オリンピック2連覇、世界選手権4回制覇。史上最強の女子スケーター、カタリナ・ビットさんが、プロスケートの世界からも引退しました。


☆毎日jp:フィギュア:ビット、氷上にお別れ…「よくやった」 
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20080307k0000m050076000c.html


最後には「カルメン」を舞ったそうです。荒川静香さんといえば「トゥーランドット」であるように、カタリナ・ビットさんといえば「カルメン」ですよね。
いまにして思えば、カルガリーオリンピックでのビット選手は、旧東ドイツ、というより、旧東側の看板娘として、西側の看板娘であるデビー・トーマス選手には、「絶対に!」負けられぬ立場だったとわかります。オリンピックに東西冷戦の代理戦争の様相があったあのころ、スポーツでの結果は、スポーツ以外の人生にも大いに波及が考えられた。プレッシャーは想像を絶します。
もちろん、ライバルのデビー・トーマス選手にもプレッシャーはあったはずですが、行動の自由の少ない東ドイツの選手だったカタリナ・ビット選手が耐えざるを得なかったそれは、個人が背負うには大きすぎるものだったと思います。
その中で、あの美しいカルメンを演じきれた精神力はすさまじいとしか言いようがない。驚嘆します。
これから、何人のスケーターが「カルメン」を滑っても、その向うには、カタリナ・ビット選手のカルガリーの残像が永遠に潜む気がする。
オリンピックの思い出の地、サラエボの苦難を嘆いて、リレハンメルで復活の演技をした「花はどこへいった」も、しみじみとした、よい演技でした。「カルメン」は神がかりだったですけど、「花は」は人間らしい、とても人間らしい演技で、むしろ感動しました。
プロスケーターを引退なさったあとの計画は、どうなのでしょうね。スポーツコメンテーターとかになられるのでしょうか。ナンシー・ケリガンさんみたいに、元気な姿を、たまにwebテレビとかで見られると、うれしいのですけど。
華麗で強く美しい花。ありがとう。お疲れさまでした。



ダイナバナ
女神幻想ダイナスティア は乙女のためのコミュニケーション重視のMMOオンラインゲーム。

争いのない世界にあなたも遊びに来てね。
今なら無料で遊べます!


お買い物バナ

※乙女なショッピングモール「乙女のおかいもの」でもうきうき情報紹介中!


ダイナ情報バナ

※メルマガ「ダイナスティア情報局」登録はこちらから!