエテボリワールドには残念ながら欠場した、ロシアのエース、ドムニナ&シャバリン組インタビューです。
インタビューがとられたのは、ヨーロッパ選手権直後と、GPS中国杯の直後で、インタビューは2部に分かれています。ヨロ戦直後のインタビューでは、ふたりとも、ワールド棄権なんて露ほども考えてなさげなのが泣けます(うう)。
どちらのインタビューも、昨季から今年にかけて、順位も得点もジャンプアップしたふたりの今季について、比較的詳しく語られていて興味深いので、まあ、長い記事なんで多少ダイジェストさせていただきながら、いつもどおり、機械翻訳頼りの「ここが変だよ! 間違いだらけの灰原日本語書き取り」ではありますが(古ー)、書き取りしていこうかなと思います。今日はとりあえず、ザグレブ編。
元記事のURLはこちら→ http://www.figureskating-online.com/pageID_5653163.html
それでは、本文にどうぞー。




【オクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリン組インタビュー】
~part1・於ザグレブ 2008年 1月~



インタビュアー:
ヨーロッパタイトルを獲得した実感はありますか?


ドムニナ選手:
家に帰ったら、自分たちの勝利が理解できるんじゃないかしら。でも、たったいま、私たちはとても穏やかな気持ちで、大きな感情はありません。私たちはとても幸せです。でも、たぶん疲れているんだと思います。だから、いろんなこと、あんまり考えられないんです。


インタビュアー:
今シーズンは、グランプリファイナルとヨーロッパ選手権とで勝ちましたね。


ドムニナ選手:
私たちはずっと、進化のためのステップを踏んできました。だから、今季の成果については、驚くにはあたりません。私たちは、どこからともなく現れて、トップまでのぼりつめたわけではありません。
今季、私たちのキャリアは、一定のステージに到達したと思います。私たちはすでに5年、組んで滑っていますが、この5年のあいだ、段階的に成長してきたんです。


インタビュアー:
どんなふうに、アイスダンスを始めたんでしょうか。


シャバリン選手:
私の場合は、まず両親が、私にフィギュアスケートを習わせることを選びました。
サマラスケート学校の、そ若いコーチだったOleg Sudakovは、私のなかになにかを認めて、アイスダンスをするようにと示唆しました。それで、アイスダンスの道に入ったんです。当時10歳で、私はけっこう太っていました。


インタビュアー:
アイスダンスのどんな点がお好きですか?


ドムニナ選手:
まずは、ダンスそのもの。それから、パートナーとの関係も、面白いですね。一種内部的会話がパートナーとのあいだに発生するとき、アイスダンスってすごい、いいなあって思います。


インタビュアー:
パートナーのどんなところが好きですか?


ドムニナ選手:
忍耐強いところ、それから、イイキャラクターのところ。勇気と……美しさ(笑)。少しの欠点も見つけられないわ。


シャバリン選手:
欠点ないからね。


ドムニナ選手:
もちろん、いくつかの欠点はあります! まったく欠点のない人なんていないもの。でも、彼は本当にいいパートナーです。


インタビュアー:
ドムニナ選手については、どう思っておられますか?


シャバリン選手:
最高ですよ。すべての点でね。ダンサーとしても、女性としても。彼女は女神です。


インタビュアー:
ほかのアイスダンサーと比較して、どこが強みだと思われますか。


シャバリン選手:
言葉で説明するまでもなく明らかだと思いますが。彼女がリンクに出たら、あなたはもう、ほかのダンサーに目を向けられません。彼女はあっという間に人目を惹きつけます。


インタビュアー:
タチアナ・タラソワ女史は、あなたがたのフリーダンスについて、助言したそうですね?


ドムニナ選手:
ええ。彼女は音楽を提案してくれました。振り付けのアイデアは、ぜんぶコレオグラファーが出してくれたものです。
ただ、タラソワ先生が提案してくれた音楽を、さいしょ、私たちは使わなかったんですよ。でも結果的に、その音楽に戻ることになりました。
今季のプログラムは魂がこめられていて、活力も感じられる、素晴らしいものです。でも、正直にいうなら、私は去年のフリーダンスのほうが好きでした。


シャバリン選手:
私は今年のプログラムが好きですよ。最初は、ほかの曲で滑りたかったけどね。いまはすっかり気に入っています。


インタビュアー:
タラソワ女史は、あなたがたの練習を見てくれてるんですか?


シャバリン選手:
ときどき助けてもらいます。主に、プログラムの構成について助言をくれることが多いです。私たちは、それに感謝しています。彼女からは特定の種類のエネルギーが発散されてるんですよね。
技術面では、私たちには私たちのコーチがいて、タラソワ先生に見てもらうことはありません。でも、タラソワ先生はほんとに素晴らしいです。彼女の内部からあふれるエネルギーが、つねに周りを照らしてくれるかんじなんです。


インタビュアー:
おふたりのご趣味をお伺いしていいですか?


シャバリン選手:
もちろん。
私は多趣味ですよ。定期的に新しいことに手を出すんです。最近では、ギターの演奏をはじめました。昨年の夏、コーカサス地方を訪れたときは、ヨガを練習しました。いまではクラスにも参加して習ってます。ヨガは私を助けてくれますし、すごく面白いです。


インタビュアー:
ほかのスポーツはやらないんですか?


