さて、また、フィギュアスケート、世界選手権において、今日はアイスダンスの灰原のお気に入り選手たちについて語ろうと思ったんだけど、アイスダンスって、日本じゃいまいちマイナーですよね。
シングルに比べると、どんな競技なのか、あんまり知られてないかんじ。
つーわけで、今日は、アイスダンスとはなにか、ってあたり、ちょろっと書いてみますね。
【アイスダンス】
日本人に馴染みのうすいカップル競技、しかもジャンプがなく、ステップ重視……とか聞くと、いっけん地味な競技に思えてしまうアイスダンス。じっさいは、フィギュアスケートのカテゴリーの中で、ナンバーワンの華麗さを誇る、超! 派手競技です。
シングルやペアに比べると比較的新しい競技で、オリンピックに採用されたのも1976年インスブルック五輪からですが、競技に親しむ人は着々と増えていまして、いまやペアをはるかに凌ぐ競技人口を誇ります。
アイスダンスにも独特のワザがあります。まずはざっと挙げてみましょう。
●リフト
女性をリフトしたまま男性がまっすぐ移動する「ストレートラインリフト」、男性の移動軌道が曲線を描く「カーブリフト」「サーペンタインリフト」、リフトしながら男性が旋回する「ローテーショナルリフト」などがあります。制限時間があり、時間を越えてリフトを続けると減点。
●スピン
ダンススピン。女性と男性が組んだ形で回る。よくあるのは、女性がキャッチフットもしくはビールマンポジションで、男性がサポートしながらスピンする形。イギリスのカー姉弟が今年のODで披露している、女性シット姿勢、男性キャメル姿勢のダンススピンなどは難度が高く、高得点が期待できる。
●ステップ
リンクの短辺からスタートして、向いがわの短辺に到達するまで直線的に踏んでいく「ミッドラインステップ」、対角線上に滑る「ダイアゴナルステップ」、リンク上にS字を描くような形で滑る「サーペンタインステップ」、円を描くように滑る「サーキュラーステップ」などがある。
●ツィズル
スピンのように回転しながら移動するワザをツィズルという。アイスダンスでよく振付けられる、男女ユニゾンしたツィズルのことをシンクロナイズドツィズルという。ぴったり揃った瞬間は鳥肌モノ。ODでは単体ではエレメンツになりませんが、ステップには必ず入っています。FDでは必須演技要素。ふつうに回転するのはもちろん、膝を後ろに折り曲げてブレードを掴むなど、ポジションのバリエーションもあり。
アイスダンスは、コンパルソリー、オリジナルダンス、フリーダンスのみっつのカテゴリーを滑り、総合得点で勝敗を決めます。コンパルソリーは、規定とも呼ばれ、一定の決まったステップを演技する。その年の課題は、前年以前にISUで3題が決められています。今年の課題は、「オーストリアンワルツ」「ヤンキーポルカ」「アルゼンチンタンゴ」。さらに、試合以前に、ISUのくじ引きで、その3題のなかから、大会の課題が決められる。イエテボリ世界選手権のコンパルソリーダンスは「アルゼンチンタンゴ」と決まっています。
課題のステップの順番は決まっていて、逸脱は許されず、ちょっとした上半身の振付くらいしかチームごとの差異はないはずなんですけど、なぜか、すごくチームの個性が感じられたりするんですよね。
オリジナルダンスは、シングルやペアの、ショートプログラムに相当するもの。必須要素が決まっていて、それにそったプログラムを滑ります。必須要素とともに、必須テーマも決まっていて、たとえば今年のテーマは「民族舞踊、ないしはカントリーダンス」。これがねえ、面白いんですよね! アイスダンス見るのはじめての方にも、今年のオリジナルダンス、とってもお勧めです。
フリーダンスは、シングルやペアの、フリープログラムに相当するもの。自由に振付けられたプログラムを滑ります。ただし、要素の演技回数などに制限があるのもシングルやペアと同じ。スピンが苦手だから飛ばしてもいいとか、リフト得意だからたくさんやっていいとかいうわけではありません。
そんなわけで、アイスダンスの概略を語っただけで長くなってしまったー(わー)。灰原の好きなチームについては、明日また語ることにしますね。
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