シャバリン選手:
希望はあるけど、時間がないんですよね。
私はサッカーが好きだし、自動車レースも好きです。でも、我慢です。


インタビュアー:
ほかに、お好きなことは?


シャバリン選手:
映画鑑賞が好きかな。子どものころ、私は映画館に行くのが大好きだったんですよ。でも、当時は、映画ってあんまり人気のある娯楽じゃなかったんですね。
5枚のチケットを買って映画館に入ったことを思い出します。ひとりしかお客が入らないと、上映してくれないんですよ。だからひとりで5枚買ってね、ひとりで見てましたね。


インタビュアー:
ふんだんにお小遣いをもらってたんですね!


シャバリン選手:
いえいえ、当時の映画チケットはべらぼうに安かったんですよ。


インタビュアー:
ひとりで見てて、退屈じゃなかったんですか。


シャバリン選手:
私は退屈なのって嫌いじゃないんです。グループでいるより、ひとりでいるほうが好きですし。


インタビュアー:
ドムニナ選手のご趣味は?


ドムニナ選手:
とにかく寝ることですね。
なんていうか結局、無趣味なんですよ。映画館にいったり、音楽を聴いたりも好きです。でもマキシムは山登りも好きみたいですけど、ほんと、そういう趣味、私にはなくって。


インタビュアー:
どんな音楽がお好きなんですか?


ドムニナ選手:
いろんなもの。ロックは当然好きですけど、ほかにも、ラップも好きだし、ポップスも、ソウルミュージックも、クラシックも聴きます。音楽で気分も変わります。


インタビュアー:
バレエはいかがですか?


ドムニナ選手:
残念ですけど、めったにやりません。


シャバリン選手:
バレエの練習をするほどの時間がないんですよ。


インタビュアー:
あなたがたは、バイオでは「学生」であるとされていますけど、なにを勉強されているのでしょうか。


ドムニナ選手:
私は心理学を勉強しています。


シャバリン選手:
私は、市民行政を勉強しています。それで、政治家になることができました(笑)。


インタビュアー:
スケートのキャリアを終えたら、政治家になる希望があるのですか。


シャバリン選手:
いいえ。そこは、私の生きる世界ではありませんね。
スケートから引退したら、ヨットを買って、海を旅したいんです。海賊みたいな眼帯つけてね。ヴァズゲン・アズロヤンといっしょに!
(灰原注:アズロヤン選手は、アルメニア代表のアイスダンサー。シャバリンさんとは仲良しなんですかね)



はい。今日はここまでー。お疲れさまでした。
ドムシャバって、けっこう重厚な演技のイメージがあるんですけど、このインタビューを書き取りしてて、灰原は何度か笑ってしまいました。ふ、船越さん(シャバリン選手のことです)、お茶目すぎる。
真面目で几帳面なドムニナちゃんにたいして、すこーし変わり者でマイペース、だけど懐の深いシャバリン氏、というコンビで、すごい、なんというベストなマッチングでしょうか! アイスダンスとかペアって、パートナーとの相性が重要だとはよく言いますけど、コンビ組んで比較的短期間で、ふたりが表彰台を狙う位置につけたのは、たんに技術的な問題でなくて、ふたりの性格の相性がいいからかなと思いました。
後半の中国杯直後のインタビューは、情報として古いのでどうしようかと思ったんですけど、読んで笑ってしまったので、やっぱり明日、更新しますね。
今回書き取り部分の質問の中で、ドムニナちゃんに「バレエはやらないんですか」って質問は、ちょーっと、意地悪質問かな? と思いました。
マキシム・シャバリン選手の以前のパートナー、エレーナ・ハリアヴィナ選手は、バレエの練習に専念したいといって、アイスダンスから引退、それでシャバリン選手は、新たなパートナーとしてドムニナ選手と組むことになったんですね。
シャバリン&ハリアヴィナ組は、2001-2シーズンのロシア選手権でジュニア銀、同年のジュニアGPFで金、世界ジュニアで銀をとった、かなり将来を嘱望されたカップルだったっていいます。
そこから変わってパートナーとなったドムニナちゃんは、けっこうプレッシャーあったと思う。どうしても、周囲からハリアヴィナ選手と比べられたと思いますし、その中で、組んだその年の2002-3年のジュニアGPF、世界ジュニアで金とって、まえのパートナーの実績を超えられて、おそらくホッとしたと思うんですよね。
その後シニアに上がって、戦歴を積み上げているドムシャバですけど、それでもいまだに、このカップルに、ハリアヴィナ選手の影を見る人っているのかもしれない。
「バレエはやってません」と、ドムニナちゃんが言ったすぐあとに「時間がないんですよ」と、シャバリン氏が即効フォローしてますけど、「優しいなー」と、感じました。
政治家になったっていうのは冗談として、ヨット買って海を旅したいっていうのは、けっこう本気っぽいシャバリン氏。眼帯なんて……考えただけでも、似合いすぎて笑えます。
つぎのFDのテーマは『海賊』? いっそバレエ版みたく上半身裸で……って、そりゃレギュレーション違反か(わはは)。ドムニナちゃんのメドゥーラ姫も、けっこうハマりそうだし、いいんじゃないですかね。やって欲しいです。




先日アップした、プルシェンコ選手の記事「ジェーニャと過ごした15年」を読んで「泣けたよー」と、桃木先生から感想をいただきました。あれ、元記事がすごくいいんですよねー。
日本語書き取り、少しでも、正しく意味がとれてるといいんだけど。





